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デルメゼ3で勝率を上げるために(ver7.0)


はじめに

「上手い人といって勝ったことあるけど全然勝てない」「黄色とか赤は見れるんだけど勝てない」って人向けに私が意識してる細かい点を共有できればと思って書きます。あくまで現時点の私の考え方ですので、もっと上手い方からすると間違っていたり、今後考えが変わることもあるかもしれません。よし保険OK。
できるだけ基本的なところから書きますが、テンプレ職についてや基本陣形、用語、反撃、装備についてはある程度理解している前提で話を進めます。そのあたりからわかんないよ!って方はググってください。いっぱい記事出てきます。
あと記載順は関係ないです。気にすべき順とか重要な順とかではなく全部等しく意識してます。
超長い記事ですが、あえて職ごとにページを分けず1つのページにまとめています。これは「他職の考え・動きも知って欲しい」という意図からです。全職できるに越したことはないですが、できないのであればせめて何を考えて行動しているかはお互い把握しておきましょう。

まものつかい編

【1】HPリンクは命綱。リンクの切れ目は縁の切れ目っておばあちゃんが言ってた。

そもそもなぜHPリンクをするのかと言うと、デルメゼの攻撃が強すぎて1人分のHPでは耐えられないからです。更新忘れでHPリンクが切れるということは、相方を見殺しにするということです。HPリンクが切れるのはまものつかいの責任です。絶対に時間を意識しましょう。
私自身もめっちゃ上手い人にアドバイスをもらったのですが、残り時間が4の倍数分(開幕20分、16分、12分、8分、4分)台になった時に更新する意識を持てば切れることがないのでオススメです。


【2】リンク先には不用意に近づかないで。予定通り事が運べば君とは4分後に再会だ。

デルメゼはほとんど範囲攻撃をしてきます。せっかく「1人では受け切れない」という理由でHPリンクをしているのに2人で攻撃をくらったら台無しです。明確な理由なくリンク先には近づかないでください。特にブレスの範囲は非常に広いので、サポまもと壁職は90度以上角度をつけておかないと死ぬと思っていいです。
もちろんHPリンクを更新したい時や、陣形が崩れていて壁の成立を優先させた方がいい時など、近づかなければならない明確な理由がある時は構いません。用事が終わったらすぐに定位置に戻りましょう。


【3】スタートダッシュで差をつけろ!始まる前から走り出せ!

開幕サポまもは前進して壁を、前まもは後退して僧侶とHPリンクを繋ぎますが、どちらも遅れると開幕から崩れる可能性があります。出遅れないように、移動可能になる前からあらかじめ移動する方向に移動スティックを入れておきましょう
走り出した後、前まもはレイ以外はどんな場合でも壁際まで下がったら僧侶にリンクです。レイなら横に避けてからリンクです。
サポまもは自分タゲのウェーブならやいばで耐えれます。ブレスは諦めて死にましょう。ボールなら死ぬまでに猶予があるので1発Aペチが可能です。壁職がタゲなら僧侶様が壁更新に来てくれます。交代してからリンクを繋ぎましょう。


【4】陣形が崩れた時は壁の成立を優先。いざという時は君も僧侶様を守るナイトだよ。

崩れた時ほど立て直すための対策を講じるための時間が必要になります。時間を稼ぐ=壁の成立です。死者が出たからといって葉っぱの速達ではありません。もちろん普段は武や踊りといった壁職が壁を担いますが、壁職が死んでしまった等何らかの事故があり壁をできない状況の時は代わりに壁をする意識を持ちましょう。
タイトルでは分かりやすく「僧侶様」としましたが、僧侶様がお亡くなりになった場合も同様です。誰か1人が壁となり、他のメンバーは壁の後ろに行って時間を稼ぎましょう。誰が壁になるかは、基本的に「その時殴られても1番被害が少ない人」です。

例①壁職だけ死んでいて前僧リンクあり
→前まもが壁です。
サポまもはリンクがないので殴られたら基本死にます。前まもなら1発殴られてもHPが足りるなら死にません。

例②壁職だけ死んでいて前僧リンクあり、ただし僧侶様祈り切れ等で十分なHPが確保できていない
→サポまもが壁です。
前まもが殴られると前僧2人で死ぬのでサポ1人で死んだほうがマシという考えです。

例③サポと壁職死亡、僧侶様蘇生直後
→僧侶様が壁です。
無敵時間を有効活用しましょう。たとえ僧侶様であっても状況によっては壁にして前まもは逃げましょう。

ただし壁不成立で時間稼ぎすらできないのが1番辛いので、1番行くべきだと思う人が後ろに下がってるなら自分で壁に行く意識を持ちましょう。
そうして自分が壁役でもタゲではない時に葉っぱの配達に伺うのです。壁役とタゲしか生きていないなら、死体のそばを通った時に壁役が壁をしながら葉っぱを使いましょう。


【5】デルメゼが怖くて壁ができない?僧侶様「ウロウロする君の方が怖いよ」

いざ代わりに壁になろうとしても、デルメゼを怖がってうろうろしてしまい、結局壁が成立せず立て直しがうまく行かない場面をよく見かけます。壁をする時のコツは3つだけです。

①デルメゼとの距離をあけない
デルメゼと壁役の距離が遠いほど壁が抜けやすいです。できるだけ密着しましょう。押してもいいです。ただし押す場合、デルメゼが歩き出すタイミングと押すのをやめるタイミングが重なると抜けます。また、ターコイズや魔蝕の時に張り付いてしまいツッコミが上手く出ないことがあります。対策としてはスティックを手前に入れてからツッコミを入れることである程度回避できます。ファイナルレイの時に張り付いてしまい逃げられなかったらそれはもう諦めて発狂しましょう。
ちなみに私はそれが嫌なので「絶対にまだ歩き出さない」と確信があるタイミングで一瞬だけ押すソフトタッチ派です。

②ツッコミを出せるように用意しておく
ターコイズや魔蝕が見えた瞬間ツッコミを入れないと間に合わないので、あらかじめ「あとはAボタンを押すだけ」でツッコミが出る状態にしておきましょう。よほど時間ギリギリとかでない限り、崩れている時は立て直しが優先なので、無理に殴らなくても大丈夫です。

③動くな
デルメゼを受け止める瞬間も、受け止めた後も移動スティックを動かしてはいけません。壁が抜けます。まものつかいが壁をしていると言うことは、すでに何かしらイレギュラーがあって崩れている状況のはずです。恐怖心を捨ててしっかりとデルメゼを抱きしめましょう。位置の理想はフィールド内側になっている方の足の前ですが、まずは壁の成立が1番なのでそこまで神経質にならなくても大丈夫です。気持ち内側だと助かる!とだけ頭に入れておきましょう。
また、壁が成立したら押すのをやめましょう。押している角度がずれると壁が抜ける可能性があるので、移動スティックから手を離した方が無難です。


【6】今俺が壁してるんだけどタゲがリンク先じゃね?それ結構やばたにえんだよ!

