見出し画像

EBt の紹介~結構な歴史のあるメモツールです~

ちょっとした歴史の紹介

EBt は結構な歴史のあるメモツールです。但し、歴史が無駄にあるだけでそれほど有名というわけではありません。
ただ、基本的な発想はずっと変わらず、メモとリンクで全てを管理するというものです。これはずっと変わらない軸です。そして、この軸は幸か不幸かあまり他のソフトで使われてはいません。便利なんですけどね。

というわけで、こういう数少ないリンクベースのメモアプリとして、EBt は地道に開発を続けています。

ただ、EBt も メジャーバージョンが3になり、初期と比べてかなり大規模なソフトウェアとなりました。
最初はシンプルなアプリケーションでした。次のバージョンでは、OneDrive 等を使ってなんとか同期をするようになりました。そして、今のバージョンでは、P2Pをベースとした通信をつかった複数PC間でのデータの同期機能の実装とマルチユーザー対応をし、より広い分野で適用できるようになりました。

データベースも、単なるテキストファイルから、XMLファイル、そして独自のDatabaseと着々と進化してきました。
私にメンテナンスする力がある限り、ソフトウェアのバージョンアップは続けていきます。

EBt でできること

基本的にはシンプルイズベストと考えています。なので、情報は基本的に PlainText です。Markdown とかそう言うのが欲しくなるときも無いわけではないのですが、メモに見栄えは不要との想いもあり、そういう機能の実装はしていません。但し、ファイルの添付自体は可能です。画像を添付するとそれも表示されますし、Url をメモの追加情報として指定すればその Web ページも開きます。でも、基本的にはこれらはメインの機能ではなく、こういうのがあると便利だろうと思って作っただけの機能です。お間違えのないように。ChatGPT 連携機能もありますが、これも本筋ではなくおまけ機能と考えていただいたほうが良いかと思います。

というわけで、主にできることは以下の二つです。

・テキストメモの作成
・テキストメモ間にリンクを張る

たったこれだけですが、メモを管理するのであればこれだけで十分です。リンクは世の中の中心は単方向リンクですが、EBt では双方向リンクです。これは、リンクに方向をつけることで余計な手間が増えるためです。逆方向のリンクをたどることの重要性は、何か調べ物をするときのことを思い浮かべていただければ十分でしょう。辞書はキーワードを調べるのには有効ですが、関連データの調査をするにはちょっと不便です。ツリー構造の管理は非常にわかりやすいですが、ツリー構造に当てはまらないものが出てきた時点で簡単に破綻する。
これらの問題を簡単に解決することができるのが、制限のないリンク構造、つまり、双方向リンクなのです。

双方向リンクを使えば、関連するデータへのアクセスは非常に簡単です。関係は基本的には双方向です。方向をつけたくてもつけられないケースの方が多いのです。双方向リンクを使えば、ツリー型のデータ管理、辞書型のデータ管理、ネットワーク型のデータ管理、全てが実現可能となります。これは非常に強い EBt の利点です。

機能追加について

今の時点でも全文検索機能はついていますが、まだまだ補足している状況です。ですから、近いうちに曖昧検索エンジンを導入する予定です。但し、サイズがでかくなるため、サーバー側に実装すべきか悩んでいるところではあります。また、ChatGPT 対応についても、現時点ではおまけみたいな対応でしかありません。近いうちに、もっとしっかりと対応したいと思っています。メッセージ機能についてもまだまだ機能の実装が足りません。これもじわじわ追加していきます。ただ、実装の順番はその時に考えた重要度ベースで行いますので、いつ何を実装するかはお約束は出来ません。

細かい機能は

Note に記事としてどんどん書いていきますので、しばしお待ちくださいませ。
なお、会社のホームページに EBt 関連の note 記事目次へのリンクを作りました。これで、今後は来たような記事を量産するような残念なことは少なくなると思います。

もくじ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?