NHKBS『フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿』が終わった。

  多くは変人の科学者のお話といえばそれまでだが、人間として普通の人でも一歩間違えば“事件”を起こす事を考えると非常に興味深かった。
 しかし、そうそう《科学者の事件》もある訳でもなく、評判のいい番組だっただけに未練がましく、話をオーバーにして創作してしまいかねないところを全編25作で最終回としたのは、非常に見識があったと思う。最終回「人体蘇生」も製作者の方は最後にはこの話と思っていたのでは?
 『闇に魅入られた科学者たち 人体実験は何を生んだのか』(2018年3月10日発売、NHK出版 ISBN 978-4-14-081735-3) として本が出版されているそうで、買ってみようかと思う。
 ぜひ、よいネタ(笑)があればまた新作ミニシリーズとして放送してほしいし、年末でも再放送してほしいものです。

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