可能性の先へ

大学に入学してから早くも4年目を迎える。

入学してから現在に至るまで成長は確実にしているが、成長が結果に結びついていない。
それが現実だ。

中学生の頃からプロサッカー選手としてあのスタジアム、あの雰囲気で試合がしたい。初めて抱いた感情は、こんな単純なことで、世の中的に見ればちっぽけなのかもしれないが、自分の中ではサッカーという大きな存在が行動する原動力になっていった。

         サッカー人生


これまでのサッカー人生、自分の可能性だけを信じて突っ走ってきた。
なかなか試合に出られない時期も多く経験してきたが、ただひたすらに強い意志を持ち続けた。
どこかで、自分には必ずできる。そんな謙虚のない自信が自分を突き動かしてきた。

しかし、21歳にもなってくると、ただ可能性だけを信じて突っ走しる。ノーブレーキで走るのが怖くなり、いろんなことを考えてしまう。
そのブレーキが自分の足止めを食らわせる事も正直あった。自分の都合のいいようにブレーキを踏むこともあった。

出れない理由、諦める理由、。


そんな理由を考えている自分が嫌だった。
そんな理由で消えるわけがなかった。

やっぱりあの舞台で活躍したい、あのピッチに立たった景色をみたい、そんな思いが絶対に出て来る。
そう簡単には消えることはないこの思い。

なぜか、強い思いがあるのに、消えない思いがあるのに、それを消して、新たな道を歩もうとしている自分がいた。

やはりそこには現実という壁があったからなのかもしれない。
試合に出れていない現実、最終学年という現実、いろんな現実から諦めるきっかけを探していたのだと思う。


大きな夢を持つということは、大きな壁を乗り越えなければいけないことと同義。

だから大きな夢を持つ人は、大きな壁を何度も何度も乗り越えなければいけない


だから夢を持つということは、それによって目の前に現れる壁を乗り越える覚悟を持つということ

そらそーやわ。
大きな夢を持つということ。
簡単なわけがない。
現実を見て苦しむことがあるかもしれない。
でも、それは自分が叶えたい夢があるから。
どんなに厳しい現実が待ち受けていても、自分が夢を持ち続ける以上、壁に挑み続ける。

見たい景色があるんやろ?
あのピッチで活したいんやろ?
常に自分に問い続ける。


時にはブレーキを踏む事があるかもしれない。
でも、この思いがある限りハンドルを持ち続けアクセルを踏んで進み続けたい。


自分の夢や目標があるからこそ私を前進させる。

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