12/25 有馬記念
◎タイトルホルダー
宝塚記念のペースで回ってくればいい。
昨年は5着に沈んだこの馬だが、今年は状況が違う。
当時はテン乗りの和生だったわけだし、この馬の乗り方ってもんをこの1年で分かってきているはず。
もともとこの馬、競り掛けられたり自分より前に馬がいると力が出せないとうなタイプ。
しかし折り合い面でも成長を見せたのが宝塚だったと思う。
ここから馬がまたひとつ変わっているんじゃないかな。
今回は枠こそ微妙なもののテンの速さやハナにこだわりたい馬がほかにいないことは大きなアドバンテージ。
昨年より速いパンサぐらいのペースで逃げてくれることが理想だ。
あの阪神のタフなコースをこなしてる時点で異次元であることを忘れているやつが多くないか。
冬の中山はタフofタフ。飛ばしていけばお前についてこれるやつなんて誰もいないよ。ディープボンド以外。
そして、よく言われる凱旋門賞の疲れ問題。
天皇賞から宝塚のローテ使ってあの激走してんだからそこに関しては大丈夫だと考えたい。
それよりも怖いのが和生の体に時計が無かった時。。
近走の勝ちパターンはパンサラッサを追走していくことで相対的に浮上、他の馬が追走できずに持久力勝ち。
単独での逃げになったとき、中盤ペースを緩めるこの馬。
今回は強烈な差し馬が揃っている点を考えるとこれがよくない方向に働いてしまいそう。
スローペースにしたら確実に差される。
パンサラッサがいなくても中途半端なスローしないで、11秒台を淡々と刻むデスレースにできるかに懸かっている。
○ ディープボンド
これは私情を挟んだ評価です。
タイトルホルダーがハイペース逃げをした場合、残るなら。
スタミナお化け。トップスピードない。
典型的な中山、阪神専用機。
凱旋門賞は叩きだろ。調教もタイム出ててるし。
大外枠10年連対無し?
オッズがおいしくなるからOK。
むしろ今まで外枠勝たなくてラッキー。ありがとう。
…
◎ディープボンド
前言撤回。
余計な御託はもういらない。
競馬新聞の評価もいらない。
過去のデータそんなものアテにならない。
俺の頭には垂れてきたタイトルホルダーをディープボンドが交わす映像しか浮かばない。
有馬記念のファン投票、真っ先に頭に浮かんだのはディープボンドとヒートオンビートの二頭。
条件が変わっても、どんな舞台も好走する。
でもなぜか勝ちきれない。器用貧乏で馬主孝行と言われる馬が俺は好きだ。
もちろん不安だよ。
絶望枠のピンク帽を引いて、隣にブレークアップ。
ここまで最悪な要素満点だともはや笑うしかない。
自分でレースが作れないから、決め手がないからここまでGIの勝ち星が無いことなんて痛いほどわかってるんだ。
でもさ、お前がもし先頭でゴール板を駆け抜けたら…
馬連や三連複、3連単のマルチを取ったとしても喜ぶことができるのかな?
俺は2022年のまま時が止まっちまうよ。
負けたっていいんだ。
中山でお前の名前を叫ぶ権利を買わせてほしい。
2022 有馬記念最終結論
単勝 16 ディープボンド×川田将雅 1点
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