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パスステを忘れたくないひとの遅すぎる自己満note

パーセプションステージ「Opus.COLORs」の大千秋楽が幕引きとなって……え、待って1ヶ月以上経ってるんですが(笑)感想noteを書き綴ることを決めたものの、いつまで経ってもロスから抜けられず、ドリライもあり、仕事もバタバタ、盛大にやらかして決済手続きに追われ、やっとこさ立ち上がれた、はず。
今さらかよっていう感じではありますが、円盤化されない(え、ほんまに?)らしいのでこの記憶をどうにか目に見える形でとどめておくべく、ひたすら書きなぐっていこうと思います。
タイトルどおり、ここから先はわたしが記憶を掘り起こすための自己満noteです悪しからず。あと時間経ちすぎて記憶がごちゃごちゃ。頼むから円盤化してくれ運営。

そもそも土日が休みづらい職種のため大千秋楽公演は配信アーカイブで追っかけ。(大嘘です仕事中airpodsを片耳に装着して普通に視聴してました、一応仕事中だから片耳で上司と打ち合わせ、片耳でパスステ音源を追っかける二刀流)仕事を無理やり終わらせて自宅に着くまでずーっと見てた。こちらの不注意でぶつかりそうになったサラリーマンの皆様申し訳ねえ。
それではここから、配信を視聴しながらわたしが記憶にとどめようとした瞬間たちを順に綴っていきたいと思います。

