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【2020年以降の生存戦略3】 次の世界を生きる

前回(生存戦略2)からの続きとなります。

コロナと市場の逆相関


・・・前回の投稿で、投資に関しては伝わりましたでしょうか?

もう少し参考になるかもしれませんので、コロナ時点での私のトレードを解説しておこうと思います。

実は私は、コロナが蔓延して経済の動きが止まった時に、「バブルに向かう」と考えました。

すでに、実体経済と金融市場は乖離しています。
そんな中のコロナ対策として、どの国もお金をばら撒いていくように決まったため、その先は「インフレバブルになる」と判断したのです・・・


まず、3月のコロナショックと呼ばれる大幅下落は主に原油の暴落によるものであり、私もその時には “原油売り” していたのでそれだけで1000万以上の利益になりました。(それ以外に株・FX売りでも大勝ちしました)

本当は、相場の動きにコロナは影響していないのです。

それに気づいていた私は、世の中が「企業の倒産や失業悪化で大不況に突入する」と言われている時期に、これからは “コロナを理由にして“ お金をジャブジャブ刷っていくことになると考え・・・

原油さえ戻れば大幅に上昇すると見て、次は買い戦略に転じました。

つまり、数々の経済評論家や世間やネット上で「大不況になる」「暴落する」と言われているような時ほど買いだったということですが、これはマーケットを見ているから気づいたことです。

確かに経済は悪化する。でも、今の金融相場はそんな経済状況に一切関係なく、「中央銀行が買うかどうかだけで決まる」と。

コロナ禍が続く限りは大量に通貨発行され、だから相場は上がるということなのですが・・・ それでは、コロナが完全に終わればどうなるのか?

そうです。大量の通貨発行をしなくなった時点で下がることになります。

つまり、「コロナが流行れば相場は上がり、コロナが終われば相場は下がる」という、経済とは逆相関のいびつな金融市場ができ上がるのです。


ただ、ここまで説明するとややこしくなるため、メルマガ内では「理屈で考えてはいけない」ということだけをお伝えしていました。

正直なところ、投資で勝つために、ここまでのことを考える必要なんてないと思います。

何度も言うように、一番簡単で確実なのは「世の中で言われている逆をやること」だからです。

それが私がどんな場面でも一貫して言い続けている、投資でも人生でも通用する必勝パターンなのです。
(もしくは、余計な理屈は考えず、淡々とルール通りに流れに乗った短期トレードを繰り返すことです)


(※※ ご存知ではない方のために一応補足しておきますが、アメリカではコロナ感染者・死者の数が増えるような仕組みになっています。病院側がお金をもらえたりするのです。
さらに失業者数が問題になっていますが、働くよりも失業した方がお金がもらえるため、失業した方が得する状況になっています。これで意図は見えてきますでしょうか…)

そして、どうなるのか?



前回とここまでの説明を通じて今回私が伝えておきたいのは、
「実体経済と金融市場が完全に乖離して進んでいくために、これまでの投資の常識や鉄板ルールが通用しなくなる」ということなのです。

企業価値が割安だから買おう / 経済が落ち込むから売ろう、というようなまともな論理が関係なくなりますので、これから投資を始めて勉強しようとする人はご注意下さい。

・・・それでも、世の中のマネー流通量が圧倒的に増えているのは紛れもない事実です。(あるところにはあるということ)

ですので、トレーダーの視点で言えば「その大量のマネーがどこに向かうかだけ」を見ていくことになります。
(理屈抜きに、その流れと強さを考えます。日本株は上がる可能性があります)

いずれにしても、これまでの理屈で考えようとする人たち、かつて正解だった投資手法で資産を築いた人たちが、今度は資産を失っていく流れになると思います。(=これまでの正解が不正解になる)

とはいえ、実は、これは支配層の思惑通りだと言っても良いでしょう。

最近になって「大恐慌」というワードが目に入るようになりましたが、かつての世界恐慌というものも、目的があって引き起こされたものです。

世界の構造を変えるためには、一度すべてクラッシュさせる必要があります。クラッシュさせるから、新しくビルドできるのです。

今まさにクラッシュさせようとしているのが、すでに限界となっていた金融、資本主義の構造。

となると、行き過ぎた資本主義=お金の流れが、一気に逆流していくことになります。

さて、資本主義が逆に動くとすれば、どうなるのでしょうか・・・


これは、近年になって出てきたワードを見ていくと、今後の方向性が見えてきます。

世の中に出回るすべての情報には意図がありますので、タイミングに応じて “都合の良いキーワード” が出てくるのです。MMT、ベーシックインカム・・・
(他にもあるでしょうが、ここでは書かないでおきます)

