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2020年10月4日現在 大学実名入り対面授業比率アンケート結果

10/10追記 この情報を議員の方に送るよう勧められた為追記します。議員の方々は是非問題を「解決まで至らしめて頂くよう」お願い申し上げます。

経済活動が始まったにも関わらず大学生か歪んだ状況のまま放置されています。
コロナだけが原因ではないことは明らかです。

大学には以下二点を求めます。
・在学生に対しては社会情勢並みに大学を解放し、オンラインが必要ならば状況に応じて採用すること。必要なら対面、ではなく、必要ならオンラインの姿勢まで戻すこと。

・大学がオンライン化を進めたいならコロナを理由にせずそれを明言し、かつ、徐々に対面に戻すのではなく、徐々にオンラインを推し進めること。即ち、在学生を実験台にしないこと。

在学生は凛としたキャンパスの写真、教授との対面授業、学友との交流機会があると広告宣伝され、長い受験を経て、納付期限迄に年間160万円の授業料を払っています。コロナだけが理由なら半年間で対策している筈、社会並みに解放できる筈です。特定商取引法に違反しないのでしょうか。

大学は在学生には提供すると約束したものを提供する義務があります。オンライン大学だと聞いて入学を決めた学生はいません。コロナを理由にこのままなし崩しに大学への入校を拒み続けるのは詐欺に値しないのでしょうか。

2度書かせて頂きます。議員の方々は是非問題を「解決まで至らしめて頂くよう」ご尽力お願い申し上げます。

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はじめまして!この記事を読んで下さりありがとうございます。また、沢山のアンケートご協力者に感謝致します。
先ず自分のことを書かないといけないと思うのですが、noteと紐付いたTwitterアカウントは以前違うことに使っていたこともあり、「大学が一刻も早く平常運転に戻るよう応援する関係者」とさせて下さい。

このアンケートを取りたいと思った背景

SNSには学生やその親による大学の対面授業の少なさや、対面やるやる詐欺対して、大量の不満が満ち溢れています。しかしご存知の様に、状況を一気に好転させるには力が及んでいません。

SNSにはなかなか大学をさらして不満を書けず、結局「私の大学は、、」という曖昧な主語の主張の羅列になり、大学側や世論に訴える力もありません。

在学生には、この情報を得たところで何の役に立つかわかりません。しかし実名は物事を語る上で一番重要な素材です。ならば淡々と2020年10月4日現在の、報道のようなバイアスのかかっていないリアルな情報を、大学名を出して提供することは一定の価値があるのではと思いました。

今回のアンケートから読み取れたこと

①学年に関係なく対面を望む学生がいる

②同じ学部でも対面ありと無しの差があり、対面の機会が不平等である。このフォローを大学は全くしていない。履修したコマの教授や教室都合など、大学側の理由で秋も対面が0になってしまった学生からの不満が多数聞かれた。
←これは対面の調整という名目で、履修のし直しを許可するなど学生を救済してもいい内容、大学側にできる内容なのではと思いました。対面がゼロならば別の授業を選ぶという選択をする学生もいるかもしれません。

③対面を行うと言っておきながら蓋を開ければ後期で1回のみなど、到底「したと言えない」大学が対面再開6割に含まれている。自宅軟禁の様なオンライン授業から開放され、週に何日かでも登校できると思った学生の落胆は計り知れない。


④コロナ感染者が少ない地方大学も首都圏並みの規制をかけている

⑤対面なのかオンラインなのかが講師任せになっている印象。ギリギリまで対面か否かが分からないことを大学が問題視していない。大学がその部分を管理していない。

⑥学生は履修の際に、対面の授業を選ぶか、オンラインだか勉強したいと思っていた授業にするか等、本来考える必要のない問題に晒されている。
例えば週1コマしか対面がない授業のために大学の近くに部屋を借り続けるか、家賃のかからない自宅に戻るか。しかし対面を取らなければ1年間大学にに足を踏み入れることはなくなる。
せめて平常時の50%なら工夫しろと言われれば仕方ない部分はあるだろう。しかし現実は工夫どころか、大学の言いなりにならなければ休学せざるを得ない状況。

ご存知のように、オンラインが全然苦じゃない学生も、大学生活を満喫できている学生も沢山居ます。しかしある日を境に大学側が突然、大学に来れなくても平然とできる学生であれと言うのは不平等極まりないと思います。

