そのライン効いてるの?
ラインでどんびしゃ。
どやっ!この精度ヤバくない?
ツイッターとかで自慢するのには良いかもしれませんが、どんぴしゃで反応するラインというのは個人的にはあまり使えません。
逆張りでバチンとエントリーする手法なら、こういうのがストレスも無く気持ち良いですが、私の場合はライン上の攻防を見てエントリーするのでこういうのは基本的に見送り。
ラインは見えてる間は永続的に機能します。
ただ、効くときと効かないときがある。
実際は、常に機能してるのですが、上に行ったり下に行ったり、ラインをスルーすることのほうが多いです。
ラインはレジサポ転換します。
この仕組みを知らないと、「ラインが効いてない」と考えてしまいます。
ラインは、ピタッと止まるのではなく、ある程度オーバーシュートしたほうが使いやすい。
なぜなら、オーバーシュートすることでレジサポ転換し、売り買いの攻防が起こるからです。
売り買いの攻防、つまり、売る人、買う人が増えるということ。
売る人、買う人が増えるということは、ポジションを持つ人が増える=「損切りが増える」ということです。
数日前に、ツイッターでこういうことを書きました。
お金が動く=相場が動く
もし、自分が「売り」を狙っているなら、「買いの損切りや撤退を巻き込む」ということを考える必要があります。
大量の買いを損切りさせるためには、そもそも、買いポジションを持ってる人がいなければいけません。
もちろん、常に、買いポジションを持ってる人は存在しますが、それではなかなか落ちない。
相場のほとんどがレンジですからね。
レンジからいきなりズドンとは落ちづらい。
やっぱり流れを変えるためには、逆ポジの損切りや撤退というのが必要になり、落ちるためには、買い注文を集中させる動きというのが必要になってくるわけです。
100円のラインでタッチしてダブルトップを形成した。
これって、買われると思います?
あまり買いたいとは思わないですよね。
でも、これなら間違いなく買われます。
そして、矢印で買った人たちは、失速してくるのを見てどんどん逃げて行きます。
それを見てた売り勢もどんどん新規で売ってきます。
最終的に買ってた人が逃げれるのが、もう一度100円に戻ってきたとき。
ここは買い勢の建値決済や、私のようなトレーダーの売り注文が集中するポイントになるので、更に加速して落ち始めます。
この、100円を上に抜けた状態、これがラインをオーバーシュートした状態。
この仕組みを知ってれば、ラインでピタッと止まるのが良いというものでもないということも分かるのではないでしょうか。
個人的にはスキャルなので、どちらにしてもネックを割った時点で戻り売りを狙うのですが、デイトレードやスイングなど、利幅を狙う方は、
こういう、逆ポジの損切りや撤退を巻き込んで落ちるということを知ってると自分のトレードに生かせるかもしれません。
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