つまり、わかりやすいイメージとしては、資本主義から社会主義のような方向に向かおうとしているということです。
(完全にとは言いませんが、あくまで方向性としてです)

社会主義(共産主義)は、旧ソ連崩壊で失敗したからうまくいかないと思われている人もいるかもしれませんが、それは、その時はうまくいかないタイミングだったからです。

どんなことでも、世の中の正解というのは時期によって変わります。

戦後間もない当時は経済が十分ではなく、まだまだ発展する余地があって拡大しなければいけないタイミングだったので、社会主義よりも資本主義の方がふさわしい時期だったのです。

しかし、その後、経済は今のような発展を遂げて、それ以上の成長が難しくなり、飽和するようになりました。(※それでも金融で無理やり拡大を演出していたのですが)

実体経済としてこれ以上の成長はなくなってきたので、これからは縮小して安定しても大丈夫なのです。

どうしても、日本は資本主義=民主主義で続いてきた国ですので、その利点ばかりを見せられて教育されています。

ですが、すべての人にとって良い側面しかない社会はありません。
ある人にとって優位性のある社会は、そうではない人にとって良くない社会になります。

「ソ連崩壊で社会主義を終わらせた人たちが、次は資本主義を終わらせようとしている」ということなのですが、特別な情報なんてなくても、世の中の流れを見れば次はどうなるかわかってくるのです・・・

振り返ってみれば、東日本大震災が起こった時。
これまで続いてきたものが崩壊する象徴だと感じて、私は「次の世の中のこと」を考えるようになりました。

それがダウントレンドという方向性であり、そうなると「働くという意味もいずれ変わってくる」と言いました。
(※その時はまだ伝わらないと思って、それ以上の深堀りはしませんでしたが)

ただ、実際にはその後に起こったのは、アベノミクスであったりトランプラリーと呼ばれるような相場操縦による上昇でした。

ですので、私も「まだ経済は金融(の操作)によって延命する」という判断で、その流れについていくことにしました。


こうして長年上昇相場が続いてきて、多くの投資家・資産家が資産を増やしてきたわけですが、この後は、
「そのような人たちの資産を減らしていって、それを大衆に分配していく」という流れに必然的になっていくでしょう。

これは日本だからというのではなく、世界的にそうなりますので、自分だけ逃れようと考えても意味がないと思います。
新紙幣発行が決定していることでもわかるように、当然、通貨価値は切り下がるでしょう。

こうしてすべての準備は整いつつあり、世界のあらゆる国々がその方向になっていくと思います。

国によってはベーシックインカム(またはそれに近い制度)の導入が徐々に始まるでしょう。この一連の流れに移行するために、コロナという騒ぎを利用したということです。

私自身は、誰かの情報を鵜呑みにするようなことは一切しませんが、
あくまで私個人の考えとしては、「金融システムの崩壊から次に移行するには数年はかかる」と思っています。

新円切替は2024年ですし、ここまでにクラッシュ→ビルドをしていくことになるのでしょう。


今年2020年はアメリカ大統領選挙がありますので、それまではある程度維持させるでしょうが、その後には、これまでの世界を保持する理由はなくなりますので、不安定な方向に向かうと思っています。

何が起きても不思議ではない状況になるのですが、私たち一般大衆の立場としては、まずは生き残らなければいけませんので、生き残ることを最優先に考えましょう。

必要最小限の経済規模になってしまうと、残念ながら多くの職業がなくなることになります。もし現時点で厳しい業界・業種であれば、どちらにせよ生き残れないので早めに損切りすべきです。

そうなると、単純な話ですが、多くの人が金銭的に貧しくなります。生活コストを下げていくのは当たり前でしょう。

それでも利便性という点で必要なので、何かしらの交換手段としての通貨(デジタル?)は残るでしょうから、もしかするとそのタイミングでうまく資産を移動されることができるかもしれません。(※目減りは避けられないでしょうが)


(※※補足※※ この段階でよく、「つながりが大事」だとか「助け合って生きる」と言う人もいるのですが、私は、その想定をするのはかなり危険だと思っています。
世界が明らかに「分断」の方向に向かい、これまで誰も経験したことがないような危機的状況に陥った時に、果たして自分以外の誰かを助けたり支えたりする余裕があるでしょうか?可能でしょうか?
私としては、人が助け合うことも現実的に厳しくなっていくと考えています。だからこそ、それよりも個々人が自立して生きられるように、たくさんの考え方・メッセージをお伝えしてきたのです)

次の世界を生きる



実際どうなるのかわかりませんが、これで生き残ることができれば・・・
その後は、(2)新経済開始フェーズに入っていくことになります。


この段階になると、経済・社会は新体制となって最低限の生活は維持できるようになると思います。
(富裕層の資産を直接的・間接的に没収することで、ベーシックインカムの財源は確保できます)

