アラ・諸江 剣語が復活する!?ゴールシーン振り返り、すみだ守備力急上昇の要因とは?Fリーグ第9節・シュライカー大阪戦後のフウガドールすみだ・諸江選手コメントほぼ全文
2021年10月17日(日)、丸善インテックアリーナで行われた、Fリーグ ディビジョン1 第9節、シュライカー大阪×フウガドールすみだ戦、試合後のフウガドールすみだ④諸江 剣語選手インタビューです。
得点シーンを振り返って詳細解説。ゴールできたポイント。意識していたコト
―ナイスゴールでした。
ありがとうございます。
―反転シュートでしたが、最初から振り向いて打とうと思っていた?
最初、良いところに荒牧 太郎はパスくれたんで。
で、宮崎(⑥宮崎 曉)が良いランニングしてて。
(宮崎選手と)目、合ってるんですけど・・・。
パスするか、シュートするかという2つ選択肢があったんですけど・・・
タイミング的に打った方が嫌かなと思って、振り抜いた感じですね。
宮崎はパス来ると思ったらしくて・・・
来なかったみたいな(笑)
結果的に良かったですね。
―背負っていたのは⑧加藤 未渚実選手でしたか?
一応背負った形になってますけど・・・、そもそもがちょっとランニングでずれていたので・・・
反転シュートってよりは、空いていたので・・・
ダイレクトだったらノンストレスで打てる・・・みたいな状況でしたね。
―ゴールの位置も把握できていた?
そうですね。
あとはコースと言うよりかはタイミング・・・
あのタイミングで打ったらキーパーは予測できないかなって・・・。
で、宮崎のランニングにちょっとキーパーもつられてた感があったんで。
ミヤのランニングが良かったです。
―宮崎選手のランニングがあったから、キーパーもそっちにも意識が行っていた?
そうですね。たぶん(ランニングが)なかったら、もう僕の方にたぶん面をつくりに来て。
あんまり入ってなかったと思うんですけど・・・
ちょっと多分つられていたので、良かったですね。
すみだがとった「個が強い」大阪に対する対策とは?スタートの守備ラインが低かった理由
―試合を振り返ってですが、個人的にはすみだの方がセットプレーからフリーになってシュートを打っていたり、チャンスをつくれていたかと思いますが、試合を振り返って、いかがですか?
まず大阪がすごい堅いチームで、失点が少ないデータが出てたので。
割と手前で構築するというよりかは、すごい・・・強靭なピヴォが居るから、そこにナナメのボールとかが多いんで。
あまりショートカウンターで点を取れるってイメージを持ってなくて。
だからセットプレー・・・キックインですね。
セットプレーのところで必ず1点取ろうというところで試合に入って。
結果的に太郎さん(66.荒牧 太郎選手)のフリーキックが入って、結構プラン通りに進められたという感じですね。
シュート打って、キックイン、コーナー、セットプレー取って、そこで点取ろうというプランで入ってたんで。
そこは良かったかなと思いますね。
―セットプレーに関しては中断期間、重点的に取り組んだ課題でしょうか?
そうですね。
あんまりセットプレーのゴール多くないんで・・・今季。
相手がマンツーマン、ゾーンを使い分けてくるチームなので、結構やっかいだったんですけどね。
でも(他にも)もう少しで取れたというシーンも作れたのでよかったと思います。
―大阪のクリアランスに関しては前から行くというよりは少しラインを低くしていたように思いますが?それはさきほどの「ショートカウンターが狙えない」という話が関係している?
というよりは最初に高くラインを取っちゃうと、キーパーからのスローでピヴォに投げられちゃうと思ったんで。
ピヴォがいいんで、それで収まっちゃうと、もう一気にラインをそこまで押し上げられちゃうんで。
1回手前に置かせてから、徐々にプレスライン上げて行った方が、苦し紛れのロングボールとかになってフィクソがチャレンジしやすいかなという所で、最初ちょっとプレスライン下げていたんですけど。
シュライカー大阪に勝利したことが「めちゃくちゃでかい」理由
―前節(大分戦)も追いついて引き分けて・・・今回の大阪戦に勝利したのは大きいと思いますが、いかがですか?
