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三浦春馬さんのニュースを見て感じたこと

※今日のnoteは明るくない内容を
含んでますので予めご了承ください※


今日は日本中が彼の訃報のニュースを
見て驚いたと思う。

個人的にも彼のファンだったので、
一瞬現実を受け入れられないほど驚いた。

そこで、今日はそのニュースを聞いて
感じたことを率直に話したい。


この記事は3分で読み終わります。



今まで書いてこなかったこと


フォロワーさんの中には、僕は東大を出て、
大企業に勤めてずっと幸せな人生を送って
来たと思うかもしれない。

実は今まで書いたことはなかったが、僕は
人生で2度本気で命を絶とうと思ったことがある


1回目は中学1年の時。

中学に通い始めた僕は、当時のシャイな性格も
あいまって3ヶ月間1人も友達ができなかった

昼ごはんは1人で教室で食べるのが辛くて、
トイレに行って食べていた。

体育の時間、ペアを組む相手が見つからず、
先生に相手を決めてもらう時間が何より辛かった。


その時、朝最寄りのバス停に降りるのも怖くて、
涙が溢れて降車ボタンを押せなかった経験がある。


当時の僕にとって、学校が人生の全てだった
ので本当に生きる意味がよく分からなかった。

ある意味、自殺のことを考えるのは
現実逃避みたいなもので、自殺が最終手段として
残ってることはかえって気持ちを軽くしてくれた


2回目は大学3年生の時。

当時、1年間付き合っていた大好きだった
彼女から「最初からずっと好きではなかった」
と言われて、しかも同じサークルの同期に
略奪のような形にされてしまった。

それでもジャンルリーダーとして、サークルに
毎週行って2人と顔を合わせないといけない。

当時は胸が張り裂けるような思いで行っていた。


加えて、アメリカ留学直前だったので、
将来への不安もあり、友達とクラブで
遊びまくったり、心が本当に不安定だった

当時は毎日のようにどうやったら死ぬのが
最も楽で、迷惑をかけないかずっと調べていた。



僕が今ここにいる理由


人生で2回、軽いうつ状態に陥っていた僕が
今ここにいるのは120%家族のおかげである


中学時代に友達ができなかったときは、
家族が心から気遣ってくれたのが心の支えだった

大学時代は、僕が居なくなったら家族が
どれくらい悲しむかを想像すると
実際の行為まで移せなかった


逆にその家族の存在がなければ、
僕はこの場にいれなかったと思う。


三浦春馬さんは、その家族の存在がありながらも
自殺という行為に及んでしまったのは、本当に
想像を絶する精神状態だったのだと思う。



見えない相手に批判される恐怖


一部報道では、三浦春馬さんが誹謗中傷に
悩まされていたというニュースがあった。

仮にそれが事実だとすると、木村花さんと同様に
SNSでの批判がまた人を殺したことになる。


ネット上に大量の批判を書かれる
精神的な苦痛は僕には計り知れない。


ただ僕は、ネット上での誹謗中傷がどんなもの
なのかを身を持って知ったことが最近あった。


最近あげた僕のダンスが今5万回ほど
再生されていて少しバズっている。


再生回数が増えると、コメントして
くださる方の数も当然増えていく。

大半はポジティブな内容だが、中には


きもい
ださい
目が逝ってる
操り人形なら満点
これ見て本人達がどれだけ
可愛く踊ってるか分かりましたwww


といったネガティブなコメントもあった。

僕自身、人からの批判とかはすぐ忘れて
しまうタイプなのだが、なぜかネット上の
こうしたコメントは頭から離れず、結構凹んだ。


面と向かって言われる批判は、心に刺さるが
相手がどんな思いでその批判をするのか
わかるので乗り越えられる。

でも顔も見たことない人に突然、
「きもい」と言われるのは、どんな人がどんな
ことを思って書いてるのか分からないから怖い。


イメージとしては、対面だと正面に盾を持って
相手の批判を受け止められるが、ネット上だと
四方八方から断続的に矢が降ってきて防ぎきれない


それを膨大な数を書かれる芸能人は
どんなに強靭なメンタルを持っていても、
落ち込んでる時に見たらかなり凹むと思う。


つまり、言葉には本気で人を殺せるだけの力が
あると思うので、周りにそういう方が
いたら全力で止めてあげてほしい



素敵な作品の数々をありがとう


ただ、仮に三浦春馬さんがどんな理由で自殺
されたとしても、彼が素晴らしい作品を
生み出し続けた事実は揺るがないと思う


恋空
君に届け
ごくせん
進撃の巨人
ブラッディマンデイ


彼は僕の人生の青春ドラマや映画の
多くに出演していた。

特に「僕にいた時間」では、病気によって
当たり前にできていたことができなくなり、
絶望しながら希望を持って生きる主人公を
繊細に演じていて、涙が止まらなかった😭



ドラマや舞台、映画だけでなく、
最近では歌手としても活躍していた。

そんな才能溢れる彼を
もう見られないのは心から悲しい。


でも、僕達は彼が自殺したからといって
"話題にしづらい人"にしてしまうのは勿体ない。

むしろ、彼のどんな作品が好きとか、
彼の魅力について語り合って、「日本にはこんな
素晴らしい俳優がいたんだよ」と語り継いでいく
のが残された私達が唯一できることな気がします。






ご冥福を心よりお祈りいたします。


最後まで読んでいただいてありがとうございます^^