見出し画像

オタク歴を振り返る(後編)

後編を書くぞ!!!(ワクチン接種後の待ち時間にて書き始めたものの年末近くなってしまった)

コロナ禍に出会ったもの

そんなこんなですっかりオタク化したのち、例の感染病が蔓延し生活が一変しましたね。

ちょうど人生における大事な選択の時期だったので不安も大きく……

とはいえ外出もできず、流行りに乗ってあつ森をやったりツイステを始めてみたり(トレイ・クローバー推しでした)、できることをしつつ日々だらだらと過ごしていました。

そしてぼーっとYouTubeやらニコ生やらを見ていた時に出会ったのが、ピアノ配信をしているまらしぃさんでした。

まらしぃさん自体はかなり昔から知っている方ではあり、出会ったきっかけこそ覚えていないものの、車のCMでまらしぃさんの弾く千本桜が流れているのを見て「すげぇ…」と思った記憶はありました。

高校受験の勉強をしているときにBGMとしてボカロ原曲や歌ってみたなどを漁っていた時期があり、その中にまらしぃさんのピアノ演奏もあったように思います。

そんな感じでずっと知ってはいたんですが、定期的に配信されていることをそのとき初めて知って、「この演奏を無料で定期的に聞けるなんてマジか!?」と感動してしまいました。

わたし自身も幼少期からピアノを習い続けているので、まらしぃさんの超絶技巧は本当に目を見張るものがあり、ああいう風に弾けたらきっとめちゃくちゃ楽しいんだろうな…と、憧れの存在でもあります。

ずっと習っているといっても、わたしは基礎もできてない練習もしない向上心もない、ただ惰性でピアノを弾き続けているだけの人なので、大学卒業のタイミングでそろそろ辞めてもいいかな、と思っていたのですが、すっかりまらしぃさんに感化され、向上心だけは手に入れたので今でも続けています(笑)

翌年3月に行われた武道館ライブで初めて生の演奏を現地で聞いて、それはもうボロボロに泣きました。

プロセカにもLeo/needのカバーが収録されている、「青く駆けろ!」という曲をご存知でしょうか。
「いつも応援してくれる皆さんにたくさん元気をもらっているので、今度は僕が皆さんを応援したい」という想いがこめられている曲で、まらしぃさんらしいストレートな歌詞とピアノの綺麗な旋律が最高にマッチした、お気に入りの曲の一つです。

頑張れ頑張れなんて言わなくても
戦っている 君のことを
僕はこの歌で伝えよう
熱い夢が微笑むように
「青く駆けろ!」/ まらしぃ より

配信やライブだとほとんどの場合ピアノ一本の演奏なのですが、歌詞が思い出されて一気に涙腺がやられます。

「頑張れ」なんて言葉がなくても、まらしぃさんの演奏にはいつも元気をもらっているなぁ、としみじみ思います。
(まだまだ大切な曲がたくさんあるのですが、それはまた別の機会に……)

「青く駆けろ!」が追加されるタイミングでプロセカを始め、いろんなボカロ曲を知ることができたのも良いきっかけだったなあと思います。

推しは天馬咲希宵崎奏です。真逆のタイプすぎてワロタ。
今年のエイプリルフールで咲希ちゃん始め、一歌以外の子たちが「青く駆けろ!」を歌ってくれたの最高でした。
まらしぃさんも咲希ちゃん推しなので癒着か!?と思った

というわけで、変わらず男性2次元アイドルや声優を追いつつ、まらしぃさんに再会し、「またピアノ頑張ろう」と思えた時期でした。

Vとの出会い

Vtuberというもの自体には触れていたものの、悲しいことにどれも活動者側が長く続かず、また「にじさんじ」や「ホロライブ」といった箱所属のVについてはほとんど知りませんでした。

かろうじで葛葉(なんか有名だなくらい)、やしきず、ドーラ、エリコニ(この3人はプロセカ公式番組に出てた)、クレア様(後輩の推し)、長尾(別垢のFFの推し)の顔がわかるくらいで、どれくらいの規模でどういう活動をしているのかなどは全く知らず、あまり興味もなかったのですが……

全てはここから始まりました。

発表後、手始めに社長周辺を調べることに。

上に立つエリート系イケメンが大好物な冬音さんは、加賀美ハヤトという男にも当然興味を持つわけですが、調べていく中で突如現れたのが「ROF-MAO」というユニットでした。

どうやらにじさんじの男性4人組ユニットらしい、メンバーを見てみるか…とHPを見たところ、やたら顔の良いドタイプの男がいるではないか。ライバー一覧で見たときは夢◯幻◯郎か…?と思ったあの男が。

それが甲斐田晴という沼でした。

聞けばこの男、歌が上手くて楽器もできるらしい。
そしていじられキャラらしい。おいしい。

そんなこんなでにじさんじの沼に足を踏み入れ、次に出会ったのが黛灰という男でした。

始めはROF-MAO周りしか見ていなかったのですが、当然メッシャーズなどの切り抜きもおすすめに上がってくるようになり、どんな男かくらいは見ておくか、と覗いたところ…そこもまた深い沼だったんですね。

