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・明け方、めっちゃ怖い夢見て「わぁっ」って飛び起きた。心臓どくどく言うてた。

・グロテスクな描写があるので苦手な人は読まない方がいいかも。

・友達数人で山にいて、山の達人みたいな人に「熊に出会ったらこうしなさいね」と言われたものの(具体的に何をしろと言われたかは覚えてない)、Aちゃんだけ「そんなの大丈夫」って言ってあんまりいうこと聞く気がない様子だった。

・したら実際に熊が現れ、そのAちゃんをクンクンかぎだした。Aちゃんは余裕をかましていたのだが、次の瞬間、熊が腕に噛みついた。

・私は車の上に登って達人の教えを守っていたのだが、腕に熊をひっつけたAちゃんが泣き叫びながら私に助けを求めてきた。

・その瞬間「いや、え？助け求めるん？？自分が教えを守らなかったのに？？？私ちゃんと守ってるから噛まれてないのに、助けたら噛まれるかもしれないじゃん。人の教えを守らないのはあなたの信念でしょ？じゃあ泣かずに貫き通せや。」と思って一切動かず教えを守り続けた(その教えがなんなのかはわからんのだが、とにかく動かないまま何かをするみたいなのだったと思う)

・そうこうしてたら熊がAちゃんの膝から下を噛みちぎった。マネキンのようになってしまったAちゃんの腕を咥えて走り回る熊。泣き叫ぶAちゃん。「あ〜あ、言わんこっちゃない」と思いつつグロイ惨状に顔をしかめる私。

・ここで「わぁっ」って目が覚めた。胸糞悪すぎた。グロテスクだったのは妙にリアルな情景だけではない。私の恐ろしいほどの冷徹さもだ。それが自分でめちゃくちゃ怖かった。なんて冷たいんだ私は。。あれは本当に私か！？？

・Aちゃんは、コロナ禍でマスクを絶対しないという強い意志を持っていた。正直私はマスクをそんなに重要だとは思っていなかったけど、つけといた方が面倒じゃないからつけていた、という感じだった。人に不安を与えるのも申し訳ないししとくか、って感じ。

・なのでAちゃんの絶対マスクをしない、という強い思想のことを特に何とも思ってなかった。そのあたりは個人の自由だと思うし、法を犯さない限り個人の意思は尊重されるべきだ。

・…と、思っていた。だが、肩で息をしながら天井を見つめ、「違う」と思った。

・どこかで「面倒だなぁ」と思っていた自分に気付いたのだ。「そんな強情に人と違うことしなくても、たかだか布一枚くらいすりゃあいいのに。それで周りに面倒と思われてるのにな〜。」心の奥底ではおそらくそう思っていた。だが「個人の意思は法を犯さない限り尊重されねばならない」というあるべき論で、それを思ってはならないと押さえ込んでいた。夢によって、そんな構造を思い知らされたのだ。

・まぁこれに気付いたところで、私の行動が変わるわけではない。依然私は「個人の意思は法を犯さない限り尊重されねばならない」と思っているし、それは私のお気持ちよりも優先されるべきだとも思っている。だからこの夢の存在意義は謎なんだが、まぁ夢なんてたいした意味ないから考える必要もない。

・なんで突然熊なんて出てきたんだろう。思い当たる節は二つ。

・一つ目は、初めての北海道旅行で山に夜景見に行きたいな〜と調べてたけど、そういや熊とか出ないのかな?と思ったこと。

・二つ目は、これ。

・チャリ通勤途中で毎日見ている喫茶ベア。味のある看板だな〜くらいにしか思ってなかったんだけど。

・昨日ふとまじまじ見ると「右の熊笑ってないじゃん、こわ！」と思ったのだ。

・左の熊はニッコニコなのに、右の熊の表情が謎すぎてえもいわれぬ恐怖を感じてしまった。こいつのこの顔、どういう感情？？？

・たぶんこの二つが深層心理で重なって夢になったんだな。。だからなにって話だが、特になんでもありません。