そのまま最後まで壁をするとコバルトウェーブ等範囲技だった場合、リンク先と2人で攻撃をくらって死にます。必ず最後は壁を外しましょう
また、HPが白の場合は反撃に通常攻撃があります。つまり場合によっては
リンク先が殴られる→リンク先と自分のHPが減る→回復が間に合わないまま自分に反撃通常攻撃
で死にます。
対策方法は
①タゲが僧侶なら僧侶がファランクス
②無限列車を狙う
といった方法がありますが、これらは自分以外にも理解して協力できる仲間が必要な動きになるので、とりあえずデルメゼの周りに玉があるならターコイズブラストの範囲外でやいばのぼうぎょがオススメです。玉もターコイズブラストの誘発対象になります。
なお、タゲが理解者なら無限列車を狙ってくると思います。無限列車とは、反撃攻撃に対して壁を成立させることを言います。反撃は必ず壁に参加していた人から選ばれます。つまり自分が壁をしていたなら反通のタゲは自分になります。無限列車を成立させられた方がお得なので、その場合はしっかり意図を汲み取りタゲの後ろに逃げ、壁を成立させて時間を稼ぎましょう。


【7】ガンガン行こうぜ?結果崩れて全然殴れないぜ!

いわゆる後出し行動を徹底しようという話です。敵の行動をよく見ず双竜撃ちをしてターコイズブラストが来て死ぬ……なんてことがないようにしましょう。死ぬということは、誰かに蘇生してもらう+HPリンクを再度繋ぎ直す+バイキルト等のバフを掛け直す必要が出てきます。攻撃を1手見送るだけで防げたかもしれない事態なので、結果的にマイナスです。怪しいと思ったら殴らず様子を見ましょう。


【8】じゃあいつ殴るの?壁成立中でしょ!

壁成立中デルメゼは15秒間何の行動もしてきません。超安全です。いつ殴るの?今でしょ!現環境でデルメゼ3はかなり時間の余裕があります。慣れないうちは壁成立中だけ殴ってても足りると思います。


【9】ちょっとだけ火力を意識してみる。ちょっとだけだよ?

前提として、死なないのが1番の火力です。絶対に無理はしないでください。それを踏まえた上でもう少し火力を意識したい場合に頭に置いておいて欲しいのが、ウォークライやテンション、災禍がある時に双竜をするのはもったいないです。CT技(ビーストファング・極竜撃ち・悶絶撃ち)を使いましょう。タイミング的にCT技全て使い切ったあとなら仕方ないので諦めて双竜しておきましょう。逆にいうとウォークライが光っているのにCT技を先にするのはもったいないです。使う順番を意識しましょう。
テンションがある時は、悶絶撃ちが最適です。仕様上テンションは初撃にしか乗りません。つまり、多段攻撃のビーストファングより、1発だけ強力なダメージを与える悶絶撃ちのほうがダメージが伸びやすいです。悶絶を直前に使ってしまっていたのなら極竜、それもないなら泣きながらバイキルショットでもしておきましょう。
対して災禍は多段攻撃でも全てに補正がかかります。ビーストファングの撃ちどころです。ただし、ビーストファングは射程が短くデルメゼと密着します。他のメンバーを巻き込む位置になりがちです。特に危ないのがファントムボールです。自分タゲのファントムなのによく見ずにビーストを撃ち込んでしまい前衛2人を巻き込んで昇天する悲惨な光景を結構目にします。ファントムボールが見えた時は、しっかりダメージ判定が終わってからビーストを撃ち込みましょう。


【10】タゲ引いちゃった?玉がたくさんあるなら反転しとこう。迷ったら反転っておばあちゃんが言ってた。

そのまま順転を繰り返すと、そのうちずっと前に出た古い玉ゾーンに突入します。それを防ぐため、反転をして反撃のターコイズで玉を意図的に割る処理が必要です。基本的にまものつかいのホームポジションでタゲ下がりすることはありませんが、僧侶側に下がっている時にタゲを引いた場合はせっかくなので引っ張ってあげましょう。古い玉を把握して反転指示が出せるのが一番ですが、迷ったら反転を繰り返しておけば自動割れのリスクは少なくなるはずです。もちろん玉がなければ順転で構いません。
なお、反転する際はツッコミを駆使しましょう。走ったほうが素早く移動できて玉処理がしやすいです。都合の良い位置にいる人にツッコミができればよいですが、難しい場合、少なくとも直前まで壁役を担っていた人は避けましょう。デルメゼをサンドイッチする位置にいる可能性が高いです。
また、タゲ下がりの仕方と当たる位置にもコツがあります。詳しくは僧侶編で書こうと思いますが、タゲ下がりのルートは外周側に寄せて、当たるタイミングは8秒以上15秒未満で当たれる場所かつ玉を次の進行方向と逆側で割れる位置(いわゆる背面割り)です。


【11】玉がなくても反転指示!?玉状況だけが判断ポイントではない!

もちろん基本は玉状況次第で反転判断をするのですが、それ以外にも反転した方が楽な状況があります。

①僧侶様が壁をしている時
僧侶様はタゲが当たると同時に回復をします。回復するということは立ち止まる必要があるということです。デルメゼの目の前で回復をすると、反撃のターコイズから逃げられず被弾する可能性があります。反転壁外しにすることで、デルメゼの方が移動して距離を開けてくれるので、よほどそのまま行かなくてはならない玉状況でない限り、反転指示を出して壁を外してあげたほうが僧侶様的には楽になります。

②無限列車を狙う場合
HPが白で、かつすぐに回復できない状況のときは無限列車を狙う必要がありますが、順転だと狙いづらいです。反転しましょう。

③起こせる死体が反転先にある場合
蘇生のために反転して迎えに行きましょう。


【12】タゲ「反転します」と言っているのにギリギリまで殴っている君は鬼ですか?

先述の通り、少しでも素早く移動するため、タゲはキラポンやツッコミという特技を使って移動します。キラポンやツッコミは味方の位置まで走って移動する技です。(本来の用途とは違うけど。)なのにギリギリまでデルメゼの脇腹を殴っていたら、反転先がいなくて困ります。
また、状況によっては範囲攻撃を巻き込む可能性があります。具体例を出すと、
僧侶にファントムボール→たまたま手前(反転前の方向)で玉が自動割れ→自動割れの玉を避けるためキラポンの入力をせざるを得ない→脇腹でギリギリまで殴っていた前まもを巻き込んでファントムボール被弾
といったリスクです。そんな都合のいいタイミングで割れるわけ……と思うかもしれませんが、経験上そこそこあり得ます。
反転指示が出ている時は、ギリギリまで殴らず安全第一で反転先になれるよう離れておきましょう。目安は双竜2発撃ったら反転先になれるように離れて滅却でもしておきましょう。


【13】ターコイズブラストの距離がわからない?君はもしかしてヤマアラシ?

