一人でラーメン食べながら笑ってたやつ

みなさんラーメンは好きですか?
私は好きです。
一週間に一回くらいはラーメン屋さんにいきます。

先日とあるお店に行きました。そこは行ったことなかったお店で、土日はよく混んでるのを見ていたので、レビューとか見なくても美味しいんだろうな的なことは思ってました。

大体初めてのお店で注文を選ぶ時って迷うんですけど、やっぱり食べるまではどんなのが出てくるか楽しみですよね。
それでそのお店でも注文が届き、一口食べて見たところで…

すごい美味しい!

ってならなかったんですよね。
ん?うん?って思いながら食べてました。
思ったよりそんなに、って感じだし、
最初の何口かはずーっとなんだこれって思いながら食べてました。

それでスープだけ飲んでみたらめちゃくちゃ美味しい
さらに疑問になったわけです。このナンカチガウ感は何かと。

気づいたんですよ。
麺の小麦の主張が強くて、スープと張り合ってて調和が取れてなかったんですね。
それぞれが頑張ってるって感じで、絡み合ってなかったんですかね。

麺だけに集中してみれば、麺もすごい美味しくて、すげーってなってましたが、
麺とスープは反発しているし、それぞれが良くても、これらが一緒になった時のバランスが大事だなあ〜と思ってたんですが、ちょっとしたら笑っちゃったんですよね。

途端にさっきより美味しくなりました。何も入れてないのに。
これに関してはすぐに原因がわかりました。
麺がスープを吸い始めたからですね。色々考えて唸ってたりしたので多少は時間が過ぎていたのかもしれない。(とは言っても数分ですけど)
さっきまではお互いに主張を譲らなかった二者がようやく手を取り合った。
麺がスープを吸って、まさにそのラーメンは「完成」されたのです。

それに気づいた瞬間に笑っちゃいました。
麺がうまいだけでなく、スープがうまいだけでなく、
うまい麺とうまいスープの二つが合わさってようやく一つのうまいラーメンになる。
笑ったというのは美味しさからこぼれる笑みのことです。
麺がスープを吸ってから完成になると、ここまで計算して作っていたのだったら、
完敗です。やられました。
食べながら既にもう一回来る価値があるなと思いました。

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