すると、かつて私が言っていたように、「働くことの意味が変わる」ことになるのです。

AIなどテクノロジーの進歩による効率化もあるかもしれませんし、お金のために働かなくてもいい世の中になれば、“働きたい人が働きたい仕事をするように” なります。

そうなってくると、仕事というのは、趣味と同様に「やりたいこと」でしかなくなります。

(※ そもそも、仕事と趣味の差も特になくなるかもしれません。
例えば、私がこのような文章を書いて発信しているのは、仕事ではありません。仕事なんてしていないつもりでも、これによって誰かに価値を届けられるのは嬉しく、対価はなくてもいいのです。
お金を稼ぐだけならトレードで十分の私が、このような活動をしている意味は伝わりますでしょうか? 正直、資産額にこだわっても仕方がないのです…)


誰もがやりたいことをやって、誰かの助けになる。価値の提供に応じて適正な価値を受け取れる。

これが、まっとうな世の中ではないでしょうか?
私にとって、マネーゲームで得る対価とは全然違うように感じます。


もちろん、このような世の中を成立させるためには安定した世界・国家運営も必要になってくるでしょうし、多少の最低限の義務も生じると思います。

未来は監視社会になるというのも言われたりしますが、実際のところ、それで不都合を感じるのはルール違反するような人だけだったりします。

多くの人にとっては、監視されている不便さよりもその代わりに享受できる “安心と安全が確保された環境下” で生きていくことの方が大きなメリットになるはずです。

複数の人が集まっている社会である以上は、誰にとっても何もかも満たされるという理想郷というのはありえません。
人間の価値観は様々ですので、人が集まればその人の数だけの価値観が存在し、好き嫌い・望む望まないも存在します。

それでも、私たちはこれまでもこれからも、与えられたルールの範囲内で生きていくだけですし、ただそのルールが変わるだけのことです。
(バスケットボールのルールがサッカーに変わったのなら、手を使わずに足を使って楽しめばいいのです)


どんなルールになったとしても、どんな世界・どんな環境になったとしても、その範囲内でその人自身の幸せで生きればいい・・・

そのための具体的な方法として、「成功ルール(真実の成功法則)」というものを書きました。

少なくとも、お金のために命を落としたり奪ったりするような世界よりは、かなりまともな世の中にはなるとは思うのです・・・


さて、これからは財政破綻してしまう国も珍しくなくなると思いますので、その国が実際どうなるのかを見ておくと、何かと参考になると思います。

確かなこととして言えるのは、世の中のお金の流通量は増えていき、資産は目減りし、それがどこかに向かいます。

最終的には国家か何らかの機関に集約されることになり、そこから人々に再分配されていく・・・という流れにはなるのでしょう。
(そのためのシナリオを、うまく作っていくのだと思います)

その時に求められる人間はどんな存在なのか?どう生きるべきなのか?
(1)と(2)、2つのフェーズを想定しながら、これからの生き方を考えてみて下さい。

大切なのは、外側に答えを求めようとするのではなく自分自身で考えることです。

・・・以上。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

とりあえず、現時点で書けることを書いてみましたが、今は激動のタイミングということもあり、今年は積極的に情報発信していくかもしれません。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。

【2020/11/10追記】
アメリカ大統領選が終わりましたが、想定していた通りの展開になっています。
大統領選に関して、私はトランプかバイデンか?ということよりも確実な方向として、「カオス(混沌)に向かう」「分断化が進むことになる」と言っていました。“カオス“ というキーワードから考えれば、この選挙が普通に終わるはずがないのです。

現時点で、明らかに不自然な情報が出てきていますが、それが本当であろうがなかろうが「それらも含めてのシナリオであり意図」だと考えるのが適切でしょう。結果がはっきりすることなくグレーであればあるほど、両陣営の対立構造は深まります。これがアメリカ全体、さらには世界の分断化にもつながり、争いとなり、いずれ戦争もしくはそれに関連する状況になります。

このnote本文でも『社会主義(共産主義)に向かう』ということを書きましたが、最近になってそのような意見も多々見かけるようになったのではないでしょうか?これが、私がずっと前から考えていた「資本主義(民主主義)の終焉」です。(=資本主義と共産主義を踏まえた上での社会主義化)

すべてをリセットをするためには米中といった大国の弱体化が必要であり、そのためには戦争が必要であり、そんな戦争に向かう発端として “カオス” を作り出す必要があるのです。残念ながら、すべては想定シナリオ通りなのでしょう。
コロナも収まることなく、金融の崩壊もこれから先で起こることです。大量倒産・失業など大変な世の中になっていきますが、目に入る情報に惑わされることなく頭を使って乗り切っていきましょう。
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