ターコイズブラストの射程は双竜撃ちの最大射程と同じです。少しでも下がれば当たりません。怖がって必要以上にデルメゼから逃げるまものつかいを見かけます。双竜撃ちを最大射程で撃ったあとなら1歩歩くだけで避けれます。


【14】デルメゼくんがフィールド中央にいるのは君のせい?無意識にお散歩させるのはやめましょう。

デルメゼがフィールド中央にいるのはデメリットしかありません。壁の開始地点が中央になるということは、壁更新がないと反撃が出るまで引っ張れません。壁更新をするということは一時的に2人が壁をすることになり、その瞬間タゲの人が当たることができません。細かい位置調整でできず玉管理の計画がズレる可能性があります。そのため基本的に外周を歩かせて壁役の1枚だけで反撃が出るまで引っ張りたいです。そうすると通らなくなる中央の玉はターコイズブラストで割らずに放置することになります。そして中央に残っている玉は基本的にいつ割れてもおかしくない古い危険な玉となります。嫌ですね。
じゃあ誰がデルメゼをフィールド中央に寄せているのか?デルメゼが歩くのは基本的に誰かを殴ろうと狙っている時です。中央側にいるのは誰ですか?そうですまものつかいです。まものつかいを狙った時にデルメゼは中央側へ歩くのです。
じゃあ狙われないようにしろ!というのは無理な話なので狙われても大丈夫なように対策が必要です。結論からいうと、デルメゼが中央に寄ってきている時は、デルメゼとの距離をあけすぎない。前項目で双竜とターコイズの範囲は同じと記載しましたがこれは双竜の最大射程にいろという話ではありません。もっと内側(デルメゼの近く)にいるべきです。歩いてターコイズブラストを避けれる範囲で待機し、デルメゼが歩き出した(=壁が成立した)ら双竜撃ち。歩かずターコイズブラストをしてきたら、いつも双竜撃ちの範囲を思い出して、それよりもさらに遠くへ逃げる。そうすることで、まものつかいが狙われた時にデルメゼが歩く範囲を少なくします。
とはいえあまりにもフィールド中央に寄っている場合は外周側に立つことも検討しましょう。
デルメゼがしっかり外周側にいる時は双竜最大射程で構いません。むしろ最大射程じゃないとサポと壁職がボール巻き込んで死にます。


【15】壁更新~やらなきゃタゲは~しんどいよ。でも邪魔になる~気を付けて。(五七五七七)

反撃は全員避ければ誰もダメージを食らわないボーナス行動の可能性が高いです。絶対に出したいです。しかし壁開始位置がフィールド中央だったり、壁職の角度が浅かったりすると、満足に引っ張ることができません。そんな時は壁職よりもさらに内周側に壁に入りましょう。いわゆる壁更新や補助壁というやつです。ちなみに2回壁更新(例:武→まも→武)をすると反撃が出るまでの時間がギリギリになりがちな上、壁更新中は2枚壁になるのでタゲがあたりに行けません。僧侶様がタゲの場合、サポまもが壁更新をすることで武がそのまま壁から外れるという選択肢が生まれる(=壁更新の回数が減る)ので、個人的にはサポまもが壁更新をする方がオススメです。とはいえ更新がない方がつらいので前まもが更新しても問題はありません。


【16】僧侶様の届かぬ想い。涙のベホマラーを無視する君は冷たい人だね?

回復が届かないということは次の攻撃でリンク先共々あの世行きの可能性があります。デルメゼの背面で最大射程の双竜撃ちなんてした日には僧侶様にすんごく歩み寄ってもらわないと回復が届きません。基本的にデルメゼの背面には行かない、どうしても背後に回らないと行けない事情があるなら、なるべくデルメゼの背中に近づいて僧侶様との直線距離を短くする等の意識を持ちましょう。


【17】足元の玉が割れた!そんな時は菩薩のベホマラーを求めて走れ!

自分の周辺で玉の爆発した時、しっかりと僧侶様側へ避けれるのであれば歩いても構いませんが、そうでないなら僧侶様はツッコミを選択することで走って脱出しましょう。ツッコミを完遂する必要はありません。玉の爆発範囲外まで走ったらキャンセルして定位置へ戻りましょう。
コツは、自分の周辺に玉がある時はデルメゼが歩き出して壁が成立するまでツッコミにカーソルを合わせておき、まものつかい側に範囲攻撃が来たらあとはAボタンを押すだけでツッコミが出せるようにしておくことです。
なぜ僧侶に?の答えはベホマラー範囲内に入るためです。時々歩いてデルメゼの背後側へ逃げてしまうまものつかいがいますが、ベホマラーが届かないので僧侶様が涙をこぼします。僧侶様の口から愚痴がこぼれる前に改善しましょう。


【18】下がる時は壁の後ろ。フィールド中央は君のステージではない。

僧侶以外は殴る職です。それなのに下がるということは壁の成立率を上げて安定度を高める目的があるはずです。その状況で壁が成立しない位置にいるのはいただけません。壁が抜けるということは陣形が崩れるということです。陣形が崩れると玉管理が狂います。余計にピンチになりかねません。
下がる時は壁の後ろ、僧侶の位置です。なんなら僧侶より後ろでも構いません。中途半端にフィールド中央でボーッとしないでください。狙われたら壁が成立せずデルメゼがその位置まで歩きます。先述した通りフィールド中央はデメリットしかありません。「ちょっと壁抜けちゃった〜」ではないです。かなりの迷惑行為だと自覚しましょう。


【19】次殴られたら死んじゃうよ?だったら誰かを盾にして図太く生き延びよう!

デルメゼはタゲを取る攻撃の場合、基本的に殴りたい人に接近して攻撃します。射程が長い攻撃は分散とレプラのみです。何らかの理由で回復が間に合わず、次の攻撃で自分が殴られたら死ぬ場合、殴っている場合ではありません。無事な人を盾にして逃げましょう。
基本的に臨機応変に判断しなければなりませんが、明確に下がるべき状況もあります。それは僧侶ターゲットのレプラ後の前まもです。レプラで小人化した場合、攻撃力と回復力が低下します。攻撃力はそこまで脅威となりませんが、回復力が低下するのはとんでもなくピンチです。次の攻撃を耐えうるだけのHPを回復できません。なので僧侶は一刻も早く自身の小人化を治す必要があります。小人化を治療するということは、そのターンは回復できません。僧侶がレプラのダメージを回復できていない状況で前まもが殴られるとHPが足りずに2人仲良く死にますね?僧侶がレプラをくらったら前まもはツッコミで素早く僧侶の位置まで下がりましょう。そして心優しいサポまもは僧侶に届く位置でしずくをまいてあげましょう。