この状況を受け入れられる学生を良しとし、辛い思いをする学生を放置する大学は平等制に欠けた体質だと自分は考えます。在学生の心理状況を踏まえ早急に具対策を打つ必要があると思います。

以下の情報は2020年10月3日と4日に、フォローワーが80名程度のアカウントで募集したアンケートの結果と10日までの追記によるものです。

ただただ羅列しただけで申し訳ありません。淡々と事実のみ記載するつもりでしたが、回答者様の気持ちがこもっていたので出来るだけ原文に近い状態で記載します。何かを読みとって頂き大学の平常化に繋がれば幸いです。

最後に、自分は教授の努力もあり素晴らしい授業が殆どです。それだからこそ、教授や学友に会いたいからこそ、ここに事実を纏めさせて頂きます。

間違えてなければあいうえお順。国立、私立、地域で分類していません。

【青山学院大学】
青山学院大学、1年文系 友人情報 対面0

10/5追加●青山学院大学、1,2年生は体育のみの開講です。これまでに体育を取ってる子はもう取れないので1,2年の1/4もいないんじゃないかと思います。

【大阪大学】
大阪大学語学系1年 知人情報
週1のみ対面。地方から来たのでサークルの開催を待つことができず体育会に入部。秋からはもっと対面できると思っていた。

【岡山大学】
10/8追加 岡山大学、文学部の1年。未だ大学で授業を受けたことはありません。
岡山大は4学期制で、今は3学期です。11月の後半から4学期が始まります。3学期は対面と併用で開講していますがわたしはすべてオンラインです。4学期には週に1度だけ大学で授業を受けられる予定です。
対面があるかないかは、履修する授業や学部にもよります。理系の学部の人は夏休み前から対面があったりもしたそうです。
ちなみに、教養の科目の多くが抽選で履修できるかどうか決まります。必修の科目も、です。
今年は対面で開講したときのことを考えて定員が減っている授業もあるそうです。必修の科目すら満足に履修できないような状態です。

【学習院大学】
●学習院大学、法学部政治学科1年。後期からの対面授業はありません。選択でスポーツを履修した学生が、それだけ対面らしいです。

【神奈川大学】
●神奈川大学の者ですが、理学部は対面が毎週数回、工学部は多くて週1(最後の授業だけ対面にし、他はオンラインという情報も)。
法学部、経済、外国語、経営は対面0です。

【関西外語大学】
●関西外国語大学、英語国際学部対面授業0です。
対面授業とオンライン授業を一部並行する方針と言っていましたがその1部もほんの少ない生徒が受けている資格系の講座のみという状況です、、。

●関西外国語大学、外国語学部 英米学科 対面ゼロです。私の大学は学部問わず9割近くの学生が完全オンラインです。

【共愛学園前橋国際大学】
●共愛学園前橋国際大学1年です。国際社会学部国際社会学科のみの単科大学です。
対面7割遠隔3割ほどです。
大学の危機レベル=県の危機レベルで対面か遠隔か変わりまして、危機レベルが2の状態(現在)だと、受講生が75名以上だと遠隔
危機レベルが1だと、受講生が150名以上だと遠隔になります。
講師が東京・埼玉居住の場合は受講生の数に関わらず遠隔で行っています。

【慶應大学】
● 10/8追加 慶應大学、理工学部1年。前期は全てオンライン、後期は体育のみ週2回対面です。体育を履修していない子は、1年間大学へ行けない事が多いです。後期に実験履修の人も数回のみ対面、残りはオンラインと聞いています。本当に1日も早く全面対面に向けて、大学に動いて欲しいです。
●慶應大学、経済学部1年、後期の対面授業は0です。
●慶應大学、法学部政治学科1年。対面ゼロです。同じ学部内でも対面がある学生と、全くない学生がいるのは納得できません。
慶應大学法学部 友人情報 履修した授業に対面なし。サークルはあり。
★慶應大学SFC、10月2日 システムに攻撃 秋学期スタートできず
https://www.sfc.keio.ac.jp/news/014973.html

●【神戸大学】
神戸大学、経済学部1年
①英語 試験のみ対面
これを対面とカウントするのか分かりませんが、大学は対面と発表しているようです。
②中級ミクロ経済学 
対面予定   
専門必修、経済学部一年生200人を、4つに分けて行う予定。
経済学部は似たり寄ったりのよう。一つか二つの人が多いようです。
神戸大学のニュースで1年生の登校を発表していたので、学部でバラツキがありそうです。
オンラインを決めて、始まるまで時間かかり、入学式なく、フォローも大してなく、ほったらかしの印象。本当にがっかり。

