ロンザ騎士団物語　stage3

【前回までの「ロンザ騎士団物語」】

貧乏貴族で子だくさんの家に生まれたジェット・ノワール、十六才。
憧れのロンザ騎士団の入団テストを受けるため、家を出る。幼なじみのレイこと、レイモンダ・エヴァンスも同行したのだが、道中、激しい嵐に遭う。
ようやく入った居酒屋兼宿屋で、黒ずくめの男、ギア・リンゼイと出会う。ごろつき達に絡まれているところを助けてもらった。
翌日、出立した二人、今度はロージーというちょっと年上の美人に出会う。
先に出発した父、ヘンリー・ワットソンが商談をするため、メルディという町に出かけたのだが、なんと財布を忘れていったという。
その父を追いかけるため、馬に乗ったのだが、何度も振り落とされた。
泣きそうになりながら歩いているところ、ジェットと会ったのである。
ジェットは急を要することと知り、財布を預かって代わりに届けると約束した。
ロージーの乗っていた馬……ロビンに乗るジェットだったのだが……。