2024/10/17(木) 株式市況
【朝通信】16日の米国株式相場は反発。3指数とも上昇。SOX指数も小幅に上昇。モルガン・スタンレーなど好決算の金融株に買いが広がった。ラッセル2000も高く。ASMLの決算説明会ではAI需要に楽観的な見方であったことなどから半導体株の一角が上昇。17日のTSMC決算に期待が集まる。▼米国債は堅調。国債利回りは、10年債は4.01%、2年債は3.94%とどちらも低下。英国インフレ率はイングランド銀行目標の2%を下回り、来月の追加利下げ期待高まる。▼外国為替市場はドル指数が続伸。ドル円は150円に迫る場面も。現在は149円台半ば。もしトラ機運が高まっており、金融緩和、移民抑制、貿易高関税などからインフレ懸念高まる。▼16日の日本株式は800円を超える下落。ASMLショックで半導体関連株を中心に売られた。1銘柄の決算の影響でこの下げは行き過ぎとの見方もある一方で、半導体関連株はやや買われすぎだったことから健全な調整との見方も。東証プライムの売買代金は概算で3兆9155億円、売買高は16億1511万株。東証プライムの値下がり銘柄数は1246と全体の約76%を占めた。値上がりは354、横ばいは44。
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昨日のASMLショックから一夜明け、米国株は持ち直しています。SOXは小幅高ですが、NVIDIAは3.13%上昇でした。一銘柄でこれほど影響があるのはビックリですね。17日のTSMCの決算に委ねられます。英国はとうとう目標インフレ率を下回り、追加の利下げ期待が高まります。米国の利下げペースに影響があるでしょうか。トランプ氏の支持率が上昇しているとのこと。彼の掲げる政策はインフレを加速する可能性があり、米国のインフレは一筋縄では目標に届く感じがしません。さて、米国3指数は小幅ながら全て上昇、SOXも上昇、ドル円相場はやや円安、日経平均先物は270円高。昨日の下げを取り戻せるほどの勢いはなさそうですが、今朝の日経平均は上昇しそうです。今日もマイルールを頼りに安全運転で。
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