【20】勇気のリンクを切り!いざとなったら相方には孤独死してもらおう。

リンクがつながっているということは死ぬときは基本2人一緒です。当然ですが2人死ぬのと1人だけ死ぬのではその後の立て直しの難易度が変わります。リンク先が絶対に死ぬとわかったときはリンクを切りましょう。大丈夫です恨まれません。むしろ感謝されます。リンク切りはさくせんから選べます。HPリンクを切りますか?のカーソルの初期位置は「いいえ」なのでA連打では切れません。しっかりと「はい」にカーソルを合わせて切りましょう。咄嗟には選べないので、相方の死が予見できた時点でカーソルを合わせておき、切らずに済むのであればキャンセルしましょう。
例としてパッと思いついたのは下記2パターンです。

①ターコイズブラストが当たる位置で座り込んでいる時
よくあるのは壁成立中、もう少しでタゲが当たるタイミングで壁職が玉割れに被弾するパターンです。反撃ターコイズに備えてリンク切りの準備をしておきましょう。

②動けない状態で周りに玉がある時
相方が玉に当たって座り込んだ状態で、かつ周りにまだ玉がある状況であれば、ターコイズ範囲外であってもリンク切りを意識しておきましょう。次相方ターゲットの範囲攻撃が来た際に、デルメゼの攻撃+相方の周りの玉が割れてHPをゴリゴリ削られ仲良死の未来が見えます。


【21】僧侶様が忙しそう?君にも手伝えることはたくさんあるよ。

殴ることが仕事の前衛3人は、「ちょっと怖いな」と思ったら1ターン見送るという選択肢があります。しかし僧侶様はそうはいきません。デルメゼの攻撃1発を耐えれないからHPリンクして2人分のHPで耐えているのに、回復せず様子見してたらもう1発くらって死にます。僧侶様はデルメゼの1行動に対して1回復する必要があります。回復以外の行動ができるのは、回復が不要な時のみです。
前衛側の不注意でうっかり死んでしまったりすると、僧侶様からすると大変な負担です。前提として、迷惑をかけない立ち回りを心がけましょう。
それでも前タゲが続いたりすると僧侶様が苦しい場面が出てきます。そういう時こそ後ろに下がってタゲを引いて時間を稼ぐとか、僧侶様がフバーハを巻く時間がなさそうなら自分で滅却をするとか、スピゾ撒く余裕がなさそうなら自分で服薬するといったサポートをすることで、結果的にターンが足りず回復できず死者が出るという事態を防ぎ、安定討伐につながります。自分のことだけでなくPTメンバーのことを考えた行動を心がけましょう。


【22】滅却ってそもそも必要?それより殴りたい?君の気持ちはわかるけど必要だよ。

滅却をしていなくてもブレスで死なないじゃんと思うかもしれませんが、特定条件下で滅却がないと死にます。

①サポまも・壁職が2人ともくらった場合
リンク同士で範囲攻撃をくらうことになるので仲良く召されます。しかし滅却がしっかり入っている場合、ブレスのダメージは1人で受けられる量のダメージに抑えらえれます。つまり2人ともに滅却が入っていれば、万が一巻き込んでもお互いダメージが貫通することなく生きることができます。ブレスの範囲はとても広いので気を付けていても事故が起こりやすいです。暇な時に保険として入れておきたいです。

②全属性低下バフが付いた状態でくらった場合
全属性低下バフは、属性が付いたダメージ量が2倍になります。HPリンクで2人分のHPがあっても足りません。滅却を入れておけば死にません。全属性低下のバフがついてしまうのは、魔蝕に当たった時とダークネスブレスをくらった時の2つだけです。これらの攻撃を受けた際は自発的に入れておきましょう。


【23】サポまもは下がるべき?殴るべき?判断のポイントは分散する災禍と壁の開始位置。

そもそもサポまもが下がって僧侶様の位置にいると何がお得なのかを整理すると、大きく3点あります。

①タゲを引いて引っ張る
3人前で殴っていると、前タゲ率が高くなって僧侶様の回復が間に合わないことが出てきます。サポまもが代わりにタゲを引けると、その間僧侶様が回復以外の行動を取ることができて安定感が増します。

②補助壁に入りやすい
通常のポジション(デルメゼの斜め後ろ)からだと、壁が成立して歩き出したデルメゼを背面から追い越して回り込んで壁に入る必要がありますが、僧侶の位置からなら前進するだけで済むので楽です。

僧侶様の分散タゲ処理
僧侶様が分散のタゲを引いた際にサポまもが近くにいると、一緒に受けるという選択肢が生まれて処理の幅が広がり安定しやすいです。

つまりサポまもがずっと前で殴っていると僧侶様の難易度が増します。僧侶様が不慣れなら基本的に下がって僧侶様と行動し、自タゲでないことを確認してから壁更新や殴ると良いと思います。
僧侶様がある程度慣れた人の場合、「分散を一緒に受けること」と、「補助壁が必要になりそうな場面」の2つを意識すれば良いと思います。
具体的には
①75%~50%区間で僧侶様の周りに玉がない時(分散対策)
②黄色以降の確定分散(分散対策)
③デルメゼがフィールド中央に居座っている時(補助壁意識)

上記3つの状況の時は下がったほうが無難です。
また、壁職が不慣れな場合は
④壁職が不慣れで毎回壁開始の角度が浅いと感じる場合(補助壁意識)
も加えて意識しておくと手厚いでしょう。


【24】モード表が覚えられない?意識するポイントは4点だけだよ叩き込みな。

ググったらモード表が出てくると思います。こんなの覚えられるか!と思うかもしれませんが、覚えることでメリットがたくさんあります。とりあえずCローテは覚えましょう。Cローテを覚えた後、余裕がある方はBモードの技を全部じゃなくてもいくつか覚えるだけで全然変わってきます。せめてなにか1個だけでもBモードの技を覚えてしまいましょう。通常行動のスタンバーストあたりが覚えやすいと思います。2連続スタンバーストが来たら反撃スタバ→通常スタバということになるのでBモード確定です。
もちろん丸暗記するに越したことはありませんが、あとはポイントを抑えれば丸暗記できなくても大丈夫です。

①ファントムボールの後はジャッジメントブルーが来るかもしれない

黄色も赤もCモードの固定行動を見ると、ファントムボールの次の行動はジャッジメントブルーです。ジャッジメントブルーは「お互いに距離を取って」「玉の爆発範囲から逃げられる」「僧侶のベホマラー範囲にすぐ復帰できる」安全地帯で受ける必要があります。突然ジャッジが来て安全地帯を探すより、ファントムボールが来た時点で「次はジャッジが来るかもしれない」と予測して安全地帯を探した方が安定しますね?
ただしこの際早く移動しすぎてベホマラー範囲外に行ってしまい、ファントムボールのダメージが回復できないままジャッジのダメージで死亡する事故が散見されます。意識してベホマラーをもらいながら安全地帯を探しましょう。
丸暗記ができる人は、赤Aモードの時も「次はジャッジかもしれない」運転で行動しましょう。

②黄色のジャッジの次はブレス

ブレスということは僧侶が受ける分にはノーダメージです。僧侶がタゲを引いているなら、僧侶だけで受けられるよう意識しましょう。1ターン回復不要になる(=別のバフ更新行動ができる)のでお得です。

③黄色も赤も分散はC固定ローテの中にしかない
分散は射程が長いうえ、誰かと一緒に受けるor玉と一緒に受ける必要があるため、突然飛んでくると非常に怖い技です。しかし幸いなことに、黄色以降は固定ローテの中にしか存在しません。来るとわかっていれば対策は容易いですね?

