スナップ(SNAP)決算発表について

Snap {SNAP}

-スナップチャットを通じてショートビデオ、画像イメージを通じたコミュニケーションツールを提供。

-2021年は数多くの機能性を拡充しアクティブユーザー数を充当に伸ばしているソーシャルメディア企業として注目を集める。

-22/12期1Q決算は、売上$1.06bil(予想$1.07bil)下振れ。

-調整済みEBITDA $64.5mil(予想$24.5mil)上振れ、上限予想$101.4mil未達。

-1日当たりアクティブユーザー 332mil(予想330.2mil・会社計画328mil – 330mil)上振れ。

-ARPU $3.20(予想$3.25)下振れ。北米$7.77(予想$7.81)下振れ ・ 欧州 $1.93(予想$1.92)上振れ ・ その他海外 $0.95(予想$0.97)下振れ。

-調整済みEPS ▼$0.02(予想▼$0.17)上振れ、上限予想$0.00未達。

-2/24にロシアによるウクライナ侵攻が発表されてから多くの広告主がキャンペーンを一時的に停止しており、ウクライナ侵攻後にダイレクトレスポンス・ブランド広告両方の売上成長モメンタムは軟化傾向にある。

-また、幅広い業種の広告主からサプライチェーンの混乱やインプットコストの上昇、金利上昇による景気への懸念など、マクロ要因に起因する形で広告支出を抑制する動きがみられている。

-22/12期2Q会社計画は、売上YoY+20% - 25%(YoY+28%)下振れ。前述の悪影響は2Qに入ってから更に加速していることから、広告主によるキャンペーンの休止や広告予算削減などについて会社側は懸念している。

-1日当たりアクティブユーザーは343mil – 345milと予想。

-また、22/12期は大規模な投資を行うと述べている中で、利益は抑制されることについても言及。

-アクティブユーザーが順当に増えていることはポジティブだが、マクロ環境についてネガティブなコメンタリーが多いことはやや気掛かり。アフターマーケットで上昇しているが手放しで喜べるガイダンスではない印象。

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