カステラ電車

・新幹線で読んだ。
自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 (サンクチュアリ出版)
https://www.amazon.co.jp/dp/4801401279

・むちゃくちゃおもしろかった。とにかくノリがよくて一瞬で読める。さすが大阪人。

・仏教系某団体の家庭に生まれ育ったゆえ、なんとなく理解してたつもりだったおお〜まかな仏教の流れを超ライトタッチで解説してくれて、改めて知ったことも結構多かった。

・東洋哲学、ええなぁ〜。「西洋哲学は生き方とか教えてくれない」みたいなこと書いてて、確かになと思った。東洋哲学のベースって割と優しいよなってのはなんとなく思っていた。大前提として東洋哲学説いた人って基本僧侶で生き方教えようとする姿勢だからかも。西洋哲学の人って基本学者だもんね。[西洋哲学を説く]ってあんま言わない気がするしな。

・いや、というか東洋哲学vs西洋哲学ってそもそも対立構造としてなんかおかしいのでは…?だ
って東洋哲学って要は大枠では仏教のことで、あくまで宗教的教えのことだ。それの対立項は西洋宗教にしないとフェアじゃない。キリスト教とか。そもそも東洋哲学って、なに…?

・まぁ得てして大枠の定義って曖昧なものだから、そんな気にすることじゃないのかもしれないけど。でも「西洋哲学には(生き方の)答えがないけど東洋哲学にはある」ってのは、ちょっと構造としておかしな気はする。東洋哲学=仏教と仮に置くなら、西洋宗教(ユダヤ教やキリスト教)にはちゃんと生き方は説かれてるわけで。西洋哲学にも宗教的要素ももちろん絡んでるだろうけど、哲学者は必ずしも僧侶ではないからな。生き方を説く人ではないわけで。

・ってどこだけなんかしっくりこなかったけど、そこは本筋ではないので大した話ではない。とにかく東洋哲学のおもしろさをおもしろく書いてあっておもしろかった(バカの感想文)。

・しかし疲れた!!0時前にどうにか家に辿り着いた。もうしばらく動けない。人間、もう夏に活動するべきじゃない。ひどい。ひどすぎる。

・休みます。

・そういやカステラみたいな電車に乗った。かわいい。銀座線だった。かわいいね。

おいしそう

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