HAVEN

大事な友達に布教するために曲の紹介をしていく
初めに紹介するのはCRYAMYのHAVEN


CRYAMYの曲の中で特に
カワノの文才が光る詩的な曲。

「突き詰めて考えて最終的には
前向きでいられなかった』

『冷たい視線に慣れた
豚以下のヤツも悲しいのです』

HAVEN

このような光が届かない
深い海の底みたいな歌詞が印象的

『どこかに行きたいのにどこにも行けない  ららら...
でもね、こんな気持ちは誰にも
言えないまま何となく生きるのさ』

諦めに似た絶望のような
歌詞が深くリスナーの心を抉る。

でも、CRYAMYが言いたいのは
多分そういうことだけじゃない。
私情だけど、そうであって欲しくないだけかも。
退廃的な曲は好きだが  
ただ後ろ向きなだけの曲は好きじゃない。
そんなのロックではないじゃんか!!!

退廃的だけど何処か救いがあって前向きになれる。
痛みと向き合って一緒に進んでくれる。
そういう曲が好きだ。そういうバンドが好きだ。

この曲で一番見てほしいところが

大切にしていたなのに
花瓶の花を変えてあげられなかった
枯れた花じゃ誰も笑顔にはなってくれないのに
今日もそれを飾ったままなのは
自分を愛せないから

枯れた花を飾り続ける理由が
自分を愛せないからという歌詞。
...綺麗としか言いようがない

しかし何より素晴らしいのがサビ前の

お揃いの歌を聴こう
花は枯らしたままでいいよ

や っ て く れ た な

花は枯らしたままでいい。。やばくね??
前述した歌詞と繋げると
『自分を愛せないままでいい』
そういう意味になる。

やばくね??(2回目)

確かにこういった意味の曲はいっぱいあるよ?
『誰かよりまず自分を愛そう〜🎶』みたいな?
そういう曲なんてそこら中に溢れかえっている

でも決定的に違うのは、最初で言った
現実的で深い海の底みたいな歌詞があるからこそ、
こういうのが光るんだよ。

砂漠で見つけたペットボトルのように、
こういう微かな光には飛びつかざるを得ないよね。
そこに本当に希望があるのかは知らんけど
砂漠行ったことないけど(いつか行く)

CRYAMYはこういう直接的な闇と間接的な光を内包してる曲が多くて、俺みたいな深海魚みたいなやつだからCRYAMYを好きになったんだろうなと思う。

HAVENはそういった
闇と光の対比が本当に綺麗で大好き。

愛してるよCRYAMY

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?