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音楽そしてドラムセットという楽器にまつわるたわいもない戯言

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ドラム歴だけはだてに長いおっさんのドラムや音楽に関する思考の断片。ここに落とした意味無さげな戯言もいつかどこかにまとまっていくはずなんで。➡️ https://junk-groov…
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#楽器に関する戯言

物創りの起点はどこなのか?出発点が違えば結果も大きく変わるはず。 良い物を作って売るのか、売れる物・売れそうな物を作るのか。 出来上がった物の使用目的は同じだが、出発点の違いは、この目的をしっかり観ているのかどうかにも大きく関わっている。 いま、後者が圧倒的に多いのが気がかり。

とあるメーカーのとある商品。その一部分、パーツと呼ばれるものの価格を調べてびっくり!なんと、商品全体を買ったほうが安いという驚愕の事実。修理しながら長く使っていただこうという気は一切無い。ありえん!!

下書きの下書き。 長年携わった仕事の中で、全体のごく一部を切り取っただけのものに執着することが無意味に感じるようになった。 関われば関わるほど、深く足を突っ込めば突っ込むほど、その感覚は大きくなっている。 (音楽や楽器の話。まあ他のことにも当てはまるけど。。。)

その手のアイテムの中で1、2を争うほどのお気に入りだったものが、実に久しぶりに目にしたと思ったら仕様変更(アナウンスは当然のごとく無し)のせいで魅力半減(どころではない)。。。しかも、取扱元の反応が。。。。。いろいろが残念すぎる。

サウンド面にしても、ルックス面にしても、決定的にデザインセンスの悪いブランドってあるよね(笑) どうにも魅力を感じないヤツwww

たまに(いやよくあるか?)そんな音楽の聴き方、そんな楽器への接し方や見方してて、楽しいのかなぁ〜、嬉しいのかなぁ〜と思う。

グレードアップしました的マイナーチェンジを施したアイテム。その前後のモノを比べてみると、前モデルのほうが良かったんじゃね?ってことはよくある。 新しいものに対する拒絶反応の場合もあるが、色々余計なことを考えた結果、本来あったはずの良さを失ってしまうこともあるのだよ。

某業界の某分野で今話題となっている某商品。初回分、再入荷分もあっという間に完売だったそう。次は春の入荷のようだ。。推しのポイントははっきりしているのだが、そのポイントはよくよく考えると全く無意味なことのように思えるから面白い。そんなものにすがってないで自分で経験し、体験しないと!

ブランドやスペックにこだわることに意味は無い。それらを知ろうとする努力をしている暇があるのであれば、自分の感覚や感性を磨く努力をしたほうが遥かに有意義であると思う。楽器に対峙した時、大切なことは素材や構造ではなく、どんな音を引き出すことができるのかということだ。

固定観念や、既成概念に縛られると、見えるはずのものが見えなくなることがある。。。 シェルは鳴らないっていうことにすると、いろいろと見えてくる。構造的太鼓論(笑)