自分のバンドのWikipediaをAI生成する

 こんにちは。お久しぶりです。Carpenter'sBlueの青木9歳です。

Wikipedia、好きですか?

 私は大好きです。

 今年の春にコロナウィルスの濃厚接触者になってしまい、家のなかで過ごす日々を送りました。
 大切なライブをキャンセルせざるを得なかったことは、かなり心苦しいものがありましたが、私生活は苦ではありませんでした。Wikipediaがあるから。
 高校生まで不登校の引きこもり児童だった私は、多くの時間をWikipediaとフリーゲームとpixivと共に過ごしてきました。

 おうち時間のお供、Wikipedia。

 殺人ヒグマの記事を読んで、ヒグマこえーー。殺人オラウータンの記事を読んで、オラウータンこえーー。殺人シャチの記事を読んで、シャチこえーー。殺人事件の記事を読んで、人間こえーー。
 そんな時間を過ごし、夜が明けたら、許されるようなそんな気がして、生きていたいと涙が出たのです(陰キャのきのこ帝国)

 Wikipediaの寄付のお願いに答えたこともあります。ろくに納税もしてないのに…(国賊の時間)

 Wikipediaを愛す日々の中で、ある尊大な欲求が私の脳を占めます。

自分のバンドもWikipediaに載りてー。

 ただ、自分で記事を書くのはしょっぱいものがある。というか自分で編集するのは規約的にアウトらしいです。

 なので、AIに任せてみることにしました。

 みなさんはAIのべりすとをご存知でしょうか?

 非常に高機能な文章生成AIを取り扱っているサイトで、例えばライトノベル調の書き出しを適当に入力し、「続きの文を書く」ボタンを押せば、ウン万と学習しているネット上の文章から適切な「続き」を生成してくれるのです。

 試しにライトノベル調の文章を生成してみました。

どうです?ワクワクするでしょう?

 書き出しを入力し、「続きの文を書く」をポチッ。

 黒字が私が入力したもの。紫色の字がAIが生成してくれたものです。

 すみません。始まって早々、とんでもない事故が起こりましたが、ヒロインの体が強靭だったので人死にが出なくて済みました。アタシは範馬一族の末裔だっつーの!という展開なのでしょうか。

 自分の書きたいふいんき(なぜか変換できない)の一文を入れるだけで、それっぽい展開や、時には人間の脳では考えつかないようなユニークな展開を生成してくれるので、バイト中に暇なときなどに何時間も遊んでます。早くクビになれ。

 お遊びはこの辺にして、早速我々Carpenter'sBlueのWikipediaを生成してもらいましょう。

 世は大バーチャル時代。
メンバー全員がSNSをやっているCarpenter'sBlueなら、メンバーの情報がインターネット中にまろび出ているはず。
 それっぽい記事が生成されるのでは…!

「Wikipedia調の文章を作ってね」とAIにわかるように書き出しを入力することがポイントです。

いってみましょう。

おい!!!!!

 リリー・フランキーと専属枕契約してるんか。

 とんでもなくタイアップに依存したバンドが出来上がりました。

 (余談ですが私はリリー・フランキーと吉田鋼太郎の区別がつかず、映画「凶悪」のサイコパス先生役のリリー・フランキーがトラウマになっているため、ドラマ「おっさんずラブ」の吉田鋼太郎を見ながら「ヒッ……シリアルキラー……!」と怯えていました。)

 あとうちは正規のドラマーがいないんですが、田辺誠一さんが加入してくれるみたいですね。

史実とまったく違うので再挑戦します。


 音楽グループのWikipediaの醍醐味といえば、メンバーがラジオやブログで発信したプロフィールや裏話ですよね。
 中嶋イッキュウさんのWikipediaに「得意技は大外刈り」と書いてあるのとか好きです。

うまくプロフィールへ繋がるようにお膳立てして…。

いっけえええ!

 おっ…

 結構合ってんなこれ…


 omaちゃんは海外ドラマが好きだし、料理も得意なんですよね。
 あまりにも解像度が高いomaちゃんだったのでビックリしました。

 この調子で私、青木9歳のプロフィールもお願いしましょう。

 9歳(くとし)!?!?!?!?!?

 ついに半角数字を名前に入れ出した西尾維新かよ。

 読書、お酒、タバコ、猫が好きなことは合ってますね…。たまに妙な鋭さを見せるので油断なりません。

 あとドラマーの田辺誠一さんが急にクビになって、高垣が叩いてますね。ドラマーも11人もいるのかな。

 ギターのオギタさんのプロフィールも結構なマッチを見せていたので、割愛します。「好きなもの:お笑い」なのが解像度高かったです。オギタさんは世の中のすべてのお笑いを"識(し)"っています。

 最後は、このバンドの代表曲の歌詞を生成してもらいます。

 AIもイラストや音楽を嗜む時代ですので、作詞くらいはお手のものでしょう。

 もうなんかフリも適当になってきてますが、よろしくお願いします。またドラマーがクビになってるな。

終わっちゃったb○ck numberかよ…。
止まらん止まらん、ダサ歌詞止まらん
誰だお前急に!?

 AIのべりすと先生は非常に優れたAIですが、小説用に作られているため、全体的にあまりに脈絡がないと自動的に小説の文体に戻ってしまいます。


 ちょっとワクワクするストーリーが生成され始めたので、この辺で。

 〜トラック転生END〜



おまけ:結構良いじゃん…才能あるんじゃないか…?と思った歌詞と実在しないバンド(並行世界のCarpenter'sBlue)


今回使わせていただいた、偉大なAIのべりすと様の公式はこちら

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