めちゃくちゃ大きいですね。
やっぱり大阪はほんと調子良かったし・・・中断前も。
やっぱりタレント見てもすごいじゃないですか。
一人で点取れる選手が何人もいて。
なのでそこに対してのやり方、ディフェンスの仕方だったりとか、凄い重点的にトレーニングでやってきましたし。
そこが今日、個ではがされるところもそんな多くなかったし。
練習どおり、練習してきたことをゲームで発揮できて良かった・・・かなりデカいですね。
これで多分・・・順位も・・・、ちょっといま確かなことはわからないですけど、5位か・・・二つぐらいはたぶん上がっている(フウガは4位に浮上)んで、大きいですよね。
―大阪の「個に対するトレーニングをしてきた」と言う話がありましたが、それはカバーリングとか、そういう部分ですか?
カバーリングもそうだし、相手の特徴だったりとか、誰に誰をつけるか。
そこはちょっと戦術的なところなのでちょっと言いづらいですけど・・・
誰に対しては誰がついて、アラが1対1するときはこいつが付いて・・・みたいなところまで結構こだわってやっていたので。
そこは結構・・・
まぁ最初の1失点目は、上手くピヴォに反転されて、やられちゃいましたけど。
でも大阪相手に1失点・・・。
前節も大分相手に1失点なので。
こういう強い相手に固いゲームが出来てるって言うのはかなり大きい・・・成長できているかなと思います。
"攻撃的アラ"諸江 剣語が復活しそうなワケ
―そのあたりは守備に手応えを感じれている?
やっぱり荒牧 太郎新加入・・・
(ちょうどここで荒牧選手が通る)荒牧選手「もっと言ってくださーーーい」
でかいですかね(笑)。
あの人がフィクソに入って、僕がもう1列前に上がれる。
アラでプレーして、ファーストセットはまあ攻撃・・・
どんどん攻撃でシュートを打って・・・攻め込んでって感じじゃないですけど。
固くゲームを進められるというところは今、良い関係は築けてますし。
すごい荒牧 太郎の存在はでかいですね。
(最近は)アラなんてほとんどやらなかったんですけど、太郎さんが入ってきて、一緒にやるようになってからは、僕が一個前でプレーできるようになって。
―(諸江選手が)もともとフットサル始めた頃とかはアラでキュンキュンだったと思いますが?(笑)
そうですね。アラでドリブル好きでやってましたけど。
今は年齢を重ねて・・・なかなかね・・・。
本当はドリブルもしたいんですけど、なかなかやっぱ難しいし。
相手もレベルが高い選手なので。
チャンスあれば行きたいですけど。
―荒牧選手と一緒に出る時はそういうチャンスも増えそう?
そうですね。裏に良いボールも蹴ってくれるし、そういうランニングとか、裏へのランニングとかも増やしていければ。
今日みたいなゴールとかも取っていけると思うので。
ちょっと頑張りたいですね。
次節、久々のホームゲームで東京ダービー、ペスカドーラ町田戦に向けて
―中断明けてまだ負けてないですけども、次節に向けて。
そうですね。次節はアウェーじゃなくて、ホームで町田戦なんですけど・・・
やっぱりホームのフウガって結構強いんで。
そこでやっぱり久しぶりの試合ですし、お客さんの前で成長した姿というのを見せられたらなと思います。
ここで連勝できるかで、あの上位に食い込めるか、また下位に行くかっての決まってくるんで。
相手も良い選手がいっぱいいますけど。
今日みたいなゲームが出来れば、我慢強く戦えれば、チャンスあるかなと思ってるんで。
頑張ります。
取材・文:北谷 仁治
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