【FX初心者必見】複数の時間足で市場を読み取るチカラ、マルチタイムフレーム分析とは?
FXにおけるマルチタイムフレーム分析とは?
レシンソン
「似たような言葉が浮かんでこねぇからボケようがないんだが」
エフ・X
「そもそも、そのくだりいらないから」
レシンソン
「じゃあ気を取り直して・・マルチタイムフレーム分析・・?初めて聞いたぞ?」
エフ・X
「異なる時間足のチャートを同時に観察して、市場のトレンドやパターンを総合的に分析する手法のことだよ。MTFとも呼ばれていて、一つの時間足だけで分析するよりも優れているといわれているんだ」
レシンソン
「つまり・・どういうことだ?」
エフ・X
「まあ実際にどういうものかは、漠然としててわからないよね、レシンソン君もいずれ使うことになるかもしれないから、簡単な手順や利点を解説していくよ」
・マルチタイムフレーム分析の手順
①長期的な時間足のチャートでトレンドを確認する。
レシンソン
「長期的な時間足・・4時間足とか日足あたりか?それとも週足、月足か?」
エフ・X
「そこはトレードスタイルにもよるけれどね、まあトレンドが可視化しやすい足ではあるからそう捉えても大丈夫だよ」
レシンソン
「ほんほん、んで?何で最初に長期的な時間足から確認するんだ?」
エフ・X
「まずは市場の対局を見ておいて「ダマシ」を防ぐためだよ」
レシンソン
「・・・?」
エフ・X
「例えば、レシンソン君が5分足チャートを眺めていたとするよね?で、トレンドやブレイクが発生したとします」
レシンソン
「はい」
エフ・X
「実際は長期的な足で見たら、トレンドの中のただのさざ波ってだけでエントリーすべきなのか判断しがたいポイントとなるんだよ。つまり単一時間足だけで判断すると失敗して損失を出す可能性が増すってことさ」
レシンソン
「なるほど・・だから予め長期足を観察して、ある程度の動向を把握しておくってわけか」
エフ・X
「そういうこと、とりあえず第一段階は日足ってことにしておこうか」
②段階的に時間足を短くして、更に確認する
レシンソン
「え?まだ足らないの?」
エフ・X
「そうだね、次はそうだね・・第二段階は4時間足ってことにしておこうか」
レシンソン
「どうしてそんなことするのぉ?」
エフ・X
「トレンドの方向性を強固とするためさ。日足で上昇傾向のトレンドを形成していたとして、4時間足でも上昇傾向のトレンドだったら、それはトレンドとして勢いがあるってことなんだよ」
レシンソン
「はえ~・・じゃあ例えば、チャートが真逆・・ってことはそうそうないだろうけど、反対に推移してたりしたら警戒が必要ってことか」
エフ・X
「そういうことだね」
③エントリーポイントを絞り込むために短期的な足のチャートを分析する
エフ・X
「で、ここが重要ね・・第三段階は5分足としておこうか」
レシンソン
「はいはい、んで?」
エフ・X
「ここで、具体的なエントリーポイントを絞り込むんだよ。第一段階、第二段階でトレンドが上昇傾向で、短期足でも上昇トレンドを形成したら順張りエントリーする・・って感じでね」
レシンソン
「つまり・・ここまでを踏まえた上で、短期足で上昇トレンド形成したら順張りエントリーの信頼度が増す・・ってことでいいのか?」
エフ・X
「信頼度が増すというよりは、ダマシの可能性を減らす手段としては有効だってことだよ」
レシンソン
「なるほどなあ・・こういうやり方もあんのか」
・マルチタイムフレーム分析の注意点
エフ・X
「で、ここまでは都合のいい解説をしていたけど。そう都合のいい話はそうそう訪れないってわけで、過信しないことが大事だよ」
レシンソン
「それはそう!」
エフ・X
「あとは手順の①、②、③がのどれか一つでも逆行していたらエントリーは控えるってのも一つのポイントだね」
レシンソン
「控えるというか・・混乱してまうわ」
エフ・X
「それに一度そういう状況を観察できたとしても、まず様子を見ることだよ。回数や経験を重ねることが何より大事だからね」
━まとめ━
レシンソン
「テクニカルやファンダメンタルとはまた違った・・なんというか勉強にあなりました」
エフ・X
「本来はマルチタイムフレーム分析だけじゃなく、そこにテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を組み込むことで、分析力を高める手法なんだけどね」
レシンソン
「めんどくさ。自動売買でええか・・」
エフ・X
「ここまで解説した意味~!!」
レシンソン
「素人みたいなツッコミしやがって」
エフ・X
「そりゃ素人だからね!というところで今回はここまで!また次回!」
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