【日経225 CFD】6/11 フラクタルとフィボナッチ比率から下値目途を探る

8/11 当記事は無料開放しました。
更新履歴
6/12 追記

FxAce(Twitter: @Zoukers)です。

いつもご購読いただきありがとうございます。

S&P500の記事で予告した通り
今回取り扱うのは

日経225 CFD

です。

前回の記事から下値目途を更新しました。

免責事項をよくお読みになり、ご同意いただけましたらご購入ください。

免責事項
当記事は、筆者個人の相場感を掲載しています。当記事の内容はあくまで個人的見解であり、今後の相場がどうなるかを保証するものではなく、特定の銘柄の売買を推奨するものでもありません。また、当記事は具体的な投資助言を行うものではなく、当記事を投資判断の参考にする読者の投資判断の一切について責任を負いかねます。記事内容の無断転載は固くお断りいたします。免責事項をご理解頂いた方のみ、ご購入をお願いいたします。

■最悪22000円程度までは調整の可能性

画像1

6月5日のノートやツイートで言及していた 23000 円前後のレベルと 2017 年 11 月 9 日高値で売りが優勢となって反落しました。

昨日の追記で 5月の1から2の調整と相似していると言及。その通りの値動きとなったので、当時の値動きを再確認し、今回の調整の下値目途

1.382W=Y 1.618i=Y

を探って行きます。

-日経225 CFD 5MIN画像2

まず

W=Y 22575 円

です。

当然ながらこのレベル前後で現在買いが優勢となっているし、ここで新規買い(またはショートカバー)が入るのは当然。このレベル
で下げ止まって反騰しても全く驚きません。

今回は 5 月 11 日高値から 14 日安値までの値動きを参考にしているので、フィボナチ比率を用いて今回の下値目途を計算すると 

1.382W = Y 22346円
1.618W = Y 22198円

と上図のようになる。

このレベルでまずは打診買いを行う予定です。

次に、先ほど言及した 2017 年 11 月 9 日高値からの下落を確認する。

-日経225 CFD 1D 2017年〜現在


画像3

2017年11月を拡大したものが下図です。

-日経225 CFD 1D 2017年〜2018年画像4

当時、3波高値 23420 円から 21831 円まで下落しました。
値幅は1589円でした。
この値幅 1589 円は 2 波安値から 3 波高値までの値幅に対して 38.2%押しに相当するレベルでした。

これらを踏まえて算出される下値目途は以下の通りです。

-日経225 CFD 1D
画像5

第2波安値から第3波高値までの値幅に対して

38.2%押し = 21693 円

です。
また

200DMA = 21835 円に位置
260DMA = 21407 円に位置

しています。

22000 円前後は出来高が多い価格帯であり、サポート/レジスタンスとして機能していると考えられます。

つまり、仮に打診買いを行うレベルで下げ止まらなかったとしても、22000 円から下には強いサポートで下げ止まる可能性が高い、と考えられます。

想定内の最悪の事態(この場合 22000 円割れ)を考慮し、ポジションを考えながら押し目買いを行う予定です。

サポートレベルからの反応(リバウンド)を待って入るのもアリでしょう。
1 波目の後には 2 波目の押しが来るから、2 波目 の押しで買うほうがより安全(=ストップの位置を確実に設定できる)だからです。

今朝のパウエル議長の会見の後、株が売られているがテクニカルレベル的に短期売りが優勢になるのはお伝えしていた通りですが、FOMC やパウエル議長はそのきっかけとなったに過ぎません。

パウエル議長は記者会見の中で

“We are strongly committed to using our tools to do whatever we can for as long as it takes.”
 (FRB がやれることはすべてやる)

述べていること、上昇トレンドは継続中であること、過去の値動きと比較し現在の値動きが相似していること、需給を考慮すると押し目買いが妥当と判断と考えます。

21000 円割れた場合はこの見解が否定される可能性が高いです。この場合は損切します。

■需給関係は大きく売り残

日経平均
裁定取引 6月5日(確定値)
買い残 4600億円
売り残 2兆3357億円
売り残 - 買い残 = 1兆8757億円

明日はメジャーSQでこの数字は大きく変動する可能性はありますが、少なくとも現時点で発表されている数字(8日まで)は上記の数字とほぼ変わりないはずです。

売り残が買い残を大きく上回っているだけでなく、買い残額が異常に小さい点も重要です。

日経Wインバースの信用買い残は6月5日に初めて1億口(1億1242万口)を突破しています。投資家は相場が下げたらポジションの清算をすることになるでしょう。

依然として、需給関係は相場を支えることになると考えられます。

■6/11 追記

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現在進行中の調整は第4波と考えられるので、値動きは上下に大きく動きながらになると考えられます。

FOMC前後の平均的なS&P500の値動きは下図の通りです。

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(1) FOMC前に上昇、後に下落
(2) 次週の月曜~火曜日からリバウンド開始

がFOMC前後の平均的な動きです。

前述した通り、リバウンドを待ってから入っても遅くはないと考えています。

とにかく

リスク管理が重要

です。

■6/12追記

直近高値からの下落幅は第 3 波の値幅(2 から 3 まで)に対して丁度 38.2%押しです。丁度良い から4 波の押しといって良いと思います。

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2017 年 11 月の下落も約38.2%押しでした。

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3 波の値幅の 38.2%押しから反応がありました。米国株価指数の下落の下落のスピードが速かったため、この銘柄の下落も早くなりましたが、ある程度予想していたフィボナチレベルに到達しました。

理想的には今朝の安値 21628 円以上で推移すれば 5 波の上昇で 24000 円を目指すことになると見ています。

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