数字で見る双子育児

現在、およそ100人に1人が多胎児の母親である。全体の出生数が下がる中、晩婚化による不妊治療など生殖補助医療の普及に伴い、多胎児の母親の割合は、75人に1人に近づきつつある。

未熟児の増加

多胎妊娠の50.8%(単胎4.7%)が早産、71.6%(単胎8.2%)が未熟児。早産は母親由来の免疫が少ないために病気になりやすいリスクを抱えている。

虐待のリスク

単胎児に比べて虐待死の発生頻度が2.2倍。単胎児家庭と比べると虐待死の発生頻度が4倍も高まると推定。厚生労働省が公表して「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について」を基に分析。

母親の負担

産後うつになる確率が高いのは産後1ヶ月のこと。妊産婦の自殺等が多いのは産後9ヶ月。(2019年12月3日 厚生労働委員会 渡辺局長の答弁より)

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