【国際教養大学】
●国際教養大学、1年オンライン 留学生が戻ってこれないから対面なし。

【島根大学】
●島根大学、教育学部
3~4割対面開始されました。学食や生協、図書館はずっと使えてます。

【島根県立大学】
●島根県立大学、人間文化部
2割程度?毎日対面入ったみたいです。(急に決まったようです)   
学食はまだ開いてないですが、来週から開くかもしれません。学校内の施設(図書館や中継ルームなど)はずっと使えてます。
ここに至るまでに保護者から陳述文書を送り、学生は署名提出(部活動、サークル全国大会への切符手にしてるのにエントリー許してもらえないなど)し、地元のメディアに取り上げられてから、大学側が動き始めてくれ、対面授業も0から増やされることになりました。コロナ感染者はほぼ出てない地域でです。  

【上智大学】
●上智大学、外国語学部英語学科2年です。後期も対面ゼロで、100%オンラインです。他学部、他学科も、同様だと思います。
上智大学、友人情報 対面なし

【専修大学】
●専修大学、神田キャンパス2年 登校日がない

【大東文化大学】
●大東文化大学、法律学科3年。私の履修している科目は全て後期もオンラインです。私の学科ではゼミに限り対面を認めています。私のゼミは先生の方針でオンライン継続です。
●大東文化大学、法学部法律学科1年です。対面は一つもありません。対面が再開されている大学に編入したいくらいの気持ちです。

【千葉大学】
千葉大学50.5%対面授業ソース
https://www.chiba-u.ac.jp/others/topics/2020covid-19/pdf/20200918report.pdf

【中央大学】
●中央大学、文学部人文社会学科1年
対面は1年間ゼロです。8月半ばに健康診断と専攻別のガイダンスがありましたが、これが1年間で唯一の登校日となるでしょう。
ホームページからも対面がない学生は入校するなという圧を感じます。
●中央大学、法学部法律学科1年です
秋からも対面0です
●中央大学、法律学部法律学科
前期はゼロコマ。
後期は対面1コマです。後は嫌がらせのように遠隔双方向です。
●中央大学文学部1年
前期:全てオンライン
後期:一科目の3回のみ対面予定(残り全てオンライン)
後期の休学届を提出しました。

【筑波大学】
●筑波大学、人間学群心理学類1年
筑波大学は秋学期より対面授業を始めると謳っておりますが、体育1コマだけが対面授業で残りはすべてオンラインです。
対面が体育ってそれって結局はオールオンラインってことでは?と思ってしまいます。

【鶴見大学】
●鶴見大学の文学部日本文学科の2年です。対面は1部始まっていますが私はオンライン100%です。2年生は選択で1週間に4コマあるだけでした。同じ科目でもクラスで対面と遠隔の違いがあります。辛く、1年間何してるんだろうと思います。
以下は文学部(4学科全学年)の実態。


【テンプル大学ジャパン】
●テンプル大学ジャパン、秋の対面授業は全体の2割程度
全員が平等に20%では無く、対面開始した学部が全体の20%といった感じです。

【東海大学】
●東海大学、工学部1年。後期は週1コマ体面です。浪人すればよかったと悔やむこともあります。

【広島市立大学】
●広島市立大学、情報科学部1年。物化実験を履修している学生は週1対面がありますが、履修していなければ対面ゼロです。
芸術学部と国際学部がありますが、そちらはもう少し対面があるようです。
感染者があまりいない地域でも首都圏に習い無意味な自粛が続いています。

● 北海道大学
10/8追加 北海道大学、総合理系1年(北大にも東大の進振りのような制度があり、一年目の成績で行ける学部が変わる制度です。)。前期はすべてオンライン(人によっては体育のみ対面だった場合もあるらしいです。)、後期は私は週に二限のみ対面です。履修の取り方によってはすべてオンラインの人もいますし、同じ教科であっても、対面の先生とオンラインの先生、クラスによる為ある意味運次第です。