④赤Cローテのジャッジの後2行動は射程が長い2つの特技が連続でくる
赤Cローテのジャッジの後は分散→レプラと続きます。どちらも突然来られると対処に焦ってしまう技です。事前に把握できていれば焦らず対処が可能です。赤のジャッジの後は上記の技がくるかもしれないと思って行動しましょう。
また、これらの特技は射程が長く引っ張るのが反撃を出すのが大変です。タゲを引いたらしっかりと距離をとって引っ張ることを意識しましょう。
ちなみに、射程が長いこれらの特技は反転がちょっと難しいです。反転先になる際は、デルメゼの脇腹を通らずフィールド中央を横切るような位置取りにしてあげると安定しやすいです。僧侶様がレプラタゲなら反転先になる位置でタイミングを見計らってしずくを置いてあげましょう。


【25】ジャッジで下される判決。有罪になりたくなければとりあえずやいば。

ジャッジメントブルーはリンク同士のうち片方が軽減行動を取る必要があります。相方が軽減してくれているのであれば自身は不要ですが、前まも・サポまも共にまものつかい側でやいばするのが無難だと思います。
前まものペアである僧侶様はジャッジのダメージを即座に回復する必要があるので、軽減行動を取ることで回復が遅れる可能性があります。僧侶様が余裕を持って軽減していることが確認できれば前まもはやいば不要ですが、そうでないなら自分でやいばしておきましょう。
サポまものペアである壁職は、ジャッジ後すぐ壁に入れる位置にいます。つまり、周りに玉がなければ攻撃チャンスになり得ます。サポまも側でやいばしてあげたいです。
どちらにせよ、ジャッジは全滅する可能性のある危険な技です。「お前がやいばしなかったせいで!」と責め合う見苦しい戦闘をしたくなければ自分でやいばしておきましょう。


【26】一瞬で大惨事!ジャッジを受ける位置のポイント。

モード表のところでも書きましたが、ジャッジメントは「お互いに距離を取って」「玉の爆発範囲から逃げられる」「僧侶のベホマラー範囲にすぐ復帰できる」安全地帯で受ける必要があります。陣形が崩れやすいこともあり、次の行動はなるべく壁を成立させたいです。なるべく壁を成立させるということは、絶対に壁職と僧侶の間の玉を割ってはいけません。もちろんケースバイケースではありますが、大抵の場合は「フィールド中央」と「僧侶様より後ろ」が安全に受けやすいです。さらに赤Cローテのジャッジの場合は次の行動は分散する災禍です。可能であればフィールド中央は壁職と寄り添いやすい前まも、僧侶様より後ろにはサポまもになるように位置取りたいです。サポまもが直前に僧侶様の近くに下がっている場合は自然とそういう位置どりになりやすいですが、直前まで前まもの近くでガンガン殴っていた場合、サポまもはジャッジの判定までに僧侶様側へ移動して、判定の瞬間にやいばを入れたいです。
また、細かい位置にもコツがあります。ジャッジの判定が終わった後は、なるべく壁を成立させるため僧侶様の位置まで走りたいです。そうなると、自分と僧侶様の間の玉も割りたくありません。逆にいえば僧侶様と反対側にある玉は割っても構いません。むしろ玉の数を減らせるので、安全に割れるのであれば積極的に狙いましょう。
ジャッジメントの判定はデルメゼのモーションが「カメハメ波」の「波」になったタイミングです。判定が出終わったらやいばを解除し、僧侶様の位置へ向かいましょう。
相方が軽減行動を取ってくれる場合、ほんの少しベホマラー範囲から離れた位置や玉の密集地帯へ行っても構いません。判定が出た直後にツッコミで僧侶の近くに帰還しましょう。ただしあまりにも離れすぎるとベホマラー範囲から漏れるので、あくまでツッコミをすればすぐにベホマラーがもらえる範囲内でお散歩しましょう。


【27】サポまもと壁の二人きり。Q:諦めていい?A:まだ早い。

前まもと僧侶様がお亡くなりになった場合、確かに運次第にはなってしまいますが、立て直せる可能性は0ではありません。まだ諦めるのは早いです。

立て直しのポイントは4点です。
①すぐに片方が壁になる
②デルメゼが歩き出すまでは壁役ではないほうがしずく
③壁が成立したら壁役がしずくor葉っぱ
④反転して無限列車を狙う

具体的な動きは下記です。
僧侶様と前まもが死ぬ、もしくは死にそうと判断できた時点で、サポまもは僧侶の位置まで下がります。下がった位置でしずくを構えましょう。次の行動が壁職への攻撃ならそのまま完遂し、さらに新しいしずくを構えます。タゲを引いて壁が成立したら、HPが減った状態でも構えていたしずくをキャンセルして逃げてください。そのまま構えていると追い付かれて殴られます。必要なら壁職にしずくを使ってもらいましょう。しずくが不要なら死体のそばを通るように誘導し、壁職に葉っぱを使ってもらいましょう。壁職はアイテムを使うため硬直するので、サポまも側であえて大きく角度をつけて壁を外して反転し、誘発できてかつ壁職の壁になる位置に移動しましょう。ターコイズが選択されたら範囲から脱出し、壁職への反通ならそのまま壁になりながらしずくでHPを回復します。この動きを繰り返し、死体を起こして立て直しを図りましょう。



壁職編

【1】うろうろするな!堂々とデルメゼを抱きしめて。

壁職の一番の役割はその名の通り壁です。まずは壁を成立させることを最優先に行動しましょう。壁なのにうろうろされると僧侶様が立ち位置に困ります。ピタッと止まって「この位置でデルメゼを受け止める」ということを僧侶様に毎回しっかりとアピールしましょう。
まものつかい編でも書きましたが、壁をする際のコツは下記3点です。

