人に期待することと、自分に期待することを一旦やめてみた

こんばんは、ふっさんです。

深夜に文章を書いてます。ハイパー自分語りです。


今年に入ってから、自分自身を否定することが増えてきました。

というのも、いまの現状にまったく満足していないからです。


それなりに自動化して飯を食っていくことはできるけど、別にズバ抜けた富裕層でもないし、何が大きな事業を成し遂げたわけでもありません。

かといって、好きなことに没頭して過ごしているわけでもありません。


友達に誘われたら海外旅行に行ったり、たまに友人の事業を手伝ったりするくらいです。

事業もいま3つ同時に動かしてますが、まあそこそこ利益出ていい感じ、って状態です。

おそらく滅びることはないビジネスモデルですし、任せてる子もがんばってくれてるので、あとは利益が増え続けていくという構造を作りました。



でも、なんていうか、そんなぬるぬるダラダラした自分が、もう何ヶ月も嫌いです。


何もしてない休日なんかはひどいものです。

もっとリスクを取って動けよ
20代がもったいないぞ
人生1回なのにさあ、、

みたいな、自分を責める声がずっと脳内にこだましている。


そうして自分を責める声が大音量になってくると、他人に対してもついイライラしてしまうことがあります。


たとえば後輩が、ウジウジして行動しなかったり、お客さんのことを下にみた発言をしたとき。


すでにその試練を通ってきた人間からすれば、その後輩が弱さを隠すために誤魔化していることが透けて見えてしまいます。

子どもが嘘をつくとすぐに見抜けるのと同じ。。

あ、お前いま逃げたな?

となって、ついその場で指摘してしまう。



SNSを開くと、もっとその症状は悪化します。

インフルエンサーの友人たちは尊敬してる人たちばかりです。

そりゃもう華々しい実績がたくさん出てきます。

マネーの虎に出ました!とか
◯◯さんと食事に行きました!とか、
ビットコインが最高値突破!

とか。

自分が選ばなかった選択にずっと張り続け、華々しく成功した投稿が溢れるタイムラインを見ると、

あぁみんながんばってるなぁ。。それに比べて自分は。。

なんて思ったりもしてしまう。




・・・・けど本当は、自分がやるべきことは自分が一番わかってます。

自己紹介の漫画を書いたり、
広告を研究して打ってみたり、
Youtubeも本格的な長尺動画を作ったり。
ブログももっと書いたほうがいい。
メルマガももっと書いたほうがいい。
Xだってまだまだ進化させられる。

本当にやるべきことは、頭ではわかってる。



けど、なによりも怖いのは、自分の可能性を100%試してしまうことです。

もし、全力を出してしまったら、自分の限界が見えてしまう。もしそれが敗北だった場合、次の打つ手がなくなって、絶望してしまう。


きっとその絶望にビビっています。


いや、これすらかっこつけてるかも。シンプルにビビってるだけですね。


もっと言うなら、おれは本当は能力がないのかも?と認めるのを凄く怖がっている。


だからどうしても「本気出せばいけるのに」という伸び代を残して、保険をかけながら過ごしているのだなと。


そうやって、成功をゆるやかに延長し続けています。


そうやって誤魔化し続けてしまうと、いずれ最上級を取りに行かなくなります。


自分を正当化して、きっと滑り止めみたいな安牌な人生を選んでしまうのでしょう。

一流大学に挑まず、確実に受かる大学を選び、そこに通っておいて、こいつらってバカだなぁと見下す、みたいな。


それは、僕が"絶対にそうなりたくない"と否定し続けてきた人生そのものです。



そんな、女々しくて情けない自分に対して、ケリを付けるには、一体どうしたらいいのか?



前置きが長くなりましたが、結論を言うと

「自分への過度な期待をやめる」

ということ。


これが一番しっくりきています。



結局、自分に期待するから色々おかしいことになるのです。

これは他人に対しても同じ。

謎な期待をかけて、相手が思う通りに動かなかったら、ムカついてしまう。

あいつはわかってない、とか考えてしまう。



その謎な期待を自分自身に対して呪いのようにかけ続けているのが、自己嫌悪の正体でしょう。


だから、一度でいいので、高くなりすぎた自分への期待値をリセットする儀式が必要です。



僕は、もともと貧乏だったし、仕事ができなかったし、頭も悪かった。

そういや受験で裏技使って大学入っただけでした。
別に頭がいいわけでもない。


たまたまめっちゃ儲かるビジネスモデルを選んで、たまたま最初に選んだ人が自動化のプロだった。

お金持ちになれた理由は、マジでそれだけです。

自分が凄いんじゃない。

先人の知恵を盗んだだけ。

つまり構造的には、ビットコインで億り人になった人と同じかもしれないのです。



だから、精神構造の根本はあまり変わっていないかもしれない。

多少、できることが増えたくらいのレベル。


だから、
いまも課題から目を逸らしがちで、
周りに流されやすい人間であり、
大切な場面で思考放棄して人に騙されてしまう。

周りを信用できなくなってきたのもそれ。


成功したように見られてますが、内実はどうしようもないチキン野郎なのです。



でも、自分への期待値をゼロにしてみたことで、はじめてプライドに邪魔されず、自分の弱さと向き合うことができました。



具体的には、あり得ないくらいメンタルが落ちてるときに、もう自分の嫌いなところ全部書いてしまえ!というノリで、ノートに書き殴りました。

3ページくらいノンストップで書けました。

どんだけ自分のことが嫌いだったのか。



それをやると、むしろその嫌いな部分を客観的にみることができます。


すると不思議なことに、人や環境のせいなのか、それとも自分の姿勢の問題なのか、がわかるようになりました。


本当の意味で他責から自責に切り替わりました。

騙されたからもう人を信じない!ではなく、騙されやすいからリテラシーを高める勉強をしよう、と考える。


あいつは言い訳ばっかでダメなやつだ!ではなく、人を変えるのは難しいから仕組みを変えよう。そして本人が気付くまで何度も根気強く伝えよう、と考える。


人間関係は負債だから断捨離だ!ではなく、流されやすいからこそルールを作る。自分から人を巻き込んで楽しいイベントを開いてみよう、と考える。


自分への期待値を下げることで、はじめて自分の弱さが浮き彫りになります。


そうしてはじめて、心の弱さと対話を始めることができるのです。



そして今度こそは、目を逸らさない。

1%ずつでいいから、可能性を試してみる。


最善は尽くすけど、もとからできた人間じゃないんだから、別に失敗してもいい。


そんな、自分すら期待していない小さな覚悟。

その覚悟こそが、人生を前に進める、力強い原動力になるのだと思います。

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