修身教授録<Ⅰ>第18講 人を植える道

教育とは木を一本ずつ植えていくようなものであり、教師本人が亡くなっても植えた木が自ら成長していくように育てるべきもの。
一斉教授である学校教育のみでは人を植えることはできない。
その場限りの教育は幼稚園児の相手をしているのと何ら変わりはない。
そんな教師のまま退職すると後には荒野しかなく虚しさしかない。
そうならないためには、有志の青年たちの読書会を設けること。
そこから育った人材が世に出ることで正しい改革が行われる。

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今までの中でも特に辛辣な講だったと思います。教育学部の必修課程にしてもらいたいくらいですね。
来月から読書会を立ち上げるのですが、それにあたりこの心構えは覚えておこうと思います。自分自身もそういった人材になるべきだし、参加者の人にもそうした人材になるきっかけを掴める会にしたいです。
また、近々子供に一道をひらくようなてらこやに参加させていただく予定ですが、子供の指導にあたりこの視点はとても重要だと思います。いずれ自分も教壇に立たせていただく機会があれば、前日にこの講を読んで、「植える」意識をもって臨みたいと思います。

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