①デルメゼとの距離をあけない
デルメゼと壁役の距離が遠いほど壁が抜けやすいです。できるだけ密着しましょう。押してもいいです。ただし押す場合、デルメゼが歩き出すタイミングと押すのをやめるタイミングが重なると抜けます。また、ターコイズや魔蝕の時に張り付いてしまいツッコミが上手く出ないことがあります。対策としてはスティックを手前に入れてからツッコミを入れることである程度回避できます。ファイナルレイの時に張り付いてしまい逃げられなかったらそれはもう諦めて発狂しましょう。
ちなみに私はそれが嫌なので「絶対にまだ歩き出さない」と確信があるタイミングで一瞬だけ押すソフトタッチ派です。

②ツッコミを出せるように用意しておく
ターコイズや魔蝕が見えた瞬間ツッコミを入れないと間に合わないので、あらかじめ「あとはAボタンを押すだけ」でツッコミが出る状態にしておきましょう。よほど時間ギリギリとかでない限り、崩れている時は立て直しが優先なので、無理に殴らなくても大丈夫です。

③動くな
デルメゼを受け止める瞬間も、受け止めた後も移動スティックを動かしてはいけません。壁が抜けます。恐怖心を捨ててしっかりとデルメゼを抱きしめましょう。位置の理想はフィールド内側になっている方の足の前です。まも編では無理に位置取りを考える必要はないという旨の記述をしましたが、壁職は壁が役割なのでしっかり意識しましょう。毎回満足に引っ張れないのは僧侶様の負担になります。
また、壁が成立したら押すのをやめましょう。押している角度がずれると壁が抜ける可能性があるので、移動スティックから手を離した方が無難です。


【2】勝手にラインを下げるな!玉が割れていない限り最優先は壁です。

何度も言いますが壁職の一番の役割は壁です。そして壁はデルメゼとの距離が離れるほど成立しづらいです。デルメゼ周辺の玉が割れていない限り、デルメゼと距離を詰めましょう。玉が割れているなら、玉が割れ終わった直後にデルメゼの前へ戻ってくださいデルメゼから遠く離れた位置で、ためる3や行雲流水、神速シャンソン、荒神の舞といった硬直の長い特技は絶対に使ってはいけません。それをすると次の壁が成立しづらくなるうえに、僧侶様の玉管理が狂います。「次あそこの玉を割るためには今回この辺で当たれば程よい距離になるはず」と考えていることも珍しくありません。それなのに壁役が下がって硬直の長い特技を使い、デルメゼの足元の玉は割れ終わっているのに硬直ですぐに前進できず、勝手に壁開始のラインを下げられると、計画が狂ってすぐさまプランの立て直しを強いられます。そんな状況を強いているようでは安定討伐は難しいです。硬直の長い特技は必ず壁が成立してから使いましょう。


【3】「判断が遅い!」と怒られないよう開幕は気合を入れよう。

開幕はサポまもが壁に入り、前まもか僧侶様がタゲなら壁職がサポまもの左側に壁更新に入ります。自分がタゲならタゲ下がりです。この判断が遅れると一気にPTが崩れます。迅速にタゲ判断をしましょう。
自分タゲかどうか確かめるために大きく角度をつけたくなる気持ちはわかりますが、その後の壁継続が辛くなります。最悪の場合壁が抜けて結局崩れます。必要最低限の動きでタゲ判断をしましょう。


【4】背中にも目を実装して。僧侶様の位置を確認しよう。

壁成立前は可能であれば僧侶様とデルメゼの両方を視界に入れて位置を把握しておきたいですが、難しいので壁が成立するまではデルメゼのほうを向いていても大丈夫です。壁が成立したらカメラを背後に回して僧侶様を視界に入れましょう。何を確認するのかというと、僧侶様が当たるタイミングとその周辺の玉状況です。僧侶様が玉密集地帯で当たりに来たのに攻撃していると、僧侶様タゲの範囲攻撃で玉が割れ、その玉の爆発を避けられずにに被弾、さらには反撃ターコイズブラストでリンク先共々死亡なんてことになりかねません。僧侶様の様子をしっかりと視界に入れて、「ギリギリまで殴らずに最後は様子を見よう」とか、「遠く離れた場所の玉を割りたそうだから壁を外してあげよう」とか、「僧侶様側で角度をつけて外すのはすごく角度をつけないとダメそうだからこっちから外してあげよう」といった判断しましょう。


【5】背後の玉は割ってはいけない。僧侶様と君を分かつ溝となる。

何度でも言います。壁職の一番の役割は壁です。壁が継続できない状況は避けなければなりません。僧侶様と壁役の間の玉を割ってしまうと壁ができなくなってしまいます。割らないための努力をしましょう。例えば自分タゲのファントムボールが来て、自分の背後にある玉にかすってしまうと思った場合は一度デルメゼの(サポまもがいない方の)脇腹側へ避け、ファントムボールの判定が出終わってから壁の位置に戻りましょう。どうしても自分の足元や背後の玉を割らざるを得ない場合は、仕方がないので僧侶様にツッコミを入れて次の壁開始ラインを下げましょう。この場合は仕方がないことを僧侶様も理解してくれます。ただし玉が割れ終わったら可能な限りデルメゼとの距離を詰める努力はしましょう。


【6】特にサポまもの位置には気を配ろう。分散の処理の最後の砦は君のツッコミだよ。

分散する災禍は玉と受けるor非リンク先と受ける必要があります。前述の通り、背後の玉は可能な限り割りたくないので、デルメゼの脇腹付近にある玉や前まもと一緒に受けたいです。玉がなくても基本的に前まもが近くにいるはずなので、そこまで処理には困らないと思います。
問題は自分以外の分散にも気を配る必要があるという点です。僧侶様が分散タゲを引いた場合、僧侶様はサポまもと受けるか玉と受けるか壁職と受ける必要があります。僧侶様のそばにサポまもがいるかどうかは意識しておきましょう。サポまもが前まもの隣で殴っていて、かつ後ろに玉があるかどうか確証がない場合は、とりあえず僧侶にツッコミを入れて近づいておきましょう。僧侶様を見殺しにすると一気にPTが崩れてしまいます。
前まもが分散タゲを引いた場合も同様です。サポまもが近くにおらず、玉も周りにないのであれば壁職が一緒に受けなければなりません。
どちらもサポまもの位置次第なので、サポまもが前で殴っているのか僧侶様の位置に下がっているのかは常に把握しておきましょう。


