ひこにゃん

・おかんの誕生日、城が見たいと言うので初めて彦根行った。三連休初日の晴天というのにさほど混んでおらずなかなかよかった。まだ彦根城はバレていないようだ…!

・ひこにゃん出陣予定ってので何時にどこに現れるか掲示されてたんだけど、なんかタイミング悪くて会えなさそうだね〜仕方がないね〜とか言って庭歩いてたら

・いた…!!!

・どうやら広報動画の撮影らしくファンサはしてなかったけど。かわいい。動きが全部かわいい。

・アンオフィシャル出没とはいえ、移動の時もきちんと指先までひこにゃんしていて感動した。夢を壊さない。

・しばらくしたらスタッフの「ひこにゃん移動しま〜す」の声と共に去って行った。横からしか見えなかったけどよかったね〜とか言いながら庭散策して出口に向かってたら

・またいたw場所移動して撮影してたらしい。

・今度はきちんとお顔が見えた。かわいい〜。

・「小さい時ディズニー連れてってもふてくされて興味ゼロだったくせに、あんたいつからキャラ好きになったん???」とおかんに驚かれて確かに…となった。そういえばいつからだろう。

・とはいえキャラならなんでもいいわけではない。私は「ひこにゃん」と「はばタン」に妙に惹かれている。ミッキーとかくまもんにはそこまで興味がわかない。理由はよくわからないが…。

・はばタンは、一度顔が似ていると言われて嬉しかったのが影響してる気はする。おこがましいが確かにちょっと似てると思う。

兵庫のアイドル「はばタン」

・こんな愛くるしくはないが…顔が丸いのと垂れ目気味なのが…ほんのちょっとだけ…

・かわいらしいものに興味が出たのは、年齢もあるかも。小さい頃は「子供は好きでしょこういうの、ほらほら」って媚びられる感じがあまり好きではなかった。大人は別に媚びてるわけじゃなく子供にただただ喜んで欲しいだけだって今ならわかるのに、当時は謎に訝っていた。めんどうな子供で、親には本当に申し訳ないことをした。

・それの延長上で、若い女の子はこういうキャラが好きなものって雰囲気にも抵抗あった気がする。

・自分がターゲットから完全に外れて初めて、素直にかわいらしさを楽しめるようになったのかもしれない。今考えればまわりからの見られ方を気にしていたのだろうか。そんなつもりはなかったが…それはそれで恥ずかしいな。自意識マトリョーシカ。

・博物館もなかなか見応えあってよかった。特にクーラーが効いてるのがすばらしく(本音)、つい長居してしまった。武将系から能、茶道まで結構幅広い展示内容。

ひこにゃんの前世
横風強そう
こん平師匠
片岡鶴太郎
わろてるような、おこのような
目にゴミ入りそうな機能不全眉毛

・モノホンの能舞台があってめちゃくちゃかっこよかったが、ガラス越しだったので上手く撮れなかった。上演されてる時に来たいな。されてるのかな。されてそうたぶんきっと。

平面ひこにゃんと彦根城

・彦根城よりひこにゃんに思いの外はしゃいでしまったけど、いい休日でした。

・そういやこの日もおかんはその辺の人に突然話しかけるので私はどぎまぎしてしまった。毎度のことながら全然慣れずにぎょっとしてしまう。。

・城の階段降りてる時、向かいから登ってきた人に「わぁ、しんどいねぇ!もうちょっと、がんばれがんばれ!!」と話しかけていたが、よく見たら金髪外国人ご夫婦だった。いや日本語通じひんやろ…と思ったものの、彼らは大袈裟に疲れたジェスチャーをして「So hard!!!」とおかんに訴え、おかんが「うんうん、もちょっとしたらお城見えるよ〜あとちょっとだよ〜」と答えると2人は笑顔でサムズアップして登って行った。私は完全おいてけぼりでぽかんとしてしまったが、間違いなく彼らは言語外で交流していた。

・この日はとにかく暑かったのだが、風通りのいい川辺のスポットを見つけて2人で涼しい涼しい、と大はしゃぎして休憩した。そこから出るときでくわした20歳くらいのカップルにおかんが「ねぇねぇあのね、そこ!!そこめーっちゃ涼しいよ!!風がびゅーって通ってきんもちいいよ〜!!涼んで行きなよ〜!!」と突然声をかけた。カップルは当然戸惑っていたが、おかんの迫力に気圧されたのか「あっ、そうなんですね!行ってみます!ありがとうございます〜!!!」と笑顔で涼みスポットに向かって行った。

・おかんは知らん人への躊躇がまったくない。おばはんになったからとか関係なく若い頃からそう。内向的な私は、小さい頃は誰かれかまわず話しかけるおかんが恥ずかしくてたまらなかった。巻き込まんとってやと思っていた。

・だけど最近はうらやましくってたまらない。おかんが急に声かけて迷惑そうにされたのは一度も見たことないから。毎回一期一会の交流する人生、豊かだなぁと思う。私にはできないけど。。

・おかんが歩けるうちに、いろいろなところに連れていきたい。72歳でも元気でいてくれることに感謝だな。ハピバおかん、まだまだ元気でおってな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?