幼少期シーン、和哉と純は幼さの感じられる声であるのに対して、「パーセプションアーティストになりたい」という響の言葉は”いま”の響の声だった。それがなおさらその後にある、和哉を遠ざけることになってしまった彼の決意とうまく対比させてるなあと感じられたかな。二人が手を繋ぐシーンは、響から手を差し出してる。まだ純粋に和哉を大切に思っていた頃。
◎SHINY
「響」「和哉」お互いに名前を呼ぶところ最高に良い。響は一切和哉の方を見てないんだけど、和哉は響を見て名前を呼んでいて、そして何が良いかって、響から名前を呼ばれたときに和哉が本当にうれしそうな表情をしていること。岸本さんうまい。
「——あなたの世界は、何色ですか?」
和哉と響が腕をぶわって振る→最後のシーンに繋がってるのかなという勝手な妄想。
メインステージに移動するときに麻秀が康平の背中に手をやり、楓が優一と並んで向かってくるの良かった。これは配信で見たものだからおそらく公演によって違ったんだとは思います。
知陽の wow oh oh のときの腰づかいがキレッキレすぎた。全5回現地観劇したうち1回だけBブロ最前があったんですが、目の前でまあもの見事な身体捌き(?)で口があんぐり開いたまま閉まらなかった。そもそも知陽と響のツーカーコンビが推しなのでパーセプションアートの説明のくだりの後に円形ステージに戻ってきたら今度は目の前に響がきてとにかく発狂寸前だったのは覚えており。ちなみにここ、響は超スマートだった。
知陽は先ほども申し上げたとおりキレッキレ、でしたが響はまわりが近いせいか「混ざり合って」で腕をサイドに振るのが少し遠慮がちだったイメージ。まあ全キャスト乗っかってるからそりゃ狭いよね。
あとこのオープニングでわたしが定点するほど大好きなところがコチラ。「わかんなくなっちゃって」で響が左足を前方に蹴ってちょっと地面から浮かしてるやつ。ほかのグレーダーメンバーはただアーティストと前後交代で歩いて移動してる感じしたけど響はなんとなくちょっと癖見えた気がする。わたしが観たどの公演でもそうだった記憶です。
「きっといっぱい泣いてきたでしょう 消したい色もそろってきたでしょう」ここのダンスキレッキレよな。そしてみんな笑顔。笑顔がすごい。「きみ(右手)がきみ(左手)を愛せるように」もはや勘違いの指差しくらってズキューンだったしんだ。しかも前半に知陽ちゃん、後半に響。ここ永遠に繰り返していてほしかった。
「この、アーティストとグレーダーが協力して作品をつくるっていうのが、パーセプションアートの特徴なんだけど…」の和哉、次の歌い出しまでにセリフおさめるの毎回うますぎた。
SHINYの間奏、これは配信映像だと全く感じられないけど現地だとすごかったやつ。同時再生イベントでもスタッフさん方からお話出てましたが、大樹のスタンプが強すぎて地面揺れてた。あとわからんけど優一も結構な勢いでドンドンしてませんでした?本当に身体浮くんじゃないかと思った。
◎登場人物紹介シーン
nova、 瀬川くんがインライで綺麗に歌ってたら臨場感出せないから荒々しく、がなりを多くいれたっておっしゃってて、なるほど確かになって思った。対比で真は低音ボイスにピッチをちゃんと意識したそう。それは間違いない声だけだったら同一人物とは思えなかった。真のときはでっか?!背高っ?!だったのに楓のときは姿勢を前のめりでだらしなくしててそのせいでしばらく認識できなかったくらい、役作りがすごい。
あと本当は知陽&杏寿のgridがトップバッターだったけどジェネの早着替えが間に合わないために挿入場所変わったらしい。通称「お色直し」。
gridは最後の2人の指の動きかっこよかった。照明が暗くてはっきり見えなかったのが悔しい。
evocative 、拓海の「we are moving forward」の歌い方がめちゃくちゃ信長さんだった。
◎本編
「久しぶり」→「ああ」からの「じゃあ」の流れアニメでした。響がよそよそしすぎて好き。
由羅兄弟のあのシーン、アニメ見返したときになかったと思ったらドラマCDの内容ですね。どのシーンがどこからきてるとかもう記憶ナシ。
拓海が足でステージドンってやるところ、「なんかスイッチ押したあ?!」の日がわたし的好きな日替わり回でした。
響の「あいつの話はするな、気分が悪いよ」の言い方がとても良かった。(こいつ良かった以外の語彙がないのかも)
ステアケーサーコンクールのペア発表、和哉の顔が本当に嬉しそうで、対して響の顔が面倒くさそうで、二人の対比があまりに大きいのオア~となってましたね。
「そんなことしてもチープなだけだと思わない時点で実際ガキだろ」でまゆげがちろっと動く響良い。どこ見てんだ?
添田くんの優一が大変に優一で登場シーンは常にニコニコだったよ。
ステージまわりで追いかけっこするましゅかえ、最前のとき迫力がすごすぎて笑った。まじで風を切るような追いかけっこだった。
「俺だってやだよ麻秀頑固じゃん」の優一の言い方~~~!最高~~~~!
「ボードだけの関係ってなんだよ」本当になんだよ。
「月見山ブランド~しっかり恩恵受けてるじゃない」耳につく知陽のこの言い方しぬほどうざい!本当にうざい!おまえ何なの?!ありがとうねまつけん!
hazy solitudeのイントロのあとの1音、横揺れしてから顔の前に音ハメでばちっと手をやる振りとても好き。「まて陽炎」のときの響は言わずもがなですね。ありがとう欲を言えば表情も見たかったのでもっとCブロに入ればよかった。
楓くん最前の空いている席にスパッと座って(めちゃくちゃだらしなかった)すでにすぐ近くまで追いかけてきてる麻秀を嫌そ~…な顔で見やるの大変におもろ。座ってたら距離縮まっちゃうよお兄さん。
和哉がグレーダー寮に忍び込むシーン、”ちょうどいい木の棒” がまじのガチでぐわんぐわんに揺れすぎて、え、落ちませんか?て心配だった。最後まで持ちこたえてくれて観客側も安心です。
「俺は今その百倍面倒くさいって思ってるの知ってるか」本当に面倒くさそ〜すぎて笑った。でも優しさの感じられる言い方で泣いた(笑うのか泣くのかどっちかにしろ)。
このシーン和哉が忍び込んでくる前に事前に響が客席内のサブステに待機してるんだけど、ステージに背を向けて色々やってた(目の前で観てたのに記憶なし)。
「明日まで待てなかったのか」「待てなかった」(ここ食い気味)
このとき響の表情がちらっと変わるのめちゃくちゃ良い、は?の感情なのか、こいつ…の感情なのか、とりあえず間違いなく和哉に揺り動かされてたんだろうなあ。そして、からの。
「ずっと待っててやってるだろうが」
くあ〜〜〜〜やっぱ言い方優しすぎるしんでしまうだろうが!!!!!
パーセプションアート描いているときの和哉とても楽しそうでしたね。これも同時再生で既出ですが、楽曲を除いて和哉の唯一のがっつりダンスシーン。
響がサインを入れるときにシグネットリングのカチッていうse効果的だったなあという印象。かっこよかった。