【7】反撃誘発は基本的に直前まで壁をしていた人の仕事だよ。例外はあるけど。

ターコイズブラストとスタンバーストは、範囲内に対象がいなかった場合、その攻撃をキャンセルして別の行動を取ってきます。ターコイズとスタバは全員が攻撃を避ければダメージを食らうことがない=僧侶様が回復以外の行動を取れるボーナス行動です。そして反撃行動にはこれらの攻撃が含まれます。これを利用しない手はありません。8秒以上壁が成立した際は、範囲内にとどまり誘発する意識を強く持ちましょう。誰がやっても構わない役割ですが、壁役が担うのが移動距離的に一番効率的なことが多いです。理由がない限り、壁役で誘発しましょう。
玉が割れていて近づけなくても、ターコイズが選択された場合は、玉も誘発対象になるので出る可能性が高いです。スタバだった場合はターコイズより範囲が広いので玉が割れていても誘発できる可能性があります。
自分が誘発しないほうがいい例外は、HPが白でかつタゲの攻撃を一緒に食らってしまい自分のHPが減っている時です。HPが白の間は反撃に通常攻撃があるので、タゲの攻撃を一緒に食らってしまいHPが減った状態で、かつすぐに回復がもらえない状態だと、反撃の通常攻撃を受けるだけのHPが足りずに死んでしまいます。そういう時は下がって無限列車を狙いましょう。


【8】これって反撃でるのかな?押して僧侶様の推しになろう。

反撃は8秒以上壁が成立することで(誘発をちゃんとすれば)発生します。前述の通り反撃は毎回出したいものです。しかし何らかの事故があり、反撃が出るかどうか微妙な時間でタゲが捕まってしまった場合、技の発生中に移動スティックを傾けてデルメゼをぐいぐい押しましょう。デルメゼが歩いていなくても、技発生中にこちらから押せばその時間も壁成立時間に加算されます。ただし押して反撃を出すということは密着状態でターコイズやスタバが出る可能性が高いということです。押しながら脱出できるようツッコミまでカーソルを動かしておきましょう
特に多いのが分散する災禍とレプラコーンコードの時です。この2つは射程が長いため十分な時間引っ張れないまま捕まってしまうことが多いです。特に僧侶ターゲットのレプラは反撃が出せないとその後の展開が辛くなるので、見えたらとりあえず押しておくと僧侶様から感謝されやすいです。


【9】反転指示が出ている時は巻き込まれるな。空気が読めるシゴデキ壁になろう。

HPが白の時は反撃に通常攻撃があります。デルメゼの攻撃を受けた後、回復をもらう前に反通を食らうとHPが足りずに死んでしまいます。順転の時は回復が間に合いますが、反転の時は移動後に回復をするため間に合いません。そのため反転指示が出ている時はそもそもタゲと一緒に攻撃を食らわないようにしなければなりません。最後まで壁をしていると、コバルトウェーブやブレスだった際に一緒に食らってしまいます。壁を外してあげましょう。
といいたいのですが、壁職側で自ら壁を外すということは、火力の低下につながります。理想は壁役の攻撃の硬直中に僧侶様側で角度をつけて壁を外し、背中を殴る状態を作り出すことです。そのあたりの空気を読んで、僧侶様側で外してくれそうであればギリギリまで殴り、僧侶様側で壁を外せそうになければ自ら壁を外しましょう。


【10】反転って言ったじゃん!それは裏切りではなく非常事態。反転しづらい状況を把握しよう。

反転指示が出ているのに反転していないのは、嘘をついたわけではなく、急に状況が変わって反転できない状況になった可能性が高いです。そういう時は大体「やっぱり反転なし」を伝える定型を出す余裕もないです。壁役で察して適切な位置で壁ができるよう待機しましょう。
具体的に反転がツラいシチュエーションは下記のような状況が考えられます。

①壁成立中にHPが規定ラインを切ってモードチェンジした場合
壁成立中にデルメゼの残りHPが90%、75%、50%、25%になった際は、壁の成立時間が0にリセットされます。つまりさらに追加で8秒以上壁を成立させなければ反撃を出すことができなくなってしまったという状況なので、それを加味して改めて反転指示を考え直す必要があります。一旦は「そのまま」いくので無理やり自分だけ反転したりせず壁を継続しましょう。

②反撃が出ない場合
反転は反撃の時間を利用して行なうので、反撃が出ない場合は反転できません。反撃が出るか微妙な場合も順転になります。反転指示が出ていても「そのまま」の位置で壁を継続しましょう。

③分散・レプラの場合
この2つの特技は射程が長く、移動距離が長くなるので反転するのが難しいです。また単純に射程が長い分反撃が出るまで壁を成立させるのが難しいです。僧侶様によってはこの2つの特技の時は「そのまま」と決めている人もいるくらいです。
特に僧侶様タゲのレプラは一刻も早く小人化の治療が必要+回復が必要になるので、移動している時間の余裕がない場合があります。壁成立時間が足りず反撃が出ない場合はまず間違いなく「そのまま」いきます。反撃が出るか微妙な場合も「そのまま」です。反撃が確実に出る確証がある場合は、状況や僧侶様によっては反転したりそのままだったりするので、カメラを後ろに回して僧侶様の位置を確かめましょう。

④壁の開始位置がフィールド中央付近の場合
そもそも「反転」がどちら側を指すのか判断が難しいです。僧侶様がどちら側に逃げるのかしっかり確認して次の方向を見極めましょう。


【11】このままだと玉に当たる!そういう時は諦めて座って休もう。

壁成立後、自分の背後で玉が割れてこのままでは玉に当たってしまうという時、下手に壁を外すよりそのまま当たって座り込んだ方が良いことが多いです。
壁の成立し始めに被弾した場合、エンドが出るまでに立ち上がることができます。エンドまでに立ち上がることができないタイミングでの被弾だった場合でも、僧侶様側で角度をつけて壁を外してエンドのターコイズが当たらない位置で反転してくれます。
どちらの場合も下手に壁を外して反撃が出ないまま陣形が崩れるよりも安定します。座り込んででも壁としての役割を全うしましょう。
タイミング的に狙えるのであれば、僧侶にツッコミをすることで玉の爆発を避けつつ壁を継続することができますが、できたらラッキーくらいの感覚で大丈夫です。


【12】テンションアゲアゲメゼは怖いよ!いざというときはロストとやいばも頭にいれておこう。

デルメゼが黄色以降使ってくるスタンバーストは、テンションアップの効果がついています。ただでさえ強力なデルメゼの攻撃がさらに強力になってしまうので、次の攻撃で死なないためにテンションを下げなければなりません。基本的に前まもがその役割を担いますが、前まもが何らかの事故で攻撃しに来れない状況の時があります。よくあるのは、反撃のタイミングでリンク更新を入れたところ反撃がスタンバーストだったパターンです。そういう時は代わりに壁職でロストしてあげましょう。ただしロストが遅れた場合、次の行動がファイナルレイだった場合に間に合わない可能性があります。そういう時は一旦様子見して、壁が成立してからロストをしましょう。自分がタゲだった場合はやいばの防御で受けるダメージを軽減しましょう。
また、スタンバーストはデルメゼにいい効果がついてしまいます。ピオラくらいなら放置しても良いですが、スタバに誰かが被弾するとデルメゼにHP回復効果がついてしまいます。基本はまものつかいが極竜撃ちで効果を消しますが、何らかの理由でできない、かつ自分が武闘家でツメを持っているなら、代わりにゴールドフィンガーで効果を消してあげましょう。とはいえ硬直が長い技なので基本はまものつかいに極竜をしてもらいたいです。最終手段として覚えておきましょう。


