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コンカフェにエロはいらんですたい

コンカフェに、エロはいらないと思う

コンセプトなきコンカフェの時代。老人たちは「いまどきのコンカフェなんて水商売じゃないか」と嘆き…ワンチャン狙いの客が増え…週刊誌にも、実はエロいことしてるコンカフェがあると書かれる始末

歌舞伎町がけん引したキラキラコンカフェすらオワコンで、すでに「ギラギラコンカフェ」の時代に突入したイマのコンカフェ界隈。そんな時代に颯爽とあらわれ、秋葉原で一躍有名になった「キミカノ」系列…

「ラブポッキー」「ラブシート」なんなら「つながり」…メニュー表には、「ギラギラ」なワードが並ぶこの系列…このメニューをどっかで聞きかじり、変な期待をした若い男子、及び絶望したコンカフェ老人会はたくさんいるのではないだろうか

しかし、ここであえて言いたい

「違うな!間違っているぞ!!」

今回は、キミカノ潜入調査の結果見えてきた真実と、それを体現しているキャストの話をしたいと思う


キミカノ潜入調査で見えてきた真実

実はここ数年、地味にキミカノ系列に調査のため潜入しているだが…

筆者「やっぱ、キミカノっていえばラブポッキーだよねー」

キャスト「あ、あれねー。確かに、新規のお客さんはネタとして入れるけど、常連さんはみんな『恥ずかしい』とか『きまずい』って入れないねー」

別のキャストは

筆者「ラブシートってあるじゃん。強制的に近くに座らされて大変だねぇ」

キャスト「いやいやいや、むしろみんな、『ずっと立ってるの辛いでしょ』てお金払ってくれて。むしろ申し訳ないです…」

「ギラギラ」は、どこ?

外から見るとギラギラしているように見えて、優しい世界しか見えてこない。そう、かつて、迫害されたヲタクの楽園であった、メイドカフェのように…

それもそのはず、実はキミカノ系列、それこそコンカフェ老人会ならだれでも知っているであろう、秋葉原を代表する某メイドカフェ系列が生まれる一つのきっかけとなったイニシエのメイドカフェの流れを汲んでいるのである。この系列、誰よりも、秋葉原とコンカフェの前身であるメイドカフェを(たぶん)知り尽くしているのである

キミカノ最古参はらいち

で、そのキミカノ、ひいては系列全体の最古参キャストが「らいち」だ

黒髪の似合うどこか妖艶な雰囲気を醸し出すこのビジュアル。さぞかし、イマドキのコンカフェ嬢らしく、理想的なキラキラ女子で、男性客の扱いも知り尽くした魔性のキャストだと思うだろう…思うよね…見た目だけなら思うよね?

しかし、ここでまたあえて言いたい

「違うな!間違っているぞ!!」

らいちはカッコつけない

らいちはカッコつけない。どんなにおだてても、絶対に調子に乗らない

店長ならともかく、後輩にまでいじられる。とことんいじられる。店内であったら、絶対最古参ってわからない。知らんけど

あ、でも、髪色はよく変わるので、注意しよう

らいちはちょいちょいコンセプト守ろうとする

らいちはちょいちょいコンセプト守ろうとする。そこまで徹底はしていないが、守ろうとする

あるとき、某メイドカフェの「おきゅいん」「おきゅおわ」や、某コンカフェの「入水」に対抗して、キミカノもコンセプトに沿った挨拶を作るべきと思い立った。結果、彼女が導き出した答えが「MK5(まじで恋する5秒前)」

結果、定着はしなかった

らいちはしっかりヲタク

そもそも、らいちは海を越えて沖縄から来たらしい。彼女が故郷を離れた理由はただ一つ

悲劇のヒロイン症候群(通称 ヒロシン)が好きだから

なんとも、オタクなら理解できる単純明快な理由である

とくに「悲劇的なボク等」が好きらしく、ライブ映像の最前列に映りこんでいるらしい

悲劇的なボクは、まだ彼女の姿を発見できていない

キミカノ系列とらいちは秋葉原コンカフェの一つの答え

秋葉原のコンカフェ一斉摘発の後、都内には風営許可を取るコンカフェが増え、コロナでラウンジ/キャバクラ/ガルバ界隈の経営者/キャスト/客が一気に流れ込んできたこともあり、コンカフェといわゆる水商売との境界線は曖昧になってきている。一時期盛り上がった、「コンカフェと水商売の境界線」論争も、もはや無意味と思われているのか、沈静化を見せていると思われる

基本、「コンカフェは自己申告制」を採用している自分としては、「ウチはコンカフェです」と言ったら、そこは全部コンカフェと認知するようにしている。しかし、やはりコンカフェ老人会の一人としては、どうしても直感的に「ここはコンカフェだ」「ここはコンカフェじゃない」と感じる瞬間がある

キミカノは、系列に歌舞伎町の有名キャバクラグループとコラボしたコンカフェランド等も有しており、順当に考えれば「コンカフェではない」と言われても仕方ないかもしれない。しかし、私は確かにキミカノから「コンカフェ」を感じるのだ

それは、らいちのようにしっかりオタクで背伸びせず、時折コンカフェとは何か、という疑問を持つキャストがいるからかもしれない。キャストの足が痛いだろう、とラブシートを入れ、ネタとしてもラブポッキーを気恥ずかしく思う客がいるからかもしれない

ここまで偉そうなことを書いてなんだが、コンカフェ最古参を自負する私だが、実はキミカノ系列についてはニワカである。そんな私に、キミカノ系列古参の皆様、是非、挑戦してきていただきたい。

「ふゅーちゃー!違うな!間違っているぞ!!」と…


このnoteに出てきたお店

キミの彼女になりたい!

新規コンカフェ系列と思いきや、実はその歴史はメイドカフェ黎明期に遡る老舗コンカフェグループの新生一号店

テーマは彼女の片想い!!

キミが大好きでずっと片想いしている可愛い女の子がこのお店に集結💓

理想の彼女体験が楽しめるドキドキのコンセプトカフェ【Cafe&Barキミの彼女になりたい!(キミカノ)】

最高のときめきを最高の空間で提供致します♪

キミカノホームページより

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