データを分析(文章化)する際、よく使う言い回しがある。
といってもごくごく簡単なもの、「増加⇔減少」、「拡大⇔縮小」「上昇⇔低下」について確認しておきたい。こういう簡単な言葉こそ厄介だからだ。
我が社でも、校正者Aが「拡大」を「増加」に修正、校正者Bがそれを「拡大」に再修正・・・といった表現の行ったり来たりが頻繁に発生する。誰もプロの校正者ではないし、時間がないから前の校正者がどこをどう直したか確認しない。だから校正マニュアルに記載されていない文言については何の疑問もなく、おのおのの常識で判断してしまう。
ちょっと調べてみたら模範解答らしきものが出てきたので引用する。
すごく分かりやすい。
次の様なことも書かれている。
ルールを把握していても感覚によるブレは生じうるということか。表現の行ったり来たりも場合によっては仕方が無い。
ちなみに最近お会いした偉い方は
「赤字」は「拡大する」
「赤字額」は「増加する」
とおっしゃっていた。