【剣盾S2】オールドファッション【最終12位】
【戦績】
TN:ソード 261戦 165勝 96敗 最終20位
TN:iri 128戦 93勝 35敗 最終12位
【構築コンセプト】
どんな構築にも選出可能な強い基本選出(軸)
TOD構築に強いTOD構築
の2点
【構築経緯】
『食べ残し』+『キングシールド』+『みがわり』+『攻撃技』という構成のギルガルドが受け攻め両方で高い性能を誇り、尚且つ今シーズンから追加されたTODによる勝ちを狙いやすいことに注目。
上記のギルガルドを軸とした際、選出の軸となる残り2匹には
・ある程度サイクルを回すことができること
・相手のポケモンを削り切る(TODを行うため)崩し性能
が求められる。
『キングシールド』で拘りアイテム持ちや五里霧中の技をロックした後に引ける、ギルガルドが不利をとる『悪巧み』持ちに強く出せる、等の理由からサザンドラを採用。持ち物はミラー意識の拘りスカーフ。
サザンドラ+ギルガルド二枚のサイクルでは1度交代読みをされるだけで崩壊しかねないため、仲介役(クッション)として使えつつダイマックスをすることで様々なメジャーダイマックスポケモンと撃ち合えるカビゴンを採用。(TOD意識で『キョダイサイセイ』が使える『フィラの実』持ちキョダイマックスカビゴン)
ダイマックス時、『ダイジェット』+『じしんかじょう』により相手に依存せずパワーの最大値を出しやすく、相手のポケモンを倒し切ることができるポケモンとしてギャラドスを採用。ミラーでの撃ち合いに勝ちやすく、様々なポケモンをワンパンする範囲を広げる為に持ち物は『命の珠』。
ここまでを軸として、残り2匹は常に微調整しながら潜り続けた。
最終的な2匹は、
+
処理ルートが曖昧なポケモンであるカビゴン、ドヒドイデ+ブラッキー、その他有象無象に対して選出した。
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【個体詳細】
ギルガルド@食べ残し
性格:ひかえめ
特性:バトルスイッチ
165(236)-XX-160-112(+252)-160-83(20) *シールドフォルム時
キングシールド みがわり シャドーボール かげうち→最終日ラスターカノン
・麻痺した最速サザンドラ抜き
この構築の核。今シーズンはTODを制したものが勝利すると中盤までで感じたため、『持ち時間45秒+技エフェクト+食べ残し回復モーション』でこちらからTODを仕掛けやすく、相手にしかけられるTOD構築に対してみがわり→シャドーボール連打でDダウンを狙いラストターン『ダイホロウ』で判定勝ちをするためにこの技構成。かげうちはシャドーボールや裏のポケモンでの撃ち漏らしを先制技で処理するために採用したが、その場面よりもラスターカノンが欲しい場面が多いことに気づき最後に変更。これがうまく刺さったので変更は正解だった。
サザンドラ@こだわりスカーフ
性格:おくびょう
特性:ふゆう
167-112-111(4)-177(252)-110-165(+252)
悪の波動 流星群 大文字 蜻蛉帰り
雰囲気ギルガルドの相方。悪だくみ持ちのロトムやサザンドラを裏のカビゴンと合わせて処理するときに選出する。役割が曖昧だが、技の一貫切り+構築全体の初速引き上げのために居ないと困る枠だった。
カビゴン@フィラの実
性格:わんぱく
特性:食いしん坊
267(252)-130-128(+252)-XX-131(4)-50
欠伸 のしかかり ヘビーボンバー カウンター
ギルガルドの次に活躍していたポケモン。相手の高火力物理アタッカーをカウンターで倒し、裏のダイマックスポケモンで詰めるor前述したギルガルドでTODを仕掛ける。珠はりきりパッチラゴン意識でHB特化。ヘビーボンバーはアイアンヘッドと選択だが、ダイマミミッキュの皮を破れないデメリットよりも非ダイマミミッキュをワンパンできる性能を評価して採用。
ギャラドス@命の珠
性格:ようき
特性:自信過剰
171(4)-177(252)-99-XX-120-146(+252)
滝登り 飛び跳ねる パワーウィップ 地震
どんな構築にも出しやすい(≒タイプ受けで止まりにくい)性能を評価してフルアタ構成。珠ギャラドスが終盤増えていたため、最低限同速勝負ができる最速一択。このポケモンは相手に対して『ダイマックスギャラドスを止めるため、ダイマックス権限を切らざるを得ない』という状況を作る点が本当に強い。ギャラドスで相手3匹を倒し切るor倒しきれなくても数的有利を取りTODという2パターンの勝ち筋を常に意識した。
カバルドン@オボンの実
性格:しんちょう
特性:すなおこし
215(252)-132-152(108)-XX-122(+148)-67
あくび 地震 ステルスロック ふきとばし
・陽気剣舞珠ミミッキュのダイフェアリー確定耐え
・意地剣舞珠ミミッキュのダイフェアリー乱数50%
・臆病サザンドラのダイドラグーン*2をオボンの実込みで致死率3%くらい(多少ズレてるかも)
・控え目珠トゲキッスのダイソウゲン乱数50%
*腕白HBDの方が実数値高くなるらしいので調整ミス
最終日前日までわんぱく個体で回していたが、特殊技を耐えてほしい場面がそこそこあったので変更。ステルスロックが欲しい時とカビゴンを重く見るときに選出した。
ミミッキュ@フィラの実
性格:おくびょう
特性:化けの皮
131(4)-XX-120(156)-XX-137(92)-162(+252)
電磁波 呪い 痛み分け みがわり
最終日までは『フィラのみ→ラムのみ、電磁波→じゃれつく、陽気AS』の個体を使っていたが、ギルガルドの上を取れる範囲を底上げするために電磁波持ちの個体に変更。耐久ラインはヌオーの熱湯やカビゴン等の攻撃技意識。軸の4匹で勝てない呪いカビゴンやタラプアーマーガアを一度流すために呪い、受けを崩すために痛み分け+みがわり。
【基本選出】
①ギルガルド+カビゴン+ギャラドス
ギルガルド+カビゴンでサイクルを回しつつ相手を削り、カビゴンの『あくび』等でギャラドスの有利対面を作り全抜きorTODの選出。
②ギルガルド+サザンドラ+カビゴン
①のギャラドス→サザンドラパターン。ロトム入りやサザンドラの一貫がある構築にはこの選出。
③サザンドラ+カビゴン+ギャラドス
ギルガルドが選出できない場合の選出。
最後まで最終1ケタ順位を目指して潜り続けたが、最終日の夜~朝6時までは1ケタ順位に乗せても放置しているとすぐに落とされてしまい、上がり切ることができなかった。
構築を一緒に練ってくれた@hama_rin__と@bannbee__ありがとう
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