FX識者「ドル円は戻り売りが優勢」
何かと注目のドル円、巷で話題の「戻り売り」とは?
レシンソン
「ん??昨日は押し目買いって言ってたじゃねえか」
エフ・X
「いやあ・・ドル円も149円までくると戻り売りが流石に優勢かなと・・それに戻り売りは、だいたい押し目買いとセットで解説されているからせっかくだからと思って」
レシンソン
「そうなん?ならコッチも流れに則って・・・アレだろ?中国地方の戦国時代の武将の・・12代当主の・・」
エフ・X
「それは毛利元就ね・・・「り」くらいしか共通点が無いよ・・」
レシンソン
「じゃあ、戻り売りに似た言葉探してみろや!!探す苦しさを味わえ!」
エフ・X
「逆ギレ・・?」
・戻り売りとは何か?
エフ・X
「戻り売りは、市場において、通常のトレンドに逆行する瞬間を利用して売りポジションを取るトレード戦略のことだよ」
レシンソン
「ん・・押し目買いと変わらなくね?」
エフ・X
「通常、トレンドが上昇している場合、価格は一時的に下落(戻り)することがあるんだ。逆に、トレンドが下降している場合には価格が一時的に上昇することもある。戻り売り戦略は、このような逆転の瞬間を利用して、元のトレンドに合致する方向への売りポジションを取ることを指すんだよ」
レシンソン
「押し目買いの逆ってことか・・でも、尚更押し目買いと戻り売りをFX識者が推奨している意味がわからんのだが?上昇トレンドなんだろ?」
エフ・X
「今の価格が限界に近いからだよ。まだ加速して上昇するって意見と、もうそれ以上は円安は進まないで介入されて下落するって相場感が交差しているってことさ」
レシンソン
「なるほどなぁ」
・戻り売りの戦略
①トレンドの確認
エフ・X
「まず、トレンドが下落していることを確認してね。まあテクニカル分析など駆使すれば初心者でも案外わかるもんだから」
レシンソン
「目視でも意外とわかるもんじゃね?」
エフ・X
「それ押し目買いの時も言ったよね?ダメだってば」
レシンソン
「バレてしまったか」
②戻りの特定
エフ・X
「次は価格が上昇して、一時的にトレンドから外れる場面を特定してね。これが戻りポイントだよ。下降中のトレンドに対してレジスタンスラインなどを引いて判断したり、RSIを駆使したりね」
レシンソン
「押し目買いと変わんねえな。RSIってヤツ大活躍やん」
エフ・X
「トレンドが下降していると仮定して・・価格は下落トレンドにあるから、過剰売りの状態に入る可能性が高く、その後反転して上昇トレンドに向かう可能性があるんだ。RSIが過剰売りの領域に入って、そこから上昇トレンドに転換する兆候を見つけた場合、戻り売りのポイントを特定する手がかりになるんだよ」
レシンソン
「ちょっと何言ってるかわからない」
エフ・X
「ちょっとくらい言ってることわかってよ。勿論RSI単体で考えるんじゃなく他のテクニカル指標と組み合わせて見極めることが大事なんだけどね」
レシンソン
「テクニカル分析盛りだくさんじゃん」
エフ・X
「そりゃそういう戦略だからね!」
③エントリーポイントの設定
エフ・X
「戻りポイントが特定されたら、次はエントリーポイントの設定だね。、価格が再び下降トレンドに入る前に、エントリーすることが望ましいんだけど・・」
レシンソン
「つまり、価格が一時的に上昇したときに、エントリーするするタイミングを見極めろってことね?」
エフ・X
「そういうこと!これも複数の移動平均線を駆使することが一般的とされているよ」
レシンソン
「テクニカル分析盛りだくさんじゃん」
エフ・X
「そりゃそういう戦略だからね!」
③リスク管理
エフ・X
「戻り売りをする際には、リスク管理が非常に重要だよ。単に戻りポイントを見極めるってだけじゃなく、ポジションサイズを適切に設定して、損失を最小限に抑えるためにストップロスオーダーを使用すること!」
レシンソン
「なんでぇ?」
エフ・X
「なんでぇ?って・・そうすることでトレードが逆転した場合でも、大きな損失を防ぐことが可能だからだよ」
レシンソン
「色々とめんどくさそうな戦略だなあ」
エフ・X
「そりゃそういう戦略だからね!」
━まとめ━
レシンソン
「FX識者も忙しいな、押し目買いの準備しろとか、今は戻り売りが優勢とか」
エフ・X
「まあそれだけドル円や日本の経済が注目されているってことだよ。経済ニュースは毎日どころか朝昼晩チェックするくらいの意気込みじゃなきゃ!」
レシンソン
「いやホント、大変だねぇ。シロウトが安易に手を出す戦略じゃねえな」
エフ・X
「だからこそ大きな利益が得られるポテンシャルのある戦略ってことだよ」
レシンソン
「大きな利益か、ほな戻り売りするかあ」
エフ・X
「ひとつ前のセリフで言ってることと完全に矛盾してるけど!?」
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