ファンタズマゴリアトレーディングカードゲームというゲームについて 始めに

その昔、リーフファイトTCGというゲームがあった……。
Leaf(アクアプラス)というメーカーから発売されたいわゆる美少女ゲームに登場するキャラクターを題材としたトレーディングカードゲーム。
ものの記録によれば1999年にVer1が発売、2006年に最終Ver7が発売、2009年に公式サポートが終了。
モチーフの人気に加え、繊細かつダイナミックかつ独自のゲーム性を持っていた……からかは定かではないが、全国的にコアなファンを多く獲得し、全盛期は非公式にも関わらず月1程度の割合で100人超の人間が参加する大会が開催されるほどの人気を誇った。はず。

時は流れて2011年、ファンタズマゴリアTCGというゲームが発売された。
様々なメーカーから発売されたいわゆる美少女ゲームに登場するキャラクターを題材としたトレーディングカードゲーム。
そういうもの自体はTCG業界ではよくあることだろうが、ぶっ飛んだのはこれが先のリーフファイトTCGに酷似したゲームシステムを搭載していたのである。
このシステムを採用するにあたって裏でどういうやりとりがあったかは定かではないが、リーフファイトで死ぬほど遊びまくった私(と、その友人)がこれに飛びつかないはずもなかった。

先に出したリーフファイトTCGとのざっくりとした違いといえば
・エースのダウン、もしくは前衛3落ちが勝利条件
・1ターンのドローは2枚
・手札の全カードがコストとして使用可能、事故の防止(?)
・EXカードの存在、また、それによる低コストをエースとしたときの恩恵
・同一作品のキャラクターが多い場合にのみ使用できる、または同一作品のカードに対してのみ使用可能なカード、能力を持つカードが多い
・相手のターンに使用できる能力を持つキャラは少ない(=それだけ相手ターンに使用できる能力を持つカードはアドバンテージがある)
・攻/防が同一のカードは無く、バックを貰いながら殴り合いしてね(所説)
という感じかな?

ものの記録によれば2011年にVer1が発売、2014年に最終Ver19(!)が発売、同年に公式サポートが終了。
これが短命で終わったのか、近年のTCGとしては長寿となったのかは定かではないけれど、Ver1発売から10年とちょっと経ったいま、このゲームに対すあれやこれやなんかを書こうかなという気になったので綴っていこうかなと思います。理由はもちろん、燃えるからだ。

とりあえずVerごとの収録作品、または注目カードに対して感想を書くという風に書いていこうと思ってますが、なにぶん時間が経っていることに加えて私も凡プレイヤーだったので記憶違い、的外れ、その他諸々あるかと思いますがそこはご容赦をということで。
また、なるべく当時の感覚で書いていきたいと考えていますが、どうしても今の視点で書かれていることもあるかと思います。
カードリストについてはファンタズマゴリア@wikiを引用させていただきます。

では。

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