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おすすめの経済学の名著

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実際の相場にも役立つ経済学の名著紹介
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2022年6月の記事一覧

経済学の本 8冊目

純粋経済学要論レオン・ワルラスの名著 近代経済学の基礎を構築した不朽の古典。均衡理論は、ミクロ理論の枠組みを提供するなど、現代においても有用性はきわめて大きい。 レオン・ワルラスマリ・エスプリ・レオン・ワルラス(1834年12月16日 - 1910年1月5日)は、フランス生まれの経済学者。 スイスのローザンヌ・アカデミー(後のローザンヌ大学)で経済学の教鞭を執りました。ヨーゼフ・シュンペーターによって「すべての経済学者の中で最も偉大」と評され、また経済学的分析に数学的手

経済学の本 7冊目

経済学ポール・サミュエルソンの名著 経済学の基本的な命題・分析方法をすべて盛り込んだ、模範的な本として経済学を学ぼうとする人にとって、最良の手引き書といえます。 ポール・サミュエルソンポール・アンソニー・サミュエルソン(1915年5月15日 - 2009年12月13日)は、アメリカの経済学者。顕示選好の弱公理、ストルパー=サミュエルソンの定理、サミュエルソン=ヒックスの乗数・加速度モデル、バーグソン=サミュエルソン型社会厚生関数、新古典派総合などで知られ、第1回ジョン・ベ

経済学の本 6冊目

経営行動ハーバート・サイモンの名著 “Administrative Behavior”の最終版である第4版(増補改訂)の全文新訳です。組織における意思決定は、人間の「限られた合理性」をいかにして超えられるのか。。。経営者で気になる人にはおすすめです。 ハーバート・サイモンハーバート・アレクサンダー・サイモン(1916年6月15日 - 2001年2月9日)は、アメリカ合衆国の政治学者・認知心理学者・経営学者・情報科学者で、心理学、人工知能、経営学、組織論、言語学、社会学、政

経済学の本 5冊目

マクロ経済学 入門編グレゴリー・マンキューの名著 マクロ経済学におけるスタンダードなロングセラー・テキストです。 ビットコインについてのコラム等新しいトピックも拡充しているのおすすめです。 グレゴリー・マンキュー ニコラス・グレゴリー・マンキュー(1958年2月3日 - )は、アメリカ合衆国の経済学者。ハーバード大学経済学部教授。デビッド・ローマーとともに代表的なニュー・ケインジアンである。 ※ニュー・ケインジアン(英: New Keynesian economic

経済学の本 4冊目

経済発展の理論ヨーゼフ・シュンペーターの名著 近代経済学のみならず、経営学、進化経済学にも大きな影響を与えたまさに現代に生きる古典です。 ヨーゼフ・シュンペーターヨーゼフ・アロイス・シュンペーター(1883年2月8日 - 1950年1月8日)は、オーストリア・ハンガリー帝国(後のチェコ)モラヴィア生まれの経済学者。企業者の行う不断のイノベーション(革新)が経済を変動させるという理論を構築しました。また、経済成長の創案者。 1909年にツェルノヴィッツ大学准教授、次いで1

経済学の本 3冊目

資本主義と自由 ミルトン・フリードマンの名著 本書が出版されたのは1962年。100万部近く売れた大ベストセラーでしたが、国内で書評に取り上げたのは、アメリカン・エコノミック・レビュー誌の1誌だけでしでした。 ケインズ派を中心とした経済学の主流派やメディアからは完全に黙殺された。なぜ ? フリードマンが書いた内容があまりに「過激」だったからです・・・ ますます混迷するグローバル経済を知るための、最初の一冊 ミルトン・フリードマンミルトン・フリードマン(1912年7月3

経済学の本 2冊目

国富論 アダム・スミスの名著 『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。 アダム・スミスアダム・スミス(1723年6月5日 - 1790年7月17日)は、スコットランド生まれでイギリスの哲学者、倫理学者、経済学者。 「経済学の父」と呼ばれ、主著に倫理学書『道徳感情論』(1759年)と経済学書『国富論』(1776年)などがあります。 1776年に主著『国富論』を出版した後の1778年、スコットランド

経済学の本 1冊目

入門経済学 ジョセフ・E・スティグリッツの名著 ジャスミン革命、ウォール街のデモ、ヨーロッパの債務危機・・・・・ ますます混迷するグローバル経済を知るための、最初の一冊。 ジョセフ・E・スティグリッツジョセフ・E・スティグリッツ(1943年2月9日 - )は、アメリカの経済学者、コロンビア大学教授。1979年にジョン・ベーツ・クラーク賞、2001年にノーベル経済学賞を受賞。IMFの経済政策を厳しく批判している。