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EBt の ChatGPT対応版リリースしました(機能追加)

最初に

EBt で暫定的に ChatGPT の機能を追加していました。ですが、自分で API Key を取得しないといけないとか、面倒くさいことが満載でした。さすがにこれじゃ使いにくいよね…というわけで、Microsoft Store で Token 買えるようにしました。あと、ChatGPT は GPT-3.5 Turbo も選べるようにしました。性能的にはちょっと落ちますが、その分お財布に優しくなります。
なお、自分で API Key を持っている方は、それを登録して頂ければそっちを使います。選択肢を増やした状態ですね。

どんな機能があるのかを簡単におさらいしましょう

共通

ChatGPT へのリクエストはちょっと時間がかかります。そのため、ボタンを押してからメモが出来るまでちょっと時間がかかります。非同期処理なので、リクエストの結果待ちに別の作業をすることも可能ですが、結果が得られるとそのメモがタブに追加されて選択状態になるので、ちょっと気をつけてください(Webのクリップを除く)。メモのタイトルには日付情報も入るので、何回か要約すると複数のメモがぶら下がる形になります(Webのクリップを除く)。

要約

今開いているメモの文章を要約します。要約結果は、別のメモに出力して、そのメモと今開いているメモの間にリンクを張ります。まぁ、文章のチェックとかに使うと良いかと思います。

要約(リンク先を含む)

今開いているメモと、リンクしているメモの文章を全部繋げたうえで要約します。要約結果は、別のメモに出力して、そのメモと今開いているメモの間にリンクを張ります。こちらは、このメモがどんなメモ情報と繋がっているかを何となくまとめるときに使えるかと思います。

タグ生成

メモの内容より、キーワードを抽出し、それをメモのタグとして登録します。なお、実際にはキーワードの選択ダイアログが出てきますので、その中で必要な物にチェックを入れてタグを生成する形になります。あんまり使わないタグ機能ですが、これを使えばちょっとは使えるようになるかな?と思います。

肯定的な意見

今開いているメモの内容について肯定的な意見を生成します。結果は、別のメモに出力して、そのメモと今開いているメモの間にリンクを張ります。
これは、メモに書いている内容のチェックなどで使うと良いかと思います。ただ、ポジティブすぎるので、その点は割り引いてください。

否定的な意見

今開いているメモの内容について否定的な意見を生成します。結果は、別のメモに出力して、そのメモと今開いているメモの間にリンクを張ります。これは、メモに書いている内容のチェックなどで使うと良いかと思います。否定的な内容なので軽く傷つきますが、遠慮なく否定してくれるのは ChatGPT の利点ですね。

関連情報

メモからキーワードを抽出し、それについて調べた結果を生成します。結果は、別のメモに出力して、そのメモと今開いているメモの間にリンクを張ります。書いている内容について、関連情報を調べたいときに使うと良いかと思います。

ChatGPTへの質問&質問結果をClipboardにリンク

入力フィールドに入れた任意の質問内容について ChatGPT に問い合わせ、その結果を別のメモに出力し、そのメモとクリップボードの間にリンクを張ります。とりあえずなんか調べたいときに使って下さい。
なお、結果はクリップボードにどんどん蓄積されていきますので、適当なタイミングで仕訳等して下さい。

Token購入

いわゆるところの ChatGPT の利用権です。Microsoft Store から購入することが出来ます。そこで払うと開発側で支払を代行するイメージです。
リクエストごとに結構な数の Token を消費します。一応、残りトークン数が画面に表示されますので、減り方に愕然としつつ使って下さい。

お値段はこんな感じ。

  • GPT-3.5 Turbo : 1700k token/200円

  • GPT-4 : 140k token/1000円

はい、GPT-4 無茶苦茶高いです。あと、1回リクエストすると1000~3000ぐらいの Token を消費します。もちろん、消費数は内容によって異なるので、場合によってはもっと消費することもあります。わかると思いますが、1回3000Tokenを使うとすると、GPT-4 で 140K token あっても 46回ぐらいリクエスト飛ばすと使い切ります。はい、辛いです。
OpenAI の ChatGPT の有料サービスが高いと思うかもしれませんが、API 使うともっと高いのですよ…まぁ、GPT-3.5 Turbo で我慢するのが良いかと思います。まぁ、EBt の用途ぐらいだったら GPT-4 でないと困るケースもそんなにあるわけではないかと思いますので…

なお、追加購入ですが、ある程度 Token を使ってからでないとできません。ご了承ください。間違えて大量購入しないようにという配慮かつ、MSがそういう売り方をもんやり推奨しているみたいなので。

Webページのリンク

Webページの内容をメモにする機能では、ChatGPT がページの要約を作るようになります。で、それがメモに記述されます。
まぁ、タイトルだけで調べるよりはちょっとわかりやすいかな?ってぐらいですが、ないよりはある方が便利なので。
要約が不要ならば、ChatGPTで要約のチェックを外してください。

お試ししたいですよね?

というわけで、GPT-3.5 Turbo だけですが、1日あたり5回まで ChatGPT に問い合わせできるようにしています。その分の費用は私持ちです…だから、皆さん、アプリから Token 買って下さい。その利益を回すので。
なお、Token 買っても 5回/1日の無償アクセスは有効です。費用的に厳しくなると無料回数が減ったりするかも知れません…

疲れちゃいました

さすがに、一気にこの辺実装するとしんどいですね…というわけで、ChatGPT に関連する実装は一旦区切り。
でも、また何か思いついたら機能拡張すると思いますけどね。

では、お楽しみくださいませ!

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