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FXできる時間帯と相場の特性

このコンテンツは上級者にとっては退屈な項目になるかもしれませんが、相場を何年もやってても意外と知らない人も多く、新たな発見があるかもしれませんので、色々な情報を織り交ぜながら書いていきますね^^

1・FXトレードできる時間帯
まず、外国為替市場(FX取引)は24時間眠らない市場であなたの好きな時間にトレードする事ができます。

なぜなら世界の各主要都市のどこかで、常に為替市場が開いていて取引が可能なため個人投資家はいつでもトレード出来る環境が与えられているのです。

シドニー、東京、香港、シンガポール、ロンドンやニューヨークなどが主な市場になりますが、取引参加者は世界中にいますので、基本あなたがトレードしたい時間に好きなだけトレード出来ます。

また、日本が祝日でも海外市場が開いている事も多く土日以外は取引することが可能です。

2・サマータイムとは?
一点注意点があるのですが、FXの世界ではではサマータイム(Summer Time)とい夏期になると時計の針を繰り上げる制度があります。夏時間ともいいます。

サマータイムと標準時間(冬時間)では取引時間が変るほか、海外で経済指標が発表される時間も変るので注意が必要です。

具体的にはサマータイムを採用する時期になると、時計の針を1時間早めます。つまり、それまで朝の7時だった時間がすでに8時ということになります。逆に7時に起きていた人は、サマータイムに入ると6時に相当する時間に起床することになります。要は、欧州では市場開始時間を1時間早めるという事です。(東京市場は例外で早まりません)


各国のサマータイム以下の通り、
3月第2日曜日(米国時間)~11月第1日曜(米国時間)までで、適用期間はその年によって若干の差はありますが、基本的には日本時間でみると月曜日6:00頃~土曜日6:00頃まで取引が可能になっています。

ただ僕自身はあえて『あまりエントリーしない』よう意識して相場をやっています。というのも、集中力を保ちながら24時間トレードするのは無理で、集中していないで適当にエントリーしてしまうと、かえってマイナスになる事が経験上多いからです。

ニュージーランドのウェリントンの早朝取引からシドニー、東京と順に市場がオープンして、欧州、ロンドン、ニューヨークを経て一日の取引がクローズしますが、それぞれ相場の時間帯の値動きには特徴があり、次からは市場別値動きの特徴を書いていきますね^^
3・東京時間・市場の特徴
「東京時間」大まかにいうと8:00~16:00までです。日本のインターバンクの参加者がメインとなっている時間帯、7時から15時くらいを指すことが多く、7時より前を月曜日なら「シドニー時間」・「オセアニア時間」、それ以外の曜日であれば「NY時間後半」という時もあります。

中でも8:30~10:00までの間は値動きが活発で、9:55の中値が決まると、逆方向の値動きになる事が多いです。それから五十日(ゴトウビ)と呼ばれる毎月5・10日は輸入業者の決済(ドル買い需要)が多いことから、仲値に向けて円安ドル高が進みやすいと言われています。9:55仲値が決まり10時を過ぎると比較的穏やかな価格推移になりやすく、前日高値・安値付近では一旦反発しやすいです。全体的にみるとボックス相場になりやすく、大きなトレンドが出にくいのが特徴です。

4・欧州時間・市場の特徴
欧州時間はロンドン市場開場から始まり、15時〜翌日2時くらいまでを指すことが多いです。

この時間帯に、欧州全ての主要銀行がトレード出来るようにトレーディングデスクを用意しているため、為替取引市場の中でも活発になる時間帯のうちのひとつです。

ポンド/円・ユーロ/円などのクロス円通貨や、ユーロ/ドル・ポンド/ドルなどのドルストレート通貨が大きく動き出すのが特徴で、17時で仕事を終える方にとってはトレードしやすい取引時間ではないでしょうか。

5・NY時間・市場の特徴
NY時間は22時30分から翌朝6時までを指すことが多いです。
トレード出来る時間帯の中で『最もねらい目』ともいえる時間帯で、中でも
22:30~翌朝2:00が最も為替取引が活発になる時間帯です。

というのも、欧州勢が取引を終える時間とNY勢が取引を始める時間が交差する時間帯になり、欧州、NYの両方の市場が両方開いていますので、最も活発にトレードされ、各通貨の値動きが活発になるのです。

もうちょっと詳しくおはなしすると、この時間は為替市場にとって大きなトレンドが発生しやすいと言われており、重要な米国の経済指標が発表されることが多いです。24時には「オプションカット」と言われる通貨オプションの権利行使期限が設定されているため、これに絡んだフローが出る場合があります。また翌2時まではロンドン市場と重なっているため、取引参加者も多く値動きも期待できます。また日本時間翌1時にはロンドンフィキシングと呼ばれる金のスポット価格や対顧客市場の仲値が決められる時間であることから、この時間に絡んだ実需筋の売買動向が相場を動かす要因の一つとなります 。
6・FXトレードは会社員の副業にも最適!
会社員は副業でFXトレードする事は、主に3つのメリットがあります。

1・副業認定されない
本業とは別にアルバイトをしたり、別の事業をするような場合は副業と認定される可能性が高いですが、すでに解説したようにFXは一般的な定義としての副業にあたりません。就業規則違反をとがめられる可能性は極めて低いと言えます。

2・平日24時間、いつでも取引可能
これは先にいいましたが、FXは世界中に市場があり、それらの市場が時差の関係で常に動いています。アメリカのニューヨーク市場が終了になることでFXの「1日」は終わりますが、そこから引き継ぐようにニュージーランドのウェリントンから順次各都市の市場が動き始めるので、24時間いつでも値動きがあり、いつでも取引が可能です。

どんな職業の人も、24時間取引可能なのであればFXに使える時間が必ずあるはずです。

3・1万円程度の資金から始めることができる
レバレッジを活用することで取引総代金の25分の1にあたる証拠金があれば取引可能なので、少額からでも始めることができます。

1,000通貨から取引できるFX会社の場合、仮に1ドル100円であれば1万円程度からでも始めることが可能(ただしこの金額は最低額であり、現実的には数万円程度は用意した方が無難)。まずは少額から始め、少しずつ知識や経験を積んで取引額を大きくしていくといった柔軟な調節ができます。

7・東京、欧州、NYには時間帯による市場の『癖』とは?
さて最後になりますが、東京、欧州、NYには時間帯による市場の『癖』があります。
そんな『各市場の癖を生かしながらトレードしていく事』も重要ですので、
僕の無料サロンに入っていただいた方には直接お伝えしていこうかと思います^^

それから、東京、欧州、NY市場の始まる前、例えば東京市場でいうと8:00~9:00。欧州市場でいうと15:00~16:00。NY市場でいうと21:00~22:30はボックス相場になりやすく、『逆張り』でほぼ負けない手法があります。

これはノートで有料になってしまうのですが、逆張り専用の『無料インジケーター』もお付けしてコンテンツを作りますので、ご興味のある方は購入していただけますと嬉しいです。

数に制限をかけて販売しますので、希望の方はお早めに決めてしまった方が良いかもです。

では今日も最後までお読み頂きありがとうございます^^

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