dable toneはもう素晴らしいの一言に尽きる。so many 運命出会い次第、最高。ブラボー。
「当たり前だろうが」の響の表情いいよね。ほんの少し悩ましそうで、でもちゃんと和哉にこたえてくれてる。
瀬川くん(真)が毎回胃を痛める大樹のはちゃめちゃ日替わりシーン、ついに最終日「うるさい」がぽろっと出てて笑った。ここもインライで、本当はすぐ楓に着替えなければいけないのに大樹がずっと引き留めてくるしアドリブ付き合ってる暇ないし、ほんとにどうしようかと思った、とのこと。
伊織と知陽とのシーンの会話で「全く笑えないよ」「本当に嫌いなんだよ、こいつのこと」「二度とごめんだよ」「お断りだよ」っていう響の語尾に ”よ” がつく話し方本当に好きなんですよね。というか全体的に響の話し方って特徴あって良い。「当たり前だろうが」もそうだけど、“が” も “よ” も省略できるのになんとなく丁寧な言い回しをしてるイメージ。
伊織の「大事なもんを閉じ込めて自分の思うままにすんのが趣味だもんなあ」に眉を顰めてるの大変によかった。後日サヤカ神のXで台本の一部がチラリしててそこにもあったけど、響はあまり感情を面に出さない分、相手の言葉に対する反応が本当に微かなんですよね、でもしっかりと受け取ってる。だからちゃんと表情に変化がある。それはもう双眼鏡で凝視していないと気づかないくらいに。でもその微かな変化が、ああ、ちゃんと傷ついているんだな、とか、嫌なんだな、とか、そういう感情の片鱗が垣間見えるから響が生きてるって実感した。(だれ?)
和哉が中静先輩に連れられて天文台のスクリブルを初めて「みる」シーン、女性ダンサーさんの表情が険しすぎてめちゃくちゃ怖かった記憶。正面で観たからなおさら。迫力があって今も忘れられない。
額装された作品をみて胃を痛めて去っていく杏寿、本当に胃を痛めてた。ちょうど杏寿が客席をぬって立ち止まるところに座ってたんだけど、本当に、痛めてた。ステージでストーリーが進んでいるのにそっちばかり気になってしまってずっと歪んだ顔見てた。北乃くんごめん。
ステアケーサーコンクールのときのCブロ、響と知陽が観客の取り合いしてましたね。響は頓珍漢な日替わりシーンでも笑えない役(磯野くん談)だったからめちゃくちゃ我慢してたらしいですが、ここたぶん知陽とやんやしながらちょっと笑ってたよ、二人で長い腕出し合いながらお互いを牽制し合ってた。というか二人とも背高すぎてなんだったんだあの空間。
ちなみにAブロのとき通路側だったんですけど、まあ常におかたい表情の麻秀がにこにこしながら作品を見せてくるからさすがグレーダー!となりましたね。康平は言わずもがな。
Cブロ側で知陽がステージ上に作品を上げて、見にきた大樹と話してたのが印象深かったかな。というか採点し終わって次いこうとしてる大樹の進行方向を妨げて何度も見させようとしてるのおもろすぎてずっと観てた。大樹苦笑いしながら何度も去ろうとしてたのにまわり込んで作品の正面に移動させて肩に手をおきながら終始「☺️」だった。こわ。
その後のグレーダー3年集合シーン、知陽の「俺と一緒に就職してくれ〜」のセリフ、個人的に好きでした。めちゃくちゃ麻秀を小馬鹿にしてる感じ。「じゃあどうしろってのよ」のところの大呆れで両腕広げて肩すくめてたところも好き。
杏寿ぶっ倒れシーンでの道臣のセリフ、「ちょっと個性的な絵、というかフレームですよね」は柊木くんのインライでお話があって、へ〜なるほどなあとなりました。最初はけっこうためてたけれど、嫌味になるからすぐに言い直すようにした、そうな。
和哉のたのも〜〜!!のシーン、あそこは全体的に知陽ちゃん狂気シーンですね。怖すぎる。でもアニメでもやっぱり印象的なところだからわたしは双眼鏡固定でした。もちろん知陽の顔面。
「斑鳩はあの作品が失敗作だと思うわけ?違うでしょ?成功だよね?」「斑鳩がなにに怒ってるのかわからないなあ」
このたたみかけるような、追い打ちをかけるような詰め方、セリフはもちろん物理的にもそうで、しかも身長差があるから上から凄まれるような。わたしが杏寿なら胃痛どころか下痢。あと本当に怖い、やばいと思ったのはこの後の知陽の「なんか見誤ったみたい」のセリフ。それまでは杏寿に向かって話しかけていたのに突然Cブロの客席側に顔を向けてきて、それまでは胡散臭い笑みを張りつけながら喋っていたのにいきなりそれが落ちて表情なくなった。本当に、スッて消えた。寒気した。
ここのgridはsenseなのがいいよね。歌詞がそのときのシーンに大変にマッチしすぎている。
“歪なボーダーライン” “向き合うagain again ” “評価はいらない でも見てほしい” “お前の本音を切り取ってみせる” “ grid on grid on ”
アニメでは順番に描いていたけど実際の時系列では美術館に見に行ってるときに裏でましゅかえ今すぐ渡米騒動が起こってたからこの演出の仕方、とてもわかりやすいなと思いました。
「貴様に預けるもんなんざティッシュ1枚ねぇんだよ」
たぶんアニメではてめぇに預けるもんなんざなんもねぇんだよ、だったと思うんだけど、ティッシュ追加されてた。ティッシュ預けられても困る。
楓が杏寿の作品に手を加えてるその向こうで行われてる響と麻秀のやりとり、アニメのときよりもものすごくセリフが入ってきたなあという感想。
「こいつは俺とは違うんだって、そう思い知るだけだ」
それは麻秀に向かって言っておいて、自分に言い聞かせてるだけなんだよな響〜!!!!
「同じになんの価値がある、欲しいものは別のものだ」
麻秀の言うことってなんでこんなにすとんと落ちるんだろうな、あんなに横暴なのにな。このときの響の視線の落とし方が印象的。
偽御来屋を育てるシーン、寝てる和哉のそばで響が傘を描くところ、ちょうど真後ろにいたときがあってよく見えたんだけど、和哉が夢を見ているのか、ふにゃって笑うのがこちらとしてはぎゅんっときた。(?)
ましゅかえプロポーズシーン、Cブロのときにがっつり観てしまって、あまりの顔の近さとそのド迫力にしんどすぎて涙止まらんかった。アニメじゃ流し見しててそこまで感情移入はしなかったのにリアルを持ってこられた途端になにが起こった?未だにわからん。
ましゅかえがハッピーエンド!したところスポットライト当たっていない杏寿が座り込みながらにこにこしているのをなぜかずっと見つめてしまいました。
そしてここからまたくるわたしの好きシーン。
「昨日さ変な夢見ちゃった」
「夢?」
「うん、なんかありえねえ夢」
「そうかよ」(←はいこの “よ” も好き)
からの
「響!このパーセプションアートって響が…だってもう俺とはやらないって」
「おまえと描きたいってそう思ったからだ」
「なのに眠りこけてるなよまぬけ」(“よ”っ)
「今のってどういう意味?」
「わからないのかよ…ばかなやつ」(この “よ” も以下略)

