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Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd "RE_PRAY" TOUR 佐賀公演の思い出

fuuca

RE_PRAY 佐賀

RE_PRAY佐賀公演からあっという間に1週間。

月曜日早朝の便で帰宅し、息つく間もなく仕事に向かってから、繁忙期の日常が戻ってきた。もっと余韻を噛み締めていたい…薄れてしまうには勿体無い、忘れたくない佐賀の日々を残しておきたい、と思う。

佐賀の歓迎

行きの飛行機では隣の方がおそらく海外からRE_PRAYの黒キルティングトートバックを持って来た方だったし、見回せば他にもお仲間とわかる方が沢山！そして、博多から佐賀に移動すると、さらに集結している！という感じで、さぁ、始まるぞ〜というワクワク感に包まれた。

佐賀のホームに降り立った途端、人だかりができているなと思ったら、イケメンYouTuber にゃちだーやさんだった💫

ようきんしゃったね〜佐賀へ

私は佐賀に足を踏み入れるのは初めてだったけれど、この歓迎ぶりがとても嬉しい。

佐賀駅のお店には、いたるところに「ようこそ」のメッセージが✨


これは↓公演2日目の朝に撮ったんだけど、
今回の遠征で佐賀っていいところだなー、ってほっこりすることが多かった。

このお店、13:00以降に通りかかったら、有明ガタゴロウがおしゃべりしながらサインしたりして盛り上げてた🩵　ガタゴロウめちゃ喋るし、Xにもお返事くれるし、プロフに「羽生きゅん佐賀落ち」って書いてある😆ゆるキャラもどんどん沼落ちさせる羽生くん。

🩵有明ガタゴロウ🩵

海外からも続々と佐賀へ

今回私自身も佐賀までの道のりは遠かった。でも私はまだ近い方だ。世界各地から佐賀にファンのみんなが集まってくる。イギリス在住の日本人のご婦人にもお会いした。どんなに遠くても見に来たくなる、そんなICE  STORY。

佐賀公演は金曜日と日曜日で、土曜が1日空いていたので、みんなそれぞれ観光を楽しんだ。いつもの遠征よりもフリー時間が多かったので、海外の方とも色々な交流が生まれた。久しぶりの再会も、新しい出会いもあった。

とある台湾のゆづ友さんは、最近病気の治療をしていて、ここしばらく会えていなかったので、久しぶりの再会で元気そうな姿を見られて嬉しかった。闘病のことがあったので、レクイエムの演技に涙したそうだ。遠征ができるくらい元気になってほんと良かった！
羽生くんのトークが結構聞き取れたと教えてくれたのは彼女。

他の友はスーツケースの半分にお土産を詰めて持ってきてくれた。みんなとても優しい…！

私をWeiboに誘ってくれた北京の友達は、RE_PRAY佐賀の初日が誕生日で、誕生日の日に羽生くんに会えるなんて、こんな幸せな事はない、この日は絶対に佐賀に行きたいと前から言っていた。彼女とは、博多のホテルで一緒にイチゴのケーキを食べた🍓

私が神々の写真集を渡したら、Ajinomotoのアクスタを持って来てくれた🥰

土曜日は、紹介してくれたもう1人の友達と一緒に3人で太宰府天満宮に行ってきた。太宰府天満宮の近くのスタバで北京オリンピックの羽生くんについていろいろ話を聞いた。その子は数年前から日本の大手企業で働いていて、北京落ちさんだった。当時仕事で大変なことがあり、しかもコロナ禍になって、数年帰国することもできず、家族にも会えない辛い時期を過ごしていた時に、北京オリンピックの羽生くんのインタビューの姿を見て引き込まれたそうだ。

太宰府天満宮にはもう梅の花が

翌日はさらにもう1人紹介してもらって、中国語でお話しながら一緒にゆめタウンに行った子も北京落ちさんだった。彼女はカナダに留学し仕事も含めて10年くらいカナダに滞在していて、その頃も羽生くんのことは知ってはいたのに、北京で落ちた。北京の何が刺さったのかを情熱的に語ってくれて、私ずっとカナダにいたのに〜！近くで試合とかやっていたのに〜！落ちるのが遅すぎたよー！と語る明るく楽しい子だった。
みんな羽生くんのどこが素晴らしいのかを語るときは、キラキラしてる。

たくさんのパネルと圧巻の赤マグマ様

この日は佐賀のバスが無料だった🚌ありがたい〜

ファイテンと西川の展示も✨

RE_PRAY佐賀公演の経済効果についての記事があったけれど、今回、高齢の母親と一緒に2週間の予定で佐賀をメインに九州各地を観光して回っている海外の友達もいたから、カウントされていない実際の経済効果はもっとありそうだなと思う。

Weiboで綴られていた佐賀のエピソード

佐賀は海外のファン達にとってもとても良い思い出に残っているような気がする。佐賀の歓迎ぶりはみんなに伝わっているようだし。実際会った人たちからも九州って食べ物も美味しくて、いいところだね！と聞いた。

