ボックスブレイクアウト手法

15分足
ユーロドル ポンドドルなど
ドル通貨が良好です

ボックスブレイクアウトとしましては
中心線を所有する事が望ましいです

ボックス相場というのはMAの乖離の上下を動いている状態の事を言います
ですからエンベロープのバンド内を動いているようなものですね


しかしエンベロープはデフォルトで0.1%です
つまりはMAの上下に10pips空けている「だけ」なんです
ですからエンベロープを0.2%にしても
それはMAの乖離のpipsを決定しているだけであり、
相場観など相場認識には全く成立していません


ボックス相場はMA乖離での上下の動きですが
エンベロープとは相いれないです
むしろ、エンベロープはブレイクアウト手法寄りの分析方法です

ですが、エンベロープのブレイクアウトというのは
MAの乖離での上下の動きに対して否定する考えですから
ボックス相場やレンジ相場になるだけで、エンベロープのブレイクアウトは不利になります


ですからこのボックスブレイクアウトというのは有効的な訳です
あくまでボックス相場を考える為ですから
MAの一本線だけでボックス相場を図る訳です


相場は当たり前の一本背負いの連続ですが
その当たり前をどれだけ理論で固めておくかが重要です

理論が相場に影響するならば=ロジックは成功するからです
逆に相場に意味の無い理論ならば=まぐれ勝ちって事です

その点では、このボックスブレイクアウトというのは相場での勝ち負けを基準としている手法ですから有効的なんです
MAの中心線としては80SMAが有効です


中期~長期のMAを中心線とします
これは時間足が15分足という所にあります


相場の動きは1時間足と4時間足辺りに忠実です
それは相場を見てみれば分かります 1時間足と4時間足中心に相場はサポレジ意識されています
一つ言っておきますが、だからと言って長期時間足は正解ではありませんし絶対ではありません

必ずどの時間足でも騙しがあります
正確には騙しというのは存在しません
トレーダーのポジション数の均衡が崩れなかった等の理由があって騙しという状態が成立する訳です

騙したくて相場がそういう状態になっている訳ではありません
理由があり、騙しという相場を形成したという訳です

トレーダーのポジションは短期時間足になればなるほど
買い売りの均衡が激しくなります ですから短期時間足は騙しとなる状態が多いんです

逆に長期時間足のトレーダーのポジションの均衡が代わり替わりしないのは
長期時間足トレーダーは最初からストップロスで諦めながらトレードしているからです


偶に長期時間足で騙し連続の相場がありますが
そういう時には長期時間足トレーダーはトレードしていません

何故なら長期時間足にトレードしているからです
短期的なそういう動作には意識していないからです


長期時間足のpipsを短期時間足でエントリーしておいて利益を取ろうとしても
短期時間足がそもそも騙しを形成しやすいので
結果的には損の回数が多くなるだけであり
単体での長期時間足トレードよりも成績は悪くなります


長期時間足単体でのデメリットで言えば
エントリーのタイミングが少し遅れるので
エントリー箇所ではストップロスを大きくせざるを得ないです

だから15分足の場合はそれを補っている状態になる訳です
結果的にはエントリー回数は長期と同等でストップロスは長期よりも有利となる訳です

さて手法ですが
80SMAを軸として相場でボックス相場を見極めます
そこからMAの乖離でのブレイク場所でエントリーするのです


これだけで本当に良いのか?となりますが
先ほども言ったように長期時間足に相場は影響されます

ですから本来のトレーダーのポジション数のカラクリで考えれば
本当にこれくらいで良いんですね


騙しを形成しなければ長期時間に基づいたトレードなので
相場はその方向へと移動していくからです

ストップロスとしては
ボックスブレイクですから、損は最小限で問題ないんですが
ボックス相場と同等のpipsも位置としては適切です ただ損:利益の観点からするとあまり利益面が良くないです

利確位置は
ボックス相場と同等・2倍・3倍とあります
ダウ理論のN字的な狙いを考えた場合3倍以上が適切になります

ただ、同時にそれはトレンドが出ている前提での相場関係になります
ボックスからブレイクしてトレンドが出ているなら3倍以上狙えますが
それ以外では1、2倍あたりで終わる事があります

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