2018年5月

 予定ではあらゆる物事に決着がついているはずだった。が、これも予想通りというべきか、今のところ順延といった状況だ。5月は諸々の"待ち"の合間に積んでいるものを切り崩したりまた色々買ったりっていう素晴らしきかな消費生活を過ごしていた。だから何をしたという記憶もなく今に至っている。

 そんな中で今月見たライブは何れも凄いものばかりだった。まずは3日のkumagusuと新宿ナインスパイスの共同企画「POSSE」。ELEPHANT NOIZ KASHIMASHI、ロクトシチ、左右、股下89にkumagusuほか錚々たる面子を揃えての長時間企画がなんとチャージフリー(2ドリンク1,000円+投げ銭)で再入場自由。格好良いバンドばっか立て続けにみたらその波状攻撃にセンサーが馬鹿になりただただ「格好良い!最高!」とかしか言えなくなった。さすがにこれだけ楽しんで実質フリーは納得行かず、投げ銭に2,000円突っ込んで満足(これでも十分安いが、何となく合計4,000円以上払うのは資本主義が匂って来る金額なのでセーブした)。
 そして13日、バンドリ5th Liveの2日目、Roselia「Ewigkeit」をライブビューイングで…本当、言葉に出来ないことが多いし語りだせば幾ら言葉を尽くしても足りないというくらいなので、書くとしたら別記事にするけど、一生忘れえないであろうステージだったことは記しておきたい。
 17日、川崎クラブチッタにてCamel「Moonmadness」再現+クラシックス、2日目ということで前日のセトリをもとに聴いてないあたりを予習していった。幸い同じセトリだったので予習通りのものが聴けた。ライブ全体として素晴らしかった。ラティマーも前回来日の時の噂が嘘のように元気で、あの澄み切ったトーンで歌われる叙情フレーズを堪能できた。他メンバーの演奏の密度も充実していて、特にキーボードのピートジョーンズが素晴らしかった。Tiger Moth Talesの人で盲目のマルチミュージシャンというイメージしかなかったが、激テクキーボード以外にサックスやハイトーンのコーラスもこなすジーニアスぶりで、突如発表された新曲も恐らく彼の書いたものだろうことが想像できる感じだった。「Moonmadness」再現部はほんと天国のような心地良さで、初めて聴いた時の感覚がフラッシュバックした。

 インプットしまくっていくと溜まってくのがアウトプット欲、よりは即時的な散財がしたくなってしまって今月は機材やら画集やらフィギュアやら基礎化粧品やらを買いまくった。今は満たされているのでこの落ち着きを次なるアウトプットに繋げたい。買い物はエフェクターだ。

 今月聴いた新譜は何が良かったかな。リリース前から気になっていたものでGrouperと架神は素晴らしかった。

 そして新譜っていうかシングル集大成系だけどやっぱりRoseliaのアルバムは一番大事な作品。そろそろ上半期ベストをまとめる時期か…前も書いた通り今年は初見での評価をRate Your Musicに溜めているので選出にそこまで苦戦はしない、はず…。

 4月末の時点でラスボス目前まで到達していた聖剣伝説2は5月中ついぞ一度も触ることはなかった。

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