冬支度、コンピ『コーヒーもう一杯vol.11-3(コンピ発売記念ライブ)』2021年6月26日
サブスクリプション。冬支度もそろそろと思いながらも重い腰がなかなか上がらないのはいつもの事。サブスクの登録しててつまづいたのが英語のプロフィールと楽曲の英題。これが必要なんですと。みんなこんなのどうやって考えてんだろうね。我々英語が話せないんだから正解が分からない。
ドラムの千尋さんの古い友人がされている中津の季節の野菜を使ったお料理とお酒が楽しめるお店 ンケリコへ。マスターが英語が話せる方なので、英題の訳を考えて頂ける事に。お店に到着し程なくして千尋さんからメッセージが。電車に乗り間違えたというまぁよくある話。呑みながら待つかと瓶ビールと肴を頼み やりはじめてると再びメッセが。落とし穴に二度落ちる。
千尋さん斎藤さんはカジュアルに電車に乗り間違えるか乗り遅れる。自分はそもそも普段電車に乗らない自転車生活。ゆえに無駄に日焼けしてる。
このnoteを始めたきっかけは冬支度のライブ履歴をセットリストと共にどこかに残しておきたかったからで。目下、夏真っ盛り。そこから2カ月弱、6月末まで記憶を辿ってみましょう。時間が経つと極端に良かった記憶と悪かった記憶だけが頭に残るものってもんで。と言ってもまぁ冬支度をやってて悪い記憶なんてそうそうないのだけど。
6/26は冬支度が参加したコンピレーションアルバム「コーヒーもう一杯」のレコ発ライブの大阪編。名古屋のミュージシャンが集まったこのコンピに唯一大阪から冬支度参加させて貰っておりまして。
同じくコンピに参加している名古屋のブルーグラスポップバンド コーラスウォーター。そしてスペシャルゲストに関西より松ノ葉楽団。DJにNoda's Rockin' Bluessさん(野田さん)。これは良い夜になるぞと、詳細が決定した時点から確信めいたものはあったのだけど、これが集客と直結するかと問われれば即答できないのが昨今のご事情。
コーラスウォーターが会場の雲州堂に到着して、メンバーが体育館ぐらい高い雲州堂のステージや二階の楽屋からステージを見下ろせるロケーションにテンションが上がっている。その姿が冬支度が初めて名古屋のK.Dハポンに出演させて貰ったときのリアクションと全く同じで。両店、二階から見下ろすように写真を撮りたくなるし高い天井まで写したくなる。
そして開演。フタを開けてみれば満席御礼。除菌、検温&換気はばっちり。
トップは我々、冬支度。雲州堂については勝手に「冬支度のホームグラウンド」と呼んでるので、もはや普段練習をしてるスタジオより演奏し慣れているのではなかろうか。慣れ過ぎてるのもアレでダラダラダラダラして緊張感を失いがち。そのうち斎藤さんと千尋さんの華奢な声の二人がひたすらハモってるだけの曲作りたいな。
【セットリスト】
1.天気屋
2.初雪
3.虫の音
4.やわらかな緊張
5.記憶の蓋
6. Sさん
7.コンビニコーヒーブルース
8.眠り羊が丘越えて
続きましてコーラスウォーター。当初、2月にリリースされたコーラスウォーターのアルバム「めがねと水玉」のレコ発ライブ大阪編をしましょうと冬支度のイベント「靴音までメロウに」にお誘いしてて。そんな時タイミング良くコンピレコ発ライブ大阪編の話を主催野田さんからコーラスウォーターと冬支度に頂いたので、ではそちらでやりましょうと、今回のコンピレコ発かつコーラスウォーターのレコ発ライブに。
彼らをお誘いした時点で、ステージ中央に1本のマイクを立てて演奏するブルーグラスマナーに則ったスタイルは、雲州堂の雰囲気にばっちりだろうと。冬支度の自主イベントを雲州堂で開催する時は。自分達が好きなミュージシャンである事は勿論、この好きなミュージシャンを雰囲気の良い雲州堂で演奏してる姿が観たい、というのが結構あって。
演奏が始まった時。丁度ドリンクの早めのラストオーダーの時間で、フードのカウンターにお客さんが移動して会場お客さんが少なかったのだけど。1曲目終わりには皆さん戻ってこられ、そこからえらい盛り上がり。演奏にお客さんがリアクションし、更に演奏が乗ってくる。最後の曲では場内手拍子、拍手手拍子。きっと彼らはこの日気持ちよく眠りにつけるのではないかと、自分そんな事を考えてました。
トリは松ノ葉楽団。普段はトリオでライブする事が多いのだけど、松ノ葉楽団が到着したらこの日は5人編成。松ノ葉の初期ドラマーで長い長い転勤から関西に戻り楽団に復帰したトミーさん。そしてyoutubeで放送してる松ノ葉ラジオでボーカルのケガニさんと軽妙なやり取りを聴かせてくれる、ギターからバンジョー、マンドリンまでを巧みに操るパックワンさん。役者が揃った感。少年誌っぽい展開。
松ノ葉楽団と冬支度は活動を始めた時期も近くて、その時その時に共演する機会があって。お互いのグループの今日に至るまでの過程を見てきてるのだけど。この日5人編成の貫禄のあるステージを観て、これはもう京都のアコースティックシーンを代表するバンドになったなぁと。ピアノのかんじょうえみさんがまた染みる歌声の持ち主で。もうオセロで全部白にひっくり返して勝利みたいなそんな松ノ葉楽団のステージでしたね。さすがだわ。
そして最後、DJ Noda's Rockin' Bluesさんがマイクを手にこの日ご来場下さったお客さんへの感謝の意に続き、「このコンピに参加してる名古屋のアジマカズキ君が、家庭の事情でこの日のライブに出演出来なくて悔しがってたので、彼の曲を流して終わりとさせて貰います」とコンピからアジマさんの曲を流して大団円。野田さんはこういう粋なはからいがお好きな人。
自分よく言ってるんだけど、関西と名古屋は思っている以上に近くて行きやすいので、どんどんお互いの土地でライブして名古屋と関西の交流が進むとなんか面白くなるのではないかと。最近カジュアルに名古屋でライブを続けている冬支度からの提言で締めさせて貰います。