【13】壁職の1番の役割はなんだっけ?ジャッジの時でもそれは変わらないよ。

いい加減くどいと思いますが、もう一度書いておきます。壁職の1番の役割は壁です。ジャッジは散会する必要があるので陣形が崩れやすいです。そんな時こそ自分の役割を全うする必要があります。玉がないならデルメゼの目の前でジャッジを受けてそのまま全力で壁を成立させましょう。ローテのジャッジであれば次の行動にターコイズやスタバ、レイといった、壁にとって怖い行動はありません。目の前でしっかり壁を成立させましょう。
デルメゼの周りに玉がある場合、デルメゼの足元の玉を割ってしまうと、玉の爆発ですぐにデルメゼの前に復帰することができません。つまり壁ができません。割らないように意識しましょう。大抵の場合、デルメゼの脇腹あたりで受けることになると思います。
また、足元の玉を割らないことでもう一つ利点があります。赤Cローテのジャッジの時、次の行動は分散する災禍です。あまり割りたくない位置の玉にはなりますが、どうしても他に受けるものがない時の保険として置いておくことができます。


【14】Cローテ中は周りに玉がないならガンガン行こうぜ!

壁職は常にターコイズ等の範囲攻撃を警戒して、デルメゼが歩き出すまではツッコミを入力できるよう待機する必要があります。が、ローテの時は別です。ローテということは次に来る技が決まっているということですが、ローテの中にそれらの警戒すべき技はありません。唯一分散だけ前まもと受ける必要がありますが、前まもと一緒にデルメゼの目の前で攻撃すれば問題ありません。周りに玉がないならば歩き出しを待たずに攻撃することが可能です。


【15】壁成立中の壁職はエンドが出るまで安全。崩れている時は率先して鞄を漁ろう。

僧侶様以外が回復や蘇生を行う必要がある場合、(踊り子のよみがえり節を除けば)基本的にせかいじゅの葉やしずくを使うことになりますが、これらのアイテムは非常に硬直が長いです。壁成立中にタゲが使うと、使っている最中に追いつかれてしまう可能性が高いです。さらにタゲがリンク先であるサポまもだった場合、コバルトウェーブやブレスを同時に受けることになり死にます。タゲはアイテムを使っている場合ではなく逃げなければなりません。
対して、壁成立中の壁職は自身が動く必要がなく(というか逆に動いてはいけない)安全にアイテムを使用可能です。崩れている状況で壁が成立したならば、自分がそれらのアイテムを使用することで事態が好転しないか真っ先に考えましょう。
もちろん壁が成立するまではターコイズ等の範囲技に備えてツッコミ待機です。壁が成立するまでは後ろにいる仲間に任せましょう。



僧侶編

【1】1に回復、2に祈り、3、4に回復、5にバフ巻き。

僧侶の役割は回復です。言われなくても当たり前でしょ!と思うかもしれませんが、本当にめちゃくちゃ大事なことです。というのも、デルメゼの攻撃は強力で、なんの対策もしないと大抵の場合1撃で死んでしまいます。せめて1撃は耐えられるようにとHPリンクを繋ぐ戦法が取られているのです。なのに回復が遅れた状態でリンク同士で2撃受けてしまったらその瞬間死体が2つ転がります。一瞬で半壊です。原則デルメゼの1攻撃に対して1回復が必須です。回復以外の行動をとっていいのは回復が不要な時だけです。不慣れな僧侶さんほど初めからフバーハやキラポンを撒こうとして回復が遅れたり祈りを切らしたりしてしまいます。確かにそれらのバフは前衛様を動きやすくする大事な動きですが、回復を放棄してまですることではありません。前衛様側で滅却すれば対策可能なうえ、死んだら元も子もないので。まずは回復、不要なら祈り更新。これを徹底してください。フバやポンは滅却で代用可能ですが、次の攻撃に確実に間に合う素早い回復は僧侶にしかできません。しないと一瞬で全滅します。逆に言えば祈りを切らさず回復を徹底していれば僧侶の仕事は8割方できていると言っても過言ではありません。


【2】不慣れなうちはベホイム禁止。ベホマラー連打が正義のヒーラー。

祈りベホイムは1人のHPを満タンまで回復できますが、デルメゼ戦はHPリンクをしているので2人HPが削られます。ベホイムだともう1人のHPが削られたままなので、次の攻撃でHPが足りず殺してしまいます。ベホイムしていいのは、女神や聖女があって1人しかHPが削られなかった時のみなうえ、そういう場合でも大抵ベホマラーで事足ります。またベホイムは対象を選ぶ必要があるので、それによって回復が遅れる可能性もあります。ごく稀にファントムボールが連続し、回復量が足りず乱数落ちする場合があるので、女神があって1人しかダメージが削られない&回復が遅れない確信があるのならベホイムを使った方がいいとは思いますが、その判断ができないうちは大人しくベホマラーが無難です。


【3】反通で殺すな。死体生産機から卒業しよう。

デルメゼの1攻撃に対して1回復が必要なのは記載した通りですが、HPが白の間には反撃に通常攻撃があります。通常攻撃は恐ろしく速いので、回復が間に合わない場合が出てきます。反通は壁に参加していた人の中から選ばれます。タゲのリンク先が壁をしていた場合、なんの対策もしないと
リンク先がタゲなので壁を外す→タゲが攻撃をくらう→タゲからダメージがリンク先(壁をしていた人)に流れる→リンク先が反通の対象になる→回復が間に合わなければ死体が2つできあがり
という状況が生まれます。
HPが白、かつタゲのリンク先が壁を担っている状況なら、必ず対策しましょう。
対策はいくつかありますが、それぞれメリット・デメリットがあるのでその時々で最適解が変わってきます。全種類頭に入れておきましょう。

①リンク先じゃない人が壁を変わる
基本的に真っ先に考えるのはこれです。サポまも様がタゲを引いたら僧侶が壁を代わりに行きましょう。前まも様が変わっても問題はないですが、前まも様は立ち位置的にデルメゼの斜め後ろにいることが多いので、デルメゼを背面から通り越して全面に回り込み壁をする必要があり、結構大変です。対して僧侶は前進するだけで壁を交代することが可能です。また壁中は全員にバフが届きやすい位置でもあるので、僧侶が壁をすることでスピゾやフバーハが撒きやすくなるメリットもあります。
基本的にサポまも様がタゲのときは僧侶が壁を変わる風潮なので、前まも様はよほどのことがない限り壁に来てはくれないです。しっかり自分で代わりに行きましょう。

②無限列車を狙う
③自タゲならファラorアイギス



飽きたので気が向いたら書きます。

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