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女性専用有料トイレカー

皆さんにとって人生最大のピンチっていつでしょうか?

私は2024年1月13日(土)
『女性専用有料トイレカー』
急げ!!フェムテックサポートカーと言う
タイトルで、クラウドファンディングを
開始しました🚽🚛

結果は見事に撃沈😅
一人一人にお話すると、有料でも使うと言う
女性が大半でしたが、クラウドファンディングとしては失敗に終わりました。

社会性のある事業ですので、ぜひ最後まで
閲覧頂くと幸いです🙇‍♂️


女性なら一度は経験した事のあるトイレ渋滞

花火大会、LIVE、音楽や飲食フェス必ずといっていいほど起きるトイレ渋滞

特に女性トイレは長蛇の列

こんな風に思った事ありませんか?

『お願いして先にいかせてもらおうかな?』

『お金払って少しでも前に行かせてくれないかな?』

お子さんが急にトイレ行きたい!『なんで急に言うのよ。』など

でも困っているのは皆さんも同じ。困っていなければそもそも長蛇の列に並んでいないのですから。

ではそんな時、長蛇の列の隣にすぐに利用できる有料トイレが設置してあればどうでしょうか?

迷わず料金を支払ってでも、人生最大のピンチを乗り越えようと思いませんか?

『え!?トイレにお金を払うの?』

『困っている人からお金を取るの?』と今にも聞こえてきそうです。

もちろん無料で綺麗なトイレに入れるのがベストです。

ただその時その瞬間の物事の価値って変わると思いませんか?


現在日本にはトイレを有料化するという文化は定着していません。(一部駅構内トイレに有料化)

ですがヨーロッパ各国ではすでに公共のトイレが有料(一部無料)なのです。

公衆トイレを有料トイレ化した理由は設備維持費(清掃、、水道代、備品代など)として使用されているようです。数年前に日本でもトイレ有料化については物議がありましたが、動物は排尿するのが当たり前なのだから衛生面で必要不可欠と有料化反対側に押し切られました。


今回の私どものプロジェクトでは公共のトイレもしくは無料の仮設トイレを有料化したいという事ではありません。あくまで、誰にでも起こる急な体調不良や我慢できない緊急の方にご利用頂く女性専用有料トイレ(移動式)の設置プロジェクトになります。

イベントやコンサート等に良く参加される方なら、単純に無料仮設トイレを増設すれば良いのでは?と思うと思います。

では何台増設すれば渋滞は緩和されますか?適正の台数って何台なんでしょうか?

もし仮設トイレを増設した場合の経費はどこから?チケット代に上乗せする?

もし仮設トイレを増設する為、チケット代を値上げします!と言われたら、利用しない方からするとなぜ私達まで?と反対意見の物議になりそうな気がします。

我々は必要な方に必要な時だけ、料金を支払ってでもこの苦難を乗り越えたいという女性の為に移動式トイレカーを人が混み合う場所(花火大会、LIVE、フェス等)へ出動させたいのです。


なぜこのようなプロジェクトを立ち上げようと思ったかについてお話させて頂きます。

私は長年勤めていた会社を退社し、前職美容系の会社にお世話になっていた経歴を活かし起業を決意しました。ただ起業を目指すのにも事業内容や方向性を定める為、これまでお世話になった方々へご挨拶に伺いながら、自分の進むべき道をたくさんの方にアドバイスを頂き、展示会やイベントに足を運び、多くの出会いを求め全国行脚してきました。

そこで出会ったのが『フェムテック』という私には全く聞き覚えのないフレーズでした。同じ美容業界に居ながら、自分の全く知らない世界がそこには広がっていたのです。

『フェムテック』という言葉を知らない方に簡単にご説明をさせて頂きます。

Femtech(フェムテック)はFemale(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、

【生理・月経】【妊活・妊よう性】【妊娠期・産後】【更年期】などの女性特有の健康課題をテクノロジーの力で解決する為の製品・サービスを指し、2027年には世界で7兆円規模の市場になると言われています。(2023年現在国内約700億円)そして女性自身が自身の身体を理解し、向き合い、健康課題に対するケアを『フェムケア』と言います。

私は2023年10月に開催されました『FemtechTokyo』に参加し、フェムテックの世界に触れ、これまで自分が女性に対して理解しているつもり、分かっているつもり、いや!何も理解できていなかった。理解しようともしなかったんだと思い知らされ気づかせてもらいました。もしこのタイミングでフェムテックに出会わなければ、一生知る事もなく女性の健康課題に向き合う事もなかったんだろうなと思う事ができました。


