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思いつくままに

つぶやきに書いていたら140字を超えてしまったので、テキストへ。あいかわらず大したことではない。

テレビでニュースを見ていたら、なんとなくいたちごっこだなという印象を受けていた。

そういえば、昨年の1月ごろの世界のニュースを見ていたときに、なぜか「映像の20世紀」でみた百年前に流行したスペイン風邪のことが思い浮かび、嫌な時代にならないといいなと思っていたことを思い出した。

スペイン風邪といえば、昔、里中満智子さんの「あすなろ坂」の一コマにスペイン風邪で亡くなった恋人島村抱月を追って自殺した松井須磨子の新聞記事の見出しがあったことを思い出した。

松井須磨子といえば♪命短し恋せよ乙女よ♪であるが、この歌を夜の公園でブランコの乗りながら口ずさんでいる志村喬扮する市役所の係長の背中。哀愁が漂っていた。人ことなかれ主義で生きていた主人公は、不治の病に冒され余命を知る。そのあと紆余曲折しながらも自分を生きる道を生ききる。人にどう思われようが生ききる。

昨日のように強制終了されてしまう人生はどうなのだろうか。何も準備もしないで突然終わるのだ。すべてが。

いつ終わりが訪れるかわからない。自分の寿命を知りたいものだと思う今日この頃である。できれば数年前にわかるとありがたい。


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