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俳句と写真

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俳句写真など。 秋桜みたいな謙虚さで。
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2021年2月の記事一覧

俳句写真#15 朧夜

最近、ご近所に新築が増えつつあり、 この間も新しく家族が引っ越してきた。 朧夜に、暗かっ…

俳句写真#14 波紋

雨がずっと降っている。 窓から見える水たまりの波紋、 ぽつぽつと重なったり、 不意に誰か…

俳句写真#13 紅梅の咲くころ

今日はどうも大学の試験日だったらしく、 近くを通ると、なにやらせわしない様子だった。 【…

俳句写真#12 何者でもない

歳をとるにつれて、 何者でもないことを思い知らされる。 何者にもなれない。 ならば一枚の…

俳句写真#11 春遍路

今日久々にお遍路さんとすれ違った。 遍路道が寂しくなってしまって、 すっかりその様子に慣…

俳句写真#10 木蓮

いつぞやのお寺でみた木蓮。 薄桃色の露はなんとも甘美で、 雨の中見とれていたような気がす…

俳句写真#9 道後の休日

道後温泉の休憩室はちょっと特別。 贅沢だけれど、のんびり過ごすのも良い。 両手で包む湯呑み茶碗の湯気のゆらぎ。 心地よい温泉の雑踏と身体のぬくとさ。 〜暮早し 湯呑みを包む 掌や〜 F.Shirasagi 2021.02.18

俳句写真#8 小窓からの眺望

お城の小さな隙間から外を見る。 黒々とした木壁と白い雲。 子どもの笑い声と鳶の鳴き声。 …

俳句写真#6 イルミネーション

あの日あの人とイルミネーションを見に行った。 きれいだね、という平凡な言葉すら浮かばない…

俳句写真#7 友人との再会

本当に久々に友人と再会した。 なんでもないことで笑いあったり、からかいあったり。 懐かし…

俳句写真#5 夕焼けに思うこと

夕焼けに色々な気持ちを重ねることがある。 ある時は、哀しみか、喜びか、怒りか…。 海や山…