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第72回 ラジオNIKKEI賞 2023

ども!!
馬ザンマイっス(`・ω・´)

【展開・馬場】

稍重開催だったが、4R中3Rで逃げ馬が残る開幕週らしい内前有利馬場。

展開についてですが、前走先行馬が8頭もおり激流になる可能性あり。となると、やはり狙い目としては差し馬。もしくは、距離短縮の先行馬か。

【過去の傾向】

1⃣過去10年の前走距離別複勝率
1600m 0-2-4-31 16.2%
1800m 3-2-1-35 14.6%
2000m 5-4-4-26 33.3%
2200m 1-0-0-6 14.3%
2400m 1-2-1-10 28.6%
距離別は圧倒的に距離短縮が有利。レース名に偏りはないが、クラスは上であればあるだけよく、今回昇級初戦となる馬は不振傾向。

2⃣過去10年の脚質別複勝率
逃げ 1-2-3-4 60.0%
先行 4-5-2-27 28.9%

差し 4-2-2-46 14.8%
追込 1-1-3-39 11.4%
福島開幕週に行われるこのレース、過去10年の馬番別勝利数を見ても①~③番までで6勝も挙げており、脚質別と組み合わせると断然な内前有利が見て取れるだろう。

3⃣近年の傾向
2020年 12.0-10.8-12.6-11.9-12.3-11.9-11.9-11.6-12.3
2021年 12.5-10.8-12.3-12.5-12.6-12.1-11.8-11.6-11.8
2022年 12.3-11.0-11.6-11.9-12.0-12.0-12.0-11.7-12.2

2020年
1着 バビット 前走1勝クラス1800m勝ち
2着 パンサラッサ 前走1勝クラス2000m勝ち
3着 ディープキング 前走1勝クラス2000m勝ち

2021年
1着 ヴァイスメテオール 前走OP(L)2000m4着
2着 ワールドリバイバル 前走G1皐月賞2000m12着
3着 ノースブリッジ 前走G2青葉賞2400m13着

2022年
1着 フェーングロッテン 前走OP(L)2000m勝ち
2着 ショウナンマグマ 前走OP(L)2000m11着
3着 サトノヘリオス 前走G1皐月賞2000m17着

近3年の傾向としては、4F以上のロンスパ戦になっており、非常にタフなレース質。結果、前走2000m以上を走っていた距離短縮馬が好走。特に、2021年は前走2000m以上のレースを使っていた馬だけで掲示板独占。
今年も前走先行馬が8頭もいる関係で、昨年のような緩む区間のない持続力勝負になる可能性は高い。しかし、前走2000m以上のレースに出ていた馬が2頭しかおらず…。過去3年の圏内馬9頭中8頭に、2000mでの勝ち鞍があったので、この点は重要視したいところ。

【全頭診断】

①コレペティトール
2000mでの勝ち鞍がない上に、ロンスパ戦で勝ち負けした経験がないのは非常にイタい。しかし、適性的には合っていないかもしれないが、共同通信杯7着(0.6差)というはこのメンバーの中では実績最上位。しかも、直線でスムーズさを欠いての0.6差なら見直しも可能だろう。成績のいい最内枠を引き当てたが、(開幕週なので)直線で内が開くとは思えず…そうなると外に出すしかないのだが、スムーズに出せるかどうかがカギになりそう。

②グラニット
2000mでの勝ち鞍はないが、同舞台での勝利経験があるので適性はあるはず。内枠の偶数番を引き当て、枠としては絶好。スンナリ隊列が決まり、あまり絡まれなければ残り目は十分狙える。

③スズカハービン
上りがかかった方がよく、馬場も渋った方がいいタイプ。中山と小倉で成績がいいので小回りも問題なし。京都・阪神の外回り、東京・中京での瞬発力勝負が苦手。道中から動いて行けるタイプでもあるので舞台適性は高い。2000mでは4戦して2勝2着2回とパーフェクト連対。

④オメガリッチマン
2000mでの勝ち鞍はないが2着はある。ロンスパ戦の経験はあるものの、あまり結果は出ておらず…。上がりがかかった方がいいタイプなので、持続力勝負のタフな流れは得意なはずだが、果たしてどこまでやれるか。