「二人が最後に残したもの」
「二人が俺たちに残してくれたものだ」
「本当は残したかったものだ」
「それは叶わなかった」
「俺が受け取って未来に繋げなきゃ」
「俺は忘れない あの日のことを」
この掛け合い、掛け合いではないか、なんというか、うまく掛け合っているのに二人とも見ている先が全く違うところなの、苦しくなるね。和哉は未来を見ているのに、響は過去を見てる。
スクリブルの犯人探しやめる〜のシーン、大樹のセリフを挿みながら進んでいくの好き。捌けていく演者さんを余すことなく効果的に使ってる。おもしろい。
話し合う彼らを拓海がずっとCブロ側のステージ下から様子を伺いながらきいているんだけど、どのタイミングで会話に入ろうかとちょっとフラフラしてる様子が見てとれました。かわいい。
もろもろ和解後の大樹の「兄弟だねえ、」がすごく優しい。大好き。
めきぽ+楓+杏寿の日替わりシーン、優一の「の割にはさぁ、和哉のやつ覇気がねえよな、もっと焦れよ」
あ〜〜優一っぽ〜!サヤカ神のいう、身も蓋もない物言い、ですね。好きです。
「大切なのはものではないということ」
これとても大事なセリフ、というか言葉、というか。
アップデート後の互換性の問題の話をするのはアニメ本編では統梧だけど、それをあえてこのスクリブルのシーンで、しかも中静から和哉に伝えていたのがほ〜ん、という感じ。
色亡き額縁におさめるパーセプションアートのグレーダーを響にやってほしいとお願いをしにいくシーン、ここからの和哉と響の会話が本当に辛くて好きで、思い出せるようにここに並べておきます。これ読んだらいつでもあの空気感が蘇ってくるように。

