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Stable Diffusion WebUI (AUTOMATIC1111)からStable Diffusion WebUI Forgeに移行する

はかな鳥さんのNoteを読んで、AUTOMATIC1111版からStable Diffusion WebUI Forgeに移行することにしました。

Stable Diffusion WebUI ForgeはControlNetの作者でもあるlllyasvielさんが開発したStable DiffusionのUIで、名前のForgeはMinecraft Forgeから取っているようです。AUTOMATIC1111版を拡張するための基盤、みたいな意味合いなんでしょうか。

AUTOMATIC1111版とモデルを共有したかったので、そのまま参照できるようにしました。

手順

起動

webui-user.bat のコメントアウトを外し、次のようにAUTOMATIC1111版のフォルダを指定します。

@echo off

set PYTHON=
set GIT=
set VENV_DIR=
set COMMANDLINE_ARGS=

@REM Uncomment following code to reference an existing A1111 checkout.
set A1111_HOME=C:/user/src/stable-diffusion-webui(これは例です!)

@REM set VENV_DIR=%A1111_HOME%/venv
set COMMANDLINE_ARGS=%COMMANDLINE_ARGS% ^
 --ckpt-dir %A1111_HOME%/models/Stable-diffusion ^
 --hypernetwork-dir %A1111_HOME%/models/hypernetworks ^
 --embeddings-dir %A1111_HOME%/embeddings ^
 --lora-dir %A1111_HOME%/models/Lora

call webui.bat

A1111_HOMEの指定がポイントで、Windowsの場合でもバックスラッシュ(\)ではなくスラッシュ(/)を用いてください。そうしないと、バックスラッシュは無視されるらしく、結果新しいフォルダが誕生してしまいます。

Stable Diffusion WebUI Forgeで誤ってバックスラッシュを用いた結果できたフォルダ

また、AUTOMATIC1111版とForgeで仮想環境を共有するのは危ういため(まゆひらさんのNoteで気づきました)VENV_DIRを指定する行はコメントアウトを残しています。

拡張機能

%AUTOMATIC1111%/config_states から拡張機能の設定を保存したJSONファイルをコピペすることで移植できそうな気がしましたが、使っている拡張機能が少なかったので一つづつインストールしました。

まとめ

Forgeの移行設定ではパスを指定する際にバックスラッシュではなくスラッシュを用いてください。

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