前述には『フェムテック(フェムケア)』は女性自身が向き合う健康課題と記載しましたが、女性だけが向き合う事ではなく男性も一緒に悩み、考える事が本来のあるべき姿ではないかと思うのです。

『男女平等』『男女雇用機会均等法』と言葉では男女の垣根を越えて、差別のない社会を目指すとありますが、ほんとに上辺だけの言葉だったなと自分自身に強く思いました。これを読まれた男性の方でどれほどの方に共感頂けるかは分かりません。ただ大多数の男性は女性の事を理解できてませんし、女性も理解してもらう事を諦めてしまっているのではないでしょうか?


女性自身が自分の身体を知り、正しいケアをする。

男性も女性特有の健康課題を知り、理解する。男性は女性の体にはなれないので本当の理解は難しいかも知れません。だとしても知る事は出来ます。少しづつ互いに歩みより、男性が女性を知り、努力すれば女性ももっと知って欲しいという気持ちが芽生え、日本人特有の羞恥心が邪魔をして、言葉にする事、表現する事を諦めていた男女が本心で向き合える社会。そんな社会が真の男女平等だと考えています。


『フェムテック』を日本に広める活動として自分に今できる事がないかと、毎日たくさんの方に自分の思いを伝え、女性のあったらいいなに応えられる、助けになれる事業を真剣に考えた末、女性専用の有料トイレ(移動式)に行きつきました。もちろん男の私でさえ飲食店でトイレが一つしかなくピンチが訪れる事は何度もありましたが、そんな男性の苦労より女性の苦労はその何十倍にも及んでいると思います。

接客業をしている知り合いから、忙しい時間帯や繁忙期には一日中トイレにいけない事もあるという話を聞いた事があります。少しイベント時のトイレ渋滞と話は逸れてしまいますが、サービス・接客業をされている方はある意味我慢する事に慣れてしまっている状態で仕事を続けている方も多いのではないでしょうか?


実際、接客業をされている方のお声も頂いております。

【30代女性美容師】

・接客中トイレに行けず我慢する事が日常になり、我慢した結果膀胱炎になり、今でも病院に通って治療を続けています。

【30代女性飲食店勤務】

・接客中トイレに行けず、生理中はいつもかぶれがひどくステロイド塗っています。

【40代営業事務】

・会議が長引き、トイレ休憩もない状態で我慢した事が何度もあり、筋力低下による複合作用。現在クリニックに通っています。


まだまだ紹介しきれないくらいトイレのトラブルは日常でも起きており、女性にとって由々しき問題というのは今に始まった事ではありませんし、もちろん女性だけの問題ではなく、健康維持の観点から男性にも言える事なので、男女ともに気配り目配り思いやりが大切である事を忘れてはいけません。

ひと昔前であれば、会議が長引いても、休憩がなくとも我慢するのが当たり前の時代で、先輩や上司の前でトイレに行く事が悪い事のように思っていた時代もありましたが、今はそこまでの気を遣う事もなくなったように感じます。ただ少数派ではありますが自分の事しか考えられない人も中にはいるようです。

話を戻しますとフェムテックを女性だけでなく男性も正しい知識をつける事により、互いに思いやる場面が増え、声をかけるタイミングや声のかけ方も身についてきます。男性が理解してくれているという実感があれば、当然女性も男性に相談しやすくなりますし、相談されて嫌な気持ちになる男性はいらっしゃいませんから、年齢問わず互いに歩みよれるきっかけになればいいなという事で今回『女性専用の有料トイレ』に着目したというのがこのプロジェクトを立ち上げたきっかけになります。

今回のプロジェクトを機に女性のトイレにまつわるトラブル、健康被害、お金を出してでもトイレに行かなければいけない事情を社会的問題定義としてとりあげて頂き、ただトイレの時間を取れば良い。ただ女性トイレを増やせば良いという楽観視した問題ではなく、トイレにすぐ行けない事が女性にとって肉体的・心身的に多大なストレスになっている事を真剣に考える機会を持って頂きたいと考えています。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
フェムテック、フェムケアに関する女性が合ったら良いなと思うサービスを提供できるように
活動して参ります。
ご賛同頂けます個人様、企業様からのDMお待ちしております。

一般社団法人フェムメンズクラブ
代表理事 東谷篤信


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