響「おまえ、それがどういうことかわかってんのか」
和哉「え?」
響「あのフレームに絵をおさめるってことがどういうことか、考えたのか」「あの額縁をうめるってことは、忘れて前に進むってことだ!」「過去を乗り越えて、先に進むってことだ。俺たちだけが……俺には…!できない」
和哉「なんで…なんでそんなに抱え込もうとするんだよ」
響「おまえにはわかんないよ」
和哉「わかるわけないじゃん!」「だって響、俺にはなにも話してくれないだろ」「なんで俺が蚊帳の外なんだよ、俺の親のことだろ!」「なあ響!」
響「おまえとは抱えてるものが違うんだよ!」
純「なにしてんだよふたりとも」
和哉「抱えてるって何をだよ」「おまえだけが抱えてておまえだけが辛いのか?」「俺の悲しみはおまえにはかなわないってのか」「そんなにおまえだけが特別か!」
純「和哉?!」
和哉「おまえが殺したからってそうだってのか?!」
純の方をちらっと見る
和哉「俺だけが何も知らなかったんだよな」「ばかみてぇ」

道臣の「こうなると思った」は本当はステージ上で見守っている、というシーンだったみたい。それを柊木くんがあえてステージの下、観客の邪魔にならないところにいさせてほしいとかけあったことによって生まれたそうです。おかげで2人のやりとりにとても集中できていたなあって感じる。
和哉、おはようの道臣がやさしい。ここはアニメにはなくて新たに作り出されたシーンだと思うんだけど、声色があたたかくてじーんときた。
響が大事に抱えていた箱、あれはメモリーボックスだっていう考察をどこかで目にしたんですけどなるほどなって思った。響にとって大切な記憶で、だからこそアップデートされて世界が新しくなったときにそれまでの何か大切なものを失ってしまうような気持ち。それを抱えているのかと思って改めてそのシーンをみたら苦しすぎた。
ひとりでは生きていけないんですよ、の杏寿がさあ、本当に優しくてさあ。

「できない」「おまえがどう感じてようと、俺はおまえから両親を奪った」「いまだに抜け出せない」「頭でわかってても心が俺を許さない」「おまえのそばに!俺はいない方がいい」「俺さえいなかったら!
おじさんやおばさんだって今頃おまえと一緒に…」
この響のセリフ、すべてがたたみかけるように紡がれていて、観客であるこちらがものすごく辛くて、無意識に胸元をぎゅって掴んでた。セリフの感覚も毎回若干違っていたのでたぶん、というか確実に感情がとめどなく溢れてた結果だなと改めて感じてたかなあ。舞台だろうが映画だろうが一緒で、涙が流れるときって頬を伝うから、あ、自分今泣いてるな、とか目の奥が熱くなるから我慢しないと流れちゃう、とか感覚的にその瞬間ってわかるはずなんだけど、このときはそういう予兆的なものが何もなくて、マスクを伝って唇に触れたことではじめて自覚した記憶がある。
clear は言わずもがな最高のひとことに尽きますね。アニメの原曲が好きなので一時期通勤で2週間くらいその1曲のみリピートしてたくらい。そもそもキャストお2人が歌うまでした。和哉の歌い出しがまず優しすぎる。表情も優しすぎる。ちなみにこのシーンでわたしが1番好きなのは、イントロで和哉が座った後に響が和哉の肩に手を置きながら背中合わせで座るところですね。左肩。和哉が下向き目線から始まって響が歌い始めると後頭部をくっつけながら上を見上げる。擦れる2人のウィッグがまた良い。まじでこの作品(スタミュミュも)ウィッグが神。それからこれは磯野くん。“memories”の歌い方。あれはこぶしというのでしょうか。なんじゃありゃ。鳥肌で震えた。アレンジがうまい。ありがとう。
そして最後の
「——あなたの世界は、何色ですか?」
締まったな、という感じ。
ありがとうパスステ、ありがとう世界。
ここからは後から思い出した、そういえば好きだったなシリーズ ↓
・知陽のめちゃくちゃ強調された発音の「おとうさん♡」
・伊織の「サボれ♡」
・どっちも由羅だな、のときの「拓海でいい」、ちょっと頭掻きながら言うのめっかわ
・全体的に響がブレザーを羽織り直す仕草が大変に良そういえば瀬川くんがインライで役によって香水変えてるっていうお話をされていたのですが、役者の皆さん〜?それぞれどんなイメージの香水を使われていたのか教えていただいても〜??
わたし座席的に知陽と響が真横を通っていくことが多かったんですが、2人ともマジでいい香りした。思わず振り返ってしまうほどに。これについては本当に知りたいのでもうかなりの時間が経過してますけれどもふと思い出して語ってほしい。オタクはそういう情報欲しているんだよ。
それから続編があるのならぜひともめきぽととりくろがききたいですね。とにかくリズムがよい。楽しい。めきぽきいてると添田くんが優一ボイスにものすごく近くてすんげ〜と改めて感じるね。あとTalk Party Time もですね。あれはなんだろう、中毒性ある気がする。一度あたまに流れると止まらなくてずっと歌ってしまうので家で休日にご飯つくりながらほら!明日!は休みだ!そうだ!今夜!集まろう!ておたまやら菜箸やら頭上に掲げながら踊ってる、シチュエーションキモすぎてやば。ちなみに明日休みでなくても歌ってる。
嬉しいこと〜悔しいことも分け合おうよ〜ピザのように!🍕🍕🍕