ここまで挙げてきた推しを見て察していただけるかもしれませんが、好きな男の特徴として「ちょっと目を離した隙にふっと消えていなくなっていそう」「口数は多くないけど脳内でめちゃめちゃ考えてるタイプ」というのがありまして、そのどちらにもしっかり当てはまるのが黛灰だったわけです。

おまけに顔がものすごく好き。落ち着く低音ボイスも大好物。それでいてお調子者でシュールな笑いを生み出す天才。
そして何より、バーチャルライバーとしてのプロ意識がものすごく高い。そりゃハマりますよと。

「黛灰の物語」を知って、Vtuberってこんなことまでできるのか…と衝撃を受けました。
リアルタイムで追っていたら毎日胃痛がしそうだなとも。

メタい話にはなりますが、にじさんじにはRPをしっかりされている方と、あくまで設定として捉えて、自分の活動にはそこまで干渉させない方がいるなあと思っていて、黛は圧倒的に前者でありそのレベルも高く、高かったゆえに辞めざるを得なかったのかなぁと勝手に解釈をしたりしています。

もっと早く出会っていれば、彼の物語をリアルタイムで見て、参加することができたのに…という後悔と、全て終わって黛灰が黛灰の意思で生きている世界線で出会えてよかったなという安心感を抱きながらしばらく見守っていた最中の活動終了発表だったので、やっぱりショックは大きかったです。

どことなくもう長くはないんだろうなという雰囲気は出会った当初から感じてはいて、それこそ気づいたらいなくなってるみたいなことがあるんじゃないかとも危惧してましたが…思いの外ちゃんと発表したし発表の仕方も黛らしかった(笑)

発表後最後の1ヶ月は本当に濃かったなと思います。
出会って間もない私にも、黛ってこんなにも色んな人を大切に思って活動してきて、それがちゃんと周りにも伝わっていてたくさん愛されてたんだなぁというのが痛いほどわかって、一つの企画やコラボが終わるたびにめそめそ泣いていました。

Vtuberの面白さ、幅広さをたくさん教えてくれた大切な人です。
「推し」と呼ぶにはちょっと尊敬と感謝の念が強すぎるくらいに。

"黛灰"がいつまでも幸せで暮らしていたらいいな、といつまでも願っています。

最初で最後のスパチャ

そして今に至る

ちょっと長くなりすぎましたが、ようやく現在です。
Vtuberを見ている中でたまたま出会い、これは推すしかない、と思ったのが唯宵りーなさんです。

りーなちゃんについてはここに書くと大変なことになるのでまた別の機会に。年を越えてしまう。
年末年始のお休み中ずっとやってる無人配信めっちゃ良いから聞いてくれ。


Twitterのプロフカードにも少し書いてはいますが、現在推している&気になっているVをきっかけなどと共に羅列していこうと思います。なるべく簡潔に。

海妹四葉
にじさんじについて調べているときに可愛いな!と思った女の子の1人。
にじクイ(格付け)を見て笑顔にやられ、朝はぴに元気をもらい、Apexにじさんじカスタムで血の気の多さに爆笑し、歌声に魅了され、気づいたらメンバーシップに入っていました(?)
コミュ力が高く物怖じしないので、どんな相手とのコラボも安心して見れます。新衣装もかわいい。

加賀美ハヤト
加賀美インダストリアル代表取締役。
出会いは前述の通りですが、本当に歌が上手い。
発声がしっかりしている男性の歌声が大好きなんですよね。
そしてギャップに弱いで有名な冬音さん、社長の可愛いところを見ると心臓が痛い。
ただTHE 男の子であり世代も違うので元ネタがわからない例えなどをされることが多く、若干ついていけてないのでひっそりと推すに留めています。(メンシは入ったよ)

天宮こころ
一目惚れ。顔も声も可愛すぎるしグッズや配信画面、サムネのセンスが良い。
この娘を追っかけまわして泣かせたい気持ちはめちゃくちゃわかります。
新衣装のショート姿可愛すぎて泣いた

ローレン・イロアス
まぁ色々あったので名前や顔を覚える前に知ってはいましたが()、大会がある度に努力家な面を見せてくれて、気づいたら応援したい男になっていましたね。
あと歌が上手い男はもれなく好きになってしまう傾向にある。
お前の3D見たらさすがに泣いてしまうかもしれん。楽しみではあるよ

そして、挙げ忘れてたけど現在わりとお金出しがちな推したちも作品ごとに紹介しておきます。

和泉一織、千
アイドリッシュセブン。
一織はアイナナ、千はRe:valeの一員です。
顔が好き。歌声が好き。

キタサンブラック、サトノダイヤモンド
ウマ娘。
ゲームで先に知って、アニメ2期で完全に落ちた。
競馬ですか?今年も相変わらずマイナスです

鍾離、重雲、雷電将軍
原神。
イケメン、ショタ、美女です。

英篤影
ウインドボーイズ。
父親が県議会議員、本人は生徒会長そして部長。言いたいことはわかりますね?(圧)


うわああめちゃくちゃ長くなってしまった!!
比較的オタク歴の短い私でもこうなってしまうので、他の人は研究論文並の長さになるんだろうなと思っています。

自己満振り返り楽しかった。
読んでくださった方、もしいたらありがとうございました。
これからも細々と推し活を続けていくぞ🫶

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?