偏見と偏見による良いEAの見分け方

EA作成者による良いEAの見分け方をお教えします。

先に断っておきますと、私は有料のＥＡやＩＢ報酬のＥＡを否定はしていません。寧ろ有料で当たり前だろと思っています。
この記事は糞詐欺師に向けた私の小さな嫌がらせだと思っておいて下さい。

ではご覧ください。

①バックテストを推奨し、検証した上で使用するようにと念を押してくる。
+30点
…自分のEAに自信がなかった場合、バックテストをされて得する事は一切ありません。自信があるからこそバックテストを推奨し、どういったEAか理解してから使ってもらおうと思います。
※開発者の指定通りのバックテストは含みません。

えっ？そもそもテスト環境で起動できない？
あっ察し・・・・・

②常にポジションを持っていない。
+15点
少なくともこれで仕掛けロジックがある事はわかります。
逆に常にポジションを持ち続けている＝多くは細かく利食いを入れるナンピン式でしょう。ロングが優勢でない＝ショートが優勢というわけではありません。どちらも優勢でないエリアは多く存在します。ここで入っているわけですから当然優秀とは言えません。

③ナンピン式ではない。
+20点
これは確証を持てていないので確実に偏見です。
私は現時点でナンピンがなぜ有効なのか具体的な説明をしている人を見た事がありません。逆に開発者にとって有効な理由は腐るほどあります。
①高勝率（勝てるとは言ってない）
②損切（ロスカット）を利益率に含めなくてもよい？（勝てるとは言ってない）
③日ごとに利益がでるので安心（勝てるとは言ってない）
④ロスカットするまでは物凄い実力に見える。
はっきり言ってランダムエントリーだとしても勝てるEAに見せかける事は容易に可能です。使えるナンピンEAも存在するでしょうが、それを開発者でもない方が判別する事は不可能と思っておいてください。

④PF1.1～2.0程度
+5点
1.1？低すぎ！！！
2.0より高い方が当然いいんじゃないの？
と思われるかもしれませんが、この辺りが実際現実的な数字です。
※1.5以上でもかなり凄い
あとPFが低いといってもスキャのようにエントリー回数が多ければ十分利益は出ます。逆に2.0に近かったとしてもエントリー回数が少なければ信頼性が低いです。
時たま見るPF2以上のEAの可能性としては以下。
・試行回数（期間）が圧倒的に足りていない
・過剰最適化
もし試行回数が足りており、過剰最適化もされてないPF２以上のEAがあるなら１億以上の価値があります。そんなもの出来たとしても世に出すわけありません。
そもそも開発者が出しているバックテスト結果など信用してはなりません。

⑤資金管理ロジックが搭載されている。
+15点
この時点でナンピン式は除外されますｗ
なぜならナンピンの損切はロスカット（破綻）だから。
※損切りラインが決めてあるナンピンは私は別物だと考えています。
推奨ロットは～～とか言っているＥＡがありますが、口座残高からその推奨ロットに制御させるのは当たり前の機能です。これをしてないって事は利用者はＡＴＭです。

⑥稼働タイミングを厳格に定めてある又は、ロジックに搭載済み
+15点
これもよく管理者から聞く「最近相場が不安定だから不安な人は停止で～」といった発言。お前はどうやってバックテストしたんだ？と問いたい。定期的な指標ならロジック組むのは容易いですし、不定期なもので自分のロジックが不利だと思うなら「絶対に止めて下さい」と言うはずです。これは破綻した時の責任逃れに他なりません。
※ナンピンは、こういった破綻しても利用者の稼働方法が悪いと思わせられる点からも開発者側に有利

ご自身が使用しているEAはどうだったでしょうか？
色々あってよくわからんという人はこれ一つだけ覚えてって下さい。
「ナンピン式以外で探せ・・・・」
真面目にナンピン式を作成している人には申し訳ないですが、詐欺EAの比率から考えると、ナンピン式から本物を見つけるのはほぼ不可能です。大人しく、これ以外から上記に当てはまるEAを探しましょう。（特に①）