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穏やかな「時間」という風に乗る

時間という風はいつだって本当は穏やかだ

きまった速さ、きまった流れ
皆をのせて、ゆっくりと未来へ運んでゆく

それなのに、時に自らもがいて乱してしまう

怒り、悲しみ、嫉妬、不安

ただただ風に身をまかせさえすれば、本当は、ゆくべきところに穏やかに運んでくれるのに

怒りも悲しみも、嫉妬や不安も、時間の風はもとの穏やかな流れにゆっくりと戻してくれる

できることなら、風に、時間という風に、素直に身をまかせ、穏やかに吹き抜けてゆきたい

できることなら、そうして生きてゆきたい

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