そして、中国からのファンの方が書いていた佐賀の思い出にこんなエピソードもあったのでちょっといいなと思って。

博多に戻る特急列車で隣に座った日本のファンの方々、そのうちの1人が鳥栖駅で降りた。ホームと車内の友達（たまたまご挨拶してお土産を交換しあった私たちも含む）はずっと手を振り合った。そして彼女がSEIMEIのポーズをして見せると、車内も車外もみんなワッと笑顔になった。（車内の人達もポーズを真似して見せた。）
ちょっと寂しくて、でもとても幸せを感じた。
こういった嬉しいことは、起こる前には想像することが難しいけれど、掴めるときには一生懸命掴もう。
大丈夫。

最後の文章訳すの難しい💦雰囲気だけでも伝わるかしら・・・
なんだか、いいな、こうやって見ず知らずのファン同士の距離が、ふと近づいて、楽しくて、終わってしまうのがふと寂しくて、でも良い思い出になっている。私はこの場にいたわけではないけれど、これを読んだとき、思いっきり情景を想像して私も笑顔になった。

RE_PRAY第2部で涙が出る理由

ファン同士の交流ばかり書いてしまったけれど、そして、RE_PRAYは第1部の演目もどれも好きなポイントがありすぎて、語り始めたら止まらないのだけれど…（長すぎる）今回は、第2部で毎回私が泣いている理由を書いておきたい。ICE  STORYの受け取り方はほんと、人それぞれだな…ということで。

中学時代からの友達のこと

昨年の夏、私は中学時代の仲良し3人組のうちの1人から突然辛い報告を受けた。

私たちは卒業した後も定期的にお互いの家を行き来し、3人ともほぼ同時に結婚し、お互いの夫と共に6人で日帰り旅行に行ったりする仲だった。その後3人とも娘が生まれ、私達は中学からずっと違う人生を歩みながら、定期的に同じ時間も共有する、そんな仲間だった。

彼女が10年近い妊活を経てやっと授かった赤ちゃん、その子を抱いた時は我が事のように嬉しかった。そんな大切な大切な友達だ。

コロナ禍でなかなか自由に会うことができなくなった。その後人々が徐々に動き出してからも、彼女の様子は今までとは少し違っていた。メッセージのやり取りは楽しくしているのに、なかなか私たちと会おうとしなかった。コロナ禍で外出に慎重になる度合いは人によって違うからと、私は会えないことへの違和感を察知するのが少し遅かったと思う。

そして昨夏、会いたい、会いたいと言う私たち2人に彼女は辛い告白をした。

実は、難病に掛かっていて、すでに進行が進んでいる。今はもう車椅子なんだ。と。

病名は伏せるが、体を動かす運動ニューロンという神経が障害を受け、運動や呼吸に必要な筋肉が徐々に衰えていってしまい、根本的な治療薬のない疾患。
ドラマや映画で見たことのあるあの病だ。

なんで、なんで、なんで彼女なの。あんなに元気だったのに？あんなに待ち望んだ赤ちゃんがやっと幼稚園に通い出した、そんな彼女にどうしてこんな運命を与えるの？　ねぇ、どうして・・・

私は深夜に声を上げて泣いた。
私は無力だ。
どうしたらいいのか、どうすることもできない。

晩夏から初秋にかけて、打ち上げ花火を2回見た。
その時も、どうしても命の儚さを感じてしまい、
涙がこぼれないように、ぐっと上を見上げても、抑えられない。

そんな日々を過ごしていた。


だから、RE_PRAYを埼玉の初日を観た時から佐賀の楽日まで、どの公演を見ても命と祈りを感じるRE_PRAYの第2部では毎回、毎回、涙と鼻水が滝のように溢れてきて、最後の方はもう、拍手をする手も持ち上がらないくらいになってしまう。

畳み掛けるように続く4つのプログラム。
いつか終わる夢：RE
天と地のレクイエム
あの夏へ
春よ、来い

春よ、来いは、「……命の、続きを・・」という言葉の後に始まる演技…

命、祈り。今の私にはもうどうしようもないくらい彼の祈りが伝わってきた。

羽生くんの演技を見て、一期一会を強く感じる。それは、演技を見ている「今」の私が感じていることは、「今」ここにいて起こる感情だから。もし違う時期にRE_PRAYを見ていたら、全然違った感情で受け取っていたんだろうなと思う。

一期一会の演技

これはRE_PRAY佐賀 初日の休憩中、挑み続けるクジャ様🔥を両手に汗を握り締めながら見た直後の感想だった。

そして初日の終演後の感想↓

2日目はLet me Entertain You を滑る前のMCで羽生くんが一期一会のお話をしていて、わー本当にそう！！だよ！！！ね！！！と、思いました。

みなさん、本当に楽しんで、ひとつひとつ。

ここで滑る機会って、あとここ何分間しかないんで

僕も一生懸命頑張りますし

こうやって、みなさんがこうやって集まってくださるこの瞬間だったり

こちらのスクリーンの方で見てくださっている方々のこの瞬間だったり

一回として同じみなさんと見ることは無いと思いますし

僕も一回として同じ演技ができることは無いと思っています。

ぜひぜひその一期一会の瞬間を、ぜひぜひ楽しんでいただければと思います。

それでは行きましょう。

よいしょ！（きゃーー〜〜〜〜）

よいしょ、いいよね。よいしょ。好き。

おわりに

とにかく楽しかったんです、RE_PRAY佐賀公演。

こんなに幸せな時間を届けてくださり羽生結弦選手には、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。

どうか健康に気をつけて🙏🏻　
これからも精一杯応援したいと思います💫


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