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ガチャ創始者、ガチャ商売の認識

ガチャ創始者、ガチャ商売の認識、、、、

1965年の2月17日に蔵前2丁目に設立された日本初のガチャ会社ペニイ、、、、

創始者、、、、重田龍三氏が、ガチャガチャが、どいう商売なのかわからない社員に

ガチャガチャ商売とは、何ぞや?
を自ら、社員の教本としてまとめたものから抜粋、、、、

ガチャ商売の原点、、、

【仕事の認識】(文)重田龍三氏

自動販売機と名の付くものは我々の周囲にかなり多くみられます。

二、三、例にとって考えてみてください。

それらはいずれも買い手の希望通りの品が出てくるはずです。

20円区間の切符を買うのに10円区間では、具合が悪いはずです。

コーラが欲しいのにリボンジュースでは、客は怒るでしょう。

ここで、我々の自動販売機(以下VMという)を見る事にします。

中の玩具は、異種の玩具が、同型のカプセルに入って、高価なものから

普通のものまで混入されております。

高価な商品(目玉といいますが、略語でPZ(ピーゼット)ともいいます)が、

一台のVM中に約30個入っております。

全体で300個くらい入ります。

客は、10円コインを入れても何が出てくるのかわかりません。

ここが、一般の自動販売機と大きく異なる点です。

何が出るのが解らない、というギャンブル性が少々加味されています。

我々はこれを、『夢』 といいます。

このギャンブル性が大きくなれば、『悪夢』 になります。

無心な子供達に対して、健全な夢を売るためには、我々の商品が、イカガワシイ物であってはならないのです。


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