さて、やっとこさ感想の書き殴りが終わったわけですが……そろそろ円盤情報発表されます????そんな予定はない????1ヶ月経ちましたけどお待たせしました待望の映像化👏👏👏という素晴らしい発表はない????期待するだけ無駄????だめ?????????
たぶんいつまでもずっと待ってると思う。まああまりに客席との距離が近すぎるので観客をどうぼやかすのか問題は出てきそうですがそれよりもこの記憶がだんだん薄れてしまう方が本当にたえられないのでどうにかしてほしい。知ってた?人間の記憶って完全じゃないの。ご都合主義に書き換えられてしまう可能性もあります。勝手にありもしないつくられた記憶が付加されてしまうのがこわい。すでに二次創作とか読みすぎてどれがどの媒体から摂取した情報かわからなくなってきているので早めに矯正をしていただきたい。
望むことはただひとつ。
ちなみにこれ書いた本人パスカラ2期の発表があった夢なら見ました。

(2024.08.29 更新)
オープニングのSHINYのパート割どうなってるのか気になって文字起こししてたものを見直していたんですが、まあ見事キャラクターに合わせて振り分けられてる気しかしなくてむりでした。ほんと浦島坂田船さんすごいと思う、スタミュくんのオープニング曲DREAMERも提供してくださってるけどほんと、素敵な歌詞たち。すごいありがとうございます。ドデカ感謝。(なんて?)
とりあえず消えつつある記憶のために書きつけておかないといけないので。

和哉 ちょっとずつ変われたよ
和哉&響 でも
響 やっぱ気になっちゃうよ
純 色違いのぼくが
道臣 痛みを持ってくる
伊織 そっとしておいてとか
伊織&拓海 もう
拓海 失敗はいいよとか
杏寿 鍵をかけたままの
知陽 心をノックして
大樹 きみの色はなに?
楓 青く染まっちゃったり
麻秀 塗り替えて赤になったり
優一 ぼくの色はなんだろう
康平 見えているんでしょ
思うように映る感情に名前をつけてまた会えるように
輝いてそう間違ってまた乗り越えてもう何度も重ねてきたんだ
ア 見せたくないこと
グ 隠すように
ア 気づいて欲しいこと
グ 目立つように
混ざり合ってわかんなくなっちゃって(ここで響の足上げ)
ア きっといっぱい泣いてきたでしょう
グ 消したい色も揃ってきたでしょう
きみがきみを愛せるように気が向いたら頼ってほしいな(指差しファンサ)

あーーーーーーーーーーすき!ふとしたときに聴き直したくなって今日も通勤しながらエンリピでした。
円盤ならいつまでもどこまでもお待ちしております。

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