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夜アカレポート③叶えたいこと

夜アカ第一回目を終えて想像もしていない、心温まるシーンをたくさん体験させてもらいました。
改めて、私たちがどんな場所にしていきたいと考えているかをお話しさせてください。

夜アカが作りたい"場所"


特に目的もないけど、ふらっと立ち寄りたくなる"場所"を作りたい
その場所に行けば知っている人がいるし、自分を暖かく迎えてくれる。
そしてその"居場所"では、訪れた人たちと食卓を囲み、乾杯ができる


近くに住んでいても、住んでいるだけではなかなか隣人と
知り合う、繋がるきっかけがありません。

一人では難しいことも、誰かと一緒ならできることがあったり。
誰か一人でも頼れる人がいると、安心感がすごく湧いたり。

人と人の関係というものは、目には見えない大きな価値があると感じています。
少なくともわたしはこの町で出会い、食卓を囲んでいた友人のおかげで人生が変わりました。この町に来たばかりの3年前よりも、私らしく生きられている気がします。

三重からはるばる遊びに来てくれた友人へのおもてなし。
やっぱり一緒に食べるご飯は美味しい!

夜アカは繋がるきっかけ


「二人は居酒屋を開業したいの?」と聞かれることがありますが、答えに困ってしまいます。

人がふらっと集まる場所を作るという中で、「居酒屋」はすごく良い選択肢なのかもしれない。
「ソーシャルバーがあるよ」と皆さんに知ってもらうことができればふらっと訪れようとしてくれるかもしれない。
(何より私たちは居酒屋が大好です)

ただ、お客・店員という関係で出会いたいわけではないという気持ちが強く
居酒屋"、"Bar"を開くことは私たちが目指す場所ではなさそうに思います。


夜アカにてお酒を出すかどうか、も少し悩んでいます。
お酒を飲まない方やバーが苦手な方、「今日はたくさんの人と話したい気分ではないんだ」という場合には居心地の良い場所では無くなってしまうのではないか。と考えたりして、どんな場所を作りたいか、も模索中です。

夜アカが形を変えていく中で、叶えていきたいこと


(ここからはあくまでも妄想に近いのですが…)
一緒に食卓を囲む人たちと、一緒に食事を作り食べてもいいし
何なら食べるものから、土を耕すところから一緒に作業してもいい。

と言いつつ、食にこだわらなくてもよくて、素敵な温泉を探したり
秘密基地を一緒に作ってみたり、何か新しいことを一緒に勉強をしたっていい。
誰かがチャレンジをするときは、仲間として一緒に取り組んでみてもいい。

はたまた、何もせずにじっとしている時があってもいい

そんなことを友人たちとしていきたいとのです。

今はどんな場所かは定義をつけず、皆さんと変化をしていきたいと考えています。その中でも大切にしたいのは「繋がり」というところは変わりません。

食を通して、"孤独"を減らしたい


大きな夢も、少し恥ずかしいけれど、ここに書いておきたい。

「社会とのつながりが少ないこと」の死亡リスクは、喫煙、過度の飲酒、肥満を上回ると言う話を聞いたことはないでしょうか?

※詳しく知りたい方はお声がけください、話しましょう!

私は「食卓を囲む」を通して、孤独を減らせたらと考えています。
難しい話を並べ、食卓を囲むことがどう孤独を減らすのか・それがどんな意味を持つのかを述べることもできそうですがもっと単純に、楽しく考えていきたい。

「みんなと食事をすると元気が出る」
「誰かが自分を思って作ってくれたご飯は元気が出る」
そんなことの積み重ねなのではないでしょうか?

「なんか楽しい、なんか幸せ」そんな直感に従って場づくりをしていって
どんな形になるか、を見てみたいと思っています。

食卓を囲んでいく中で、「こんなことをやってみたい!」と思うことが出てきたら皆でやって見ても良いし…

そして起こった出来事を後世に残せるようにするために、いつか研究をしてみたいです。

夜アカが直近やってみたいこと


いろんな境界を曖昧にしてみたいです
「共通点」で繋がる関係性も良いですが、「共通点がなくても、繋がっていける関係性」を育める場ができたらいいなと思っています。

たとえば…
・大人↔︎子ども
・店員↔︎お客
・生まれも育ちもこの町の人↔︎移住者↔︎定住者(?)
・日本国籍↔︎それ以外

少し抽象的にすると…
・助ける人↔︎助けられる人
・介護する人、される人
等…

夜アカに来たかた同士でも、心地よく過ごせるようにようにお繋ぎできればと思っています。
そのため次の開催形態は、第1回目の夜アカと少し変えようと思っています💡
(ごうご期待…)

夜アカを通して、少しでも一人一人の"くらし"が心地よく、楽しくなりますように…


稲取の最年長のお友達と🌱

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