⑤シーウィザード
2000mでの勝ち鞍はあるが、ロンスパ戦での実績はなし。ここ2走は後ろから行っているが、この馬の持ち味としてはやはり先行してからの粘り込みじゃないだろうか。しかし、展開的には後ろからの方がいいかもしれないので…。

⑥エルトンバローズ
2000mでの勝ち鞍がないのはマイナス要素だが、前走で一応ロンスパ戦は経験済み。しかし、1600mだったので参考程度か。先行脚質も展開に合わない可能性ある。内枠の偶数番に入れたのはプラス。

⑦シルトホルン
2000mでの勝ち鞍はないが、ロンスパ戦はこなせそう。しかし、1600mが1-2-0-1なのに対し、1800mは1-0-0-4と適性的にはマイル寄りか。先行脚質で展開も合わない可能性あり。

⑧セオ
2000mでの勝ち鞍もあるし、ロンスパ戦での勝利経験もあり。内回りや不良馬場での実績もあるし、枠も真ん中の偶数番で文句なし。先行馬の中では唯一減点項目なし。土曜日の雨が残るようだと更にいいだろう。内にいる⑥と⑦も先行馬なので、そことやり合い過ぎると共倒れになってしまう可能性も。

⑨ウヴァロヴァイト
2000mでの勝ち鞍がない上に、ロンスパ戦で勝ち負けした経験がないのは非常にイタい。適性が合っていない可能性が高いので消しでいきたい。

⑩バルサムノート
2000mでの勝ち鞍がない上に、ロンスパ戦で勝ち負けした経験がないのは非常にイタい。適性が合っていない可能性高いので消しでいきたい。

⑪アグラシアド
中山芝2000mの勝利経験、小倉芝1800mで小回りとロンスパ戦を経験し勝利しており、この舞台への適性はある。上位人気に推されている牝馬のウヴァロヴァイトを買うぐらいなら、期待値的にはこっちの牝馬一択。

⑫ダイシンヤマト
2000mの経験どころか、1800mの経験もなく、しかも1勝馬。中山で未勝利を突破しているので、小回りとロンスパ戦は経験済み。しかし、いくら適性があったところでそもそもの能力が足りていないのであれば…。

⑬アイスグリーン
脚質が先行なので展開が向かない可能性も。小倉芝2000mで小回り、ロンスパ戦も経験した上で勝ち鞍があるのは好印象。前走は白百合Sでタイム差なしの2着、走破時計もいいし有力候補。外枠の奇数番という部分だけが減点対象だが、外の⑭と⑮に被せられなければ大きなロスにはならない。

⑭レーベンスティール
新馬戦でソールオリエンスと差のない競馬をしたことが人気の要因になっているようだが、2000mでの勝ち鞍もない上にロンスパ戦の経験もなく、買い要素はハッキリ言って乏しい。それなのに現在1人気ではさすがに食指は動かない。外枠に入ってしまったのも頂けないし、⑬と⑮に挟まれているのもマイナス要素、スタートで挟まれる等の不利を受ける可能性までも考慮すべきで。

⑮エマヌエーレ
ウヴァロヴァイト同様、2000mでの勝ち鞍がない上に、ロンスパ戦で勝ち負けした経験がないのは非常にイタい。適性が合っていない可能性が高いので消しでいきたい。

⑯マイネルモーント
2000mでの勝ち鞍もある上に、ロンスパ戦も既に経験済み、小回りも自ら動けるタイプなので問題なし。しかも、前走の東京芝1800mの時計が1.45.5と破格。古馬を含めても今年の上位5位以内にランクインする程。
唯一の懸念点は、言うまでもなく開幕週の大外枠というところなのだが、内の⑬⑭⑮が揃って前に行ってくれそうなので、実質⑫番ぐらいのイメージで良さそう。

【結論】

◎③スズカハービン
2000m○、小回り○、ロンスパ○、内枠〇、道悪○

○⑧セオ
2000m○、小回り○、ロンスパ○、道悪○

▲⑯マイネルモーント
2000m○、小回り○、ロンスパ○、持ち時計○

★①コレペティトール
共同通信杯7着(0.6差)は実績最上位

△②グラニット
同舞台での勝利経験、内枠の偶数番◎、単騎逃げ濃厚〇

△⑬アイスグリーン
2000m○、小回り○、ロンスパ○

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