【東京都立大学】
東京都立大学、全面封鎖
●東京都立大学、2年法学部
後期も全面リモート
前期は1科目のテストで一回キャンパスに行っただけ

【東京農工大学】
●東京農工大学、1年生が友達作れてないのに寄り添って1年を優先的に学籍番号奇数と偶数でハイブリッド授業(対面とオンライン隔週)にしている。
しかも対面7割できちんと週5で学校行くことになってる。評価できる。

【東京理科大学】
東京理科大学、友人情報 対面なし
●東京理科大学、アンケートによると6割の学生が対面講義週1コマ以下。

【常盤大学】
●常磐大学の人間科学部学コミュニケーション学科です。全てオンライン授業です。実習、実験科目のみが対面授業でそれ以外全てオンライン授業となっています。具体的には看護学部、人間科学部の健康栄養学科で対面授業が行われています。その為、それらに該当しない学科が多いので完全オンライン授業の人がほとんどです。弊学は基本オンライン授業としています。

【日本大学】
●日本大学理工学部の2年です。週16コマ取っていて対面は1教科のみ、それも月1以下の後期中4回です。それ以外は全てオンラインという状況です。

●日本大学理工学部に通う1年生です。
理工学部は学科により対面授業の回数に偏りがあり、必修科目のみの対面授業のコマ数を比較すると多い学科では2週に1回、少ないところでは0となっています。ただし、この差はあくまで製図などの実験系科目が設定されているかどうかの違いで、製図・実験の必修科目が後期に無い学科はそれこそ一度も通学しないといった悲惨なことになっています。その他、選択科目で実験科目を取っていれば、これに加えて最大6回まで通学することが可能ですが、実験科目が前期から継続の通年科目であるため、「対面授業があるから」と後期だけ履修することができません。従って、パターンによってはガイダンスと健康診断以外一切通学しない人も発生することになります。

【一橋大学】
●一橋大学経済学部に通う1年です。
後期授業のことですが、我々1年は学部関係なく週二回あるうちの全員必修の英会話の授業の片方のみが対面です(つまり週に1コマのみ対面授業が行われています)。
対面の比率はほぼ0と言っていいでしょう。

●10/10追記 一橋大学
大学1年生は週1コマ語学の授業、上級生はゼミのみ対面です。それ以外は全てzoomかオンデマンド。教授達はオンラインで創意工夫をされていて、学問探究には熱心。

【福岡大学】
●福岡大学、商学部1年貿易学科です。対面授業は0です。早く大学に行きたいです。

【明治大学】
●明治大学、友人情報 総合数理学部1年 13コマ中3コマ対面。9月後半から対面週1から週2。
同じ総合数理の別学科の友人は週3通えるとのこと。
●明治大学、法学部1年対面0

10/5追記【武蔵野大学】
●武蔵野大学、法学部政治学科の1年です。薬学部、看護学部、教育学部の各学科が優先的に対面授業を採用しているらしく社会科学系の学科は経済、経営、会計ガバナンスの各学科が数えるほどにしか対面授業がありません。同じ大学に在籍して同じように施設利用料を支払っている身からすると何のために大学に入学したのか、何のために学費を納入したのか解せないです。

【早稲田大学】
●早稲田大学、基幹理工学部1年
前期オールオンライン
後期15コマオールの予定だったため、無理に履修を工夫し2コマ実験のみ、何とか対面を受けられるようにしました。
理系でオンラインのみはふざけていると感じています。
●早稲田大学、文化構想学部1年で、秋の対面は一つもありません。履修登録の際に対面の授業を選ぶこともできましたが、対面の回数も全15階のうち2回ほどで、数や内容も限られており選択しませんでした。
(対面を選ぶか内容を選ぶか等、本来考慮しなくていいことまでが学生の負担になっている)
●早稲田大学、文化構想学部1年でオンライン100%です。
●早稲田大学、社会科学部2年 週一のゼミ以外、全てオンラインです。
社会学をメインに授業を組み立てています。
社学は人によって取る傾向が違うので、そんなに参考にならないかもしれません。
授業以外では、学部主催の交流イベントが11月初旬に開かれる模様。1.2年メインだったかな…

【横浜国立大学】
横浜国立大学、理系1年 友人情報 10月第2週に初登校。その後の授業、対面があるか分からない。
●横浜国立大学、理工学部数理科学1年です。秋学期対面は2月に予定されている化学実験全5回のみで後は一切ありません。まだ一度もキャンパスに足を踏み入れてません。家は借りっぱなしで実家に戻りリモートを受けてます。

以上です。