#3 コラム 大型二輪免許(限定解除)取得記
♯2に、チラッと出た教習所の、
ナカガワ二輪車教習所の主(所長)であり、大型二輪免許の、いわゆる限定解除時代の偉人とも言える人がいました
(おそらくですが、その当時の年齢から、召されてしまったかな…ですので
過去形ですが)
中川政義氏という方でしたが
大雑把な経歴としては…
警視庁の白バイ隊員であり、その後に白バイ隊員を鍛え上げる鬼教官になり、その後に府中運転免許試験場の二輪車試験官、定年退職後に大型二輪免許を取得する為の教習所を開設し、都内でも屈指の限定解除名門校に作り上げた…
そんな方でしたが、バイク雑誌の限定解除特集などでもよく登場して解説などをしていました
名物なのは、竹刀を片手に教習生をバシバシと…言われていましたが、
実際には、軽くコン!程度でした
(今の時代なら、それでもネットで叩かれてしまうのでしょうか?(^^;)ちなみにアダスが行ったのは、この教習所では無いですが、ビデオで様子を見ました、どことなく北野武氏がメガホンやハリセンでツッコミながらバシッとやる感じに似ていて…(笑))
ただ、白バイ隊員の鬼教官時代は、バシバシだったのでしょう
中川氏の出版した古い本を読んだことがありますが
「白バイ教官時代、私の前に立つだけで隊員達は震え上がるほどだった」とか…
試験官時代には、何度も試験に落ちている、とある若者に
中「君は試験何度目だ?」
若「はい!○○回です!」
…ハキハキ答えたものの、目には涙を浮かばせていた、悪い事聞いちゃったな…」
中「よし、君の出来てないトコ教えてやる!後ろ乗れ!」
といったエピソードも…そういう事が出来たのも時代なのでしょう
昭和50年から施行された大型二輪免許の制度についても関わっているかと思われます(多分)
と、言うのも、これもまた書籍からなのですが、2輪車の事故が社会問題になるほど多く、また白バイ隊員ですら事故が多く発生していた時代で
(以下の文章、惨たらしい内容を含みます、閲覧…いや読むの注意です)
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「もう何人のタヒ体、瀕タヒの重体、を抱え上げたり、脳ミソを拾い集めたりしたか…」との事で、
それからオートバイでタヒぬ人を無くすべく、白バイ隊員の鬼教官、試験官、そして限定解除を目指す人の教官になったワケだ、と述べられていました
ビデオの最後ではメッセージがありましたが、要約で…
「親にもらった大切な体を傷めたり寿命を縮めたりして親不孝をする事は絶対に避けてほしい、バイクで長生きしてくれ」
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