根暗

・正直生成AIの話題を目にするたびに死にたくなる。もうここは自分が生きる世界じゃないって感覚が拭えない。

・あんなこともこんなこともできる、すごい!って私も感動できたらいいのに。私はあんなこともこんなこともできてしまうことに絶望を感じてしまう。別にそんなことできなくたっていい。できない方がいい。グロテスクでめまいがする。

・仕事が奪われるかもしれない、とかそういうことではない。そんな現実的な危機感を抱けるほどの頭はない。そうではなくて、現実と虚構の区別がつかなくなる世界に虚しさしか感じられない。どうしようもない不安と恐怖。

・上の世代の中にもこんな思いをした人がいたんだろうか。ここにいないはずの人の声が手元の受話器から聞こえた時とか、姿がブラウン管に映った時なんかに。そういうのとは違う次元のことが起きていると感じるのは、単に自分が壮年で立ち会う未知だからなのだろうか。

・